新規則機第1弾は甘デジ!?

どもども、先週のコラムをぶっちしたシゲキです。読んでくださる方が少しでもいるのに我ながらいかんなぁ…と反省しつつも、気がつけばもう2月。そう、2月1日は新規則の施行日でしたね。

 

これを機に廃業するホールも多く、全国の店舗数はついに1万軒を割り込んでしまいました。寂しい限りですが、早くも保通協(※パチンコ台の審査をする財団法人)には新規則に対応したパチンコ台が持ち込まれ、中には今回の規則改正の目玉の1つである「設定付きパチンコ」も含まれているとか…。果たしてどうなんでしょう?

 

ただでさえ厳しくなった保通協の出玉試験において、設定付きの台を通過させるのは実は至難の業。確か現状、保通協には5台のパチンコ台を持ち込んで試射試験を行うのですが、設定付きパチンコでは設定毎に検査が必要なため、もしも設定が6段階なら5台×6設定=30回分の試射試験にパスしなければなりません。

 

たとえば出玉試験クリア率が50%の機種を、6段階の設定付きで持ち込むと仮定すると…単純計算で試射試験クリア率は1.5%に急降下!! ノーマルリーチレベルの適合率じゃ、さすがに無理ってもん。

 

そんなことを考えると、保通協に持ち込まれた設定付きパチンコは恐らく「ちょいパチ」か「甘デジ」だと予測しますが、果たして? まあ結果がわかるのは恐らく初夏。きっとどこかのメーカーが「設定付きパチンコ第1弾!」といった形でリリースすることでしょう。

 

まあ個人的にはパチンコ台を釘ではなく、設定で管理しようという考え方には大反対なのですが、とりあえずはどんな台が登場するのか興味津々で待ちたいと思います。

 

そういえば甘デジといえば昨日は西陣の新機種『モンキーターン4』の撮影に行ってまいりました。下に写真を載せましたが(※ちなみによく盤面写真を載せるのは私の自己満足。苦労して撮った写真を自慢したいのでついつい載せちゃうのです。スミマセン&ぜひ見てやってください!)、その特徴は甘デジとは思えない一撃の爆発力!! なにせ旧規則下における保通協の出玉試験において「甘デジなのに何回か落ちた」という噂(っていうか事実)がありましたから! 左打ち時の大当たり出玉は約40個とナメた少なさですが、一度RUSHに突入すれば約300個の出玉が10連、20連は当たり前!? 新規則下においては「120%試験で落ちる」と断言できる台なので、3月5日のホール登場を楽しみにしたいと思います。ではまた次週!

(C)河合克敏・小学館/モンキーターンプロジェクト

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