変わった仕様の台が続々と!

どもども、やっと仕事が一息ついてホッとしているシゲキです。このコラムも自己紹介編が終わり、今回からは好き勝手なことを書こうと思ったのですが…何にしよ? そういえば今週は西陣の次機種(予定)「桃剣〜」について聞かれることが多かったですね。展示会を行わず、ホールに対して個別に詳細を口頭で説明するという変わった営業方法なのですが…こういうコトをされると逆に調べたくなっちゃうのが編集者のサガ!? 早速、見に行ってきたホールさんの話を聞くと、なかなかに面白そうな仕様。立場上、詳細は書かないケド、今はネット時代だからすぐに情報が出回っちゃうんだろうな〜。厳しい時期だから予定1万3000台は大変かもしれないけど、登場を楽しみに致しましょう。

 

さて、西陣ほどではないにしても、8月下旬から9月頭にかけては変わったスペックのパチンコ台が相次いで登場します。中でも多いのが、いわゆる「1種2種複合機」と呼ばれるタイプ。例を挙げると、今週登場の『F.戦姫絶唱シンフォギア(SANKYO)』、9月頭登場の『ぱちんこ魔法少女まどか☆マギカ(京楽)』、『魔法先生ネギま!(サンセイ)』、『ぱちんこ攻殻機動隊(Sammy)』の4機種。どれもライトミドル程度の実質確率で初当たりが引け、右打ち中は役物内のV入賞で連チャンを狙うという仕様です。

 

なんか一斉に同じようなスペックの機種が登場しますが、ウリは残り保留を用いた連チャン性能の高さ。ちょっとわかりづらいスペックかもしれませんが、パチンコ雑誌などを読んで軽く理解してから打てば、きっと面白さがアップすると思います(ちなみにオススメは8月30日発売のパチンコオリジナル実戦術10月号。私も若干お手伝いさせて頂きましたが、巻頭で1種・2種複合機をわかりやすく大特集していまっせ!)。

 

まあ現行のデジパチが「確変率65%規制」の影響で連チャンしなくなったことを補う、可能性のあるスペックだとは思うのですが、果たして市場でのファンの評価はどうなるのか? 撮影してきた4機種の写真を下に載せつつ、雑誌屋としては楽しみにしたいと思います。

 

…。……。………ちょっとだけ原稿が短かかった気もするので、コソコソっと「デジパチの確変率65%規制」について愚痴を書いちゃお。

個人的には射幸性を抑制するのはある程度は致し方ないと思うケド、だからといって連チャン率を規制するのは関係ないだろ…とそもそも思うんですケドね。

たとえば簡単な例を挙げると「最大出玉を6000発に」という規制は仕方ないにしても、それに対して「出玉2000発で平均3連チャンする機種(継続率66.7%)」も、「出玉600発で平均10連チャンする機種(継続率90%)」も、どちらも射幸性は一緒。単なるゲーム性の違いだと思うのに、継続率をわざわざ自主規制するというのはワケがわかんない話。

警察庁に対して忖度をした…というのであれば、それは警察官僚をバカにし過ぎだと思うし(※本当に救いようのないバカだったらゴメンなさい)。もしかしたら「継続率が高い台でヒット機種を出せないメーカー」だけは得をするのかもしれないケド、こんな厳しい時代にパチンコファンをさらに減らすような自主規制をしてどうするんでしょう? 何はともあれ、射幸性と関係ないバカな自主規制の中でも多種多様なスペックの台が出てくるのは大歓迎。願わくばこれらの中からファンの心をつかむ大ヒット機種が出てくれると良いのですが。

ついでに今回の規則改正についての愚痴も書こうと思ったケド、そろそろ長くなってきたので、それはまた今度。次週もよろしくです!

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