羽根モノ名機紹介その1『たぬ吉君2』

どもども、秋から続いていた仕事が一息つき、やっと新年の初パチンコが打てたシゲキです。機種は『エヴァ14』と『バジリスク2』。どちらも期待通りの内容で、前者は「1時間打ってアツいのは5秒くらい?」という、まさに昔のエヴァシリーズを彷彿とさせる作り。「かつてのエヴァは良かった」という人は、きっと満足できるハズでっせ! 私は貯玉2500発のお布施で勘弁しておいてあげました。

『バジリスク2』も撮影取材で見た時は良いデキかも…と何となく感じたのですが、実際にホールで打ってもよくまとまっていて面白いですね。演出バランスに改善の余地はあると思うケド、年末に出たミドルタイプの中ではピカイチのデキでしょう。

 

さて、そんな年明けのパチンコの所感を述べた上で恐縮ですが、諸事情により今回からしばらくは羽根モノに特化したシゲキ的名機紹介をしたいと思いマス。初回は多くのファンが知る京楽の大ヒット羽根モノ『たぬ吉君2』でまいりましょうか。

たぬ吉君2の盤面写真

ホール登場は1992年のこと。当時、最強パチプロとしてぶいぶい言っていた私にとって、羽根モノは「早い時間にアンラッキーナンバーを引いてしまったorラッキーナンバーが引けなかった後、飲み屋が開くまでの時間&小遣い稼ぎのための存在(※この頃のデジパチや権利モノは無制限営業ではなく、ラッキーナンバーを引くと、アンラッキーナンバーを引くまで継続というホールが大半だったのです)」。色々な機種を打ちましたが、『たぬ吉君2』は小遣い稼ぎというレベルを超えた、まさに「爆裂羽根モノ」でした。

 

何せV入賞は小当たりみたいなもの。アツいのは大当たり時のドット抽選で、ここに「V」が出れば15R濃厚に加え、以降は3回連続でドットに「V」が出て打ち止め濃厚(※当時の羽根モノは定量制が一般的。都内は40玉交換で4000発定量の店が多かったですね)。その高い射幸性で人気を集め、こぞって多くのホールが導入したものです。

たぬ吉君2写真

まあ私のようなパチプロにとっては、この手のデジタル式羽根モノはいい迷惑。それまでの羽根モノは「少ない投資でほぼ確実に勝てた」から、たとえキャバっと有り金を使い果たしても「まあ羽根モノで軍資金を稼げばいいか」なんてコトもできたのですが、『たぬ吉君2』はまさにギャンブル台。デジタルに「V」さえ出れば(確か確率は17分の1)素人さんでも打ち止め濃厚だけど、「V」を引けなきゃほぼ勝てないし、そんなスペックだからホールも釘をイジりゃしない。甘かったのは新装の時くらいなものでしたねぇ。

 

とはいえ、デジタル式羽根モノによってパチプロばかりが稼いでいた羽根モノというジャンルが、一般ファンにも勝てる可能性があるモノに変化。また当時主流になり始めていた大量出玉羽根モノ(SANKYOのサンダードラゴンや、平和のトキオやニューヨーカー、西陣のモンローとか)に比べると、V入賞率が高いから羽根モノ本来の玉の動きの楽しさも味わえました。『たぬ吉君2』によって衰退の一途をたどっていた羽根モノが、若干とはいえ復権したのは確かでしょう。

たぬ吉君2

 

さて、そんな『たぬ吉君2』のシゲキ的思い出を3つばかり紹介すると、まずは奇跡のV入賞パターンかな。基本の大当たりパターンはポケットに入るか、ポケットに入り損ねた玉がポロリとVを直撃するパターンなのですが、ごくマレに左右のドーム型回転体と手前のプラ版の間に挟まれた玉が「GO」の矢印に沿って移動し、横からVを直撃!! 毎日のように打ち込んだ人ならきっと複数回体験したことがあるのでしょうが、個人的には「こんなパターンもあるんだぁ(゚∀゚)」と、かなり驚いた瞬間でした(ただしタイムオーバーでV入賞しても大当たりしない可能性もアリ)。

たぬ吉君2

 

続いては奇跡…じゃないけど悔しいパンクパターン。共感してくれる人も多いと思いますが、この手の1個貯留タイプの大当たり中に、貯留した玉がサビててボロボロだったりするとドキドキモノっすよね。で、嫌な予感が見事に的中して2連目の「V」の時にパンク発生。くっそー! とはいえまだあと2回「V」が出るハズだから、なんとか打ち止め個数の4000個まで持っていけるかな…なんて思ったら、次の大当たり時のドットは◆(ダイヤマーク)。…。……。………ってなぜ? これも『たぬ吉君2』を打った人にとって今でこそ常識(!?)ですが、パンクすると「V」の連チャンが止まっちゃうんですよね。私も店員も最初の「V」を引いた時点で打ち止め濃厚かと思い、台上には「爆裂中」の札が入り、足下には打ち止め用にカラのドル箱が用意されていたのに…あぁ恥ずかしいったりゃありゃしない。良い勉強になりました。

たぬ吉君2

 

最後はハイエナ戦法かな。33玉交換&3000個定量の店でジグマっていた時のことなのですが、MAXで5000個以上の玉が出ちゃう『たぬ吉君2』では、3000個定量だと3回目の「V」で打ち止めになることがしばしば。で、その台を覚えておき、開放と同時にゲットすると初回大当たりが必ず「V」で、1500個近い出玉をゲット! 連チャンはしないけど、これを元手に一勝負するも良し、他の羽根モノに持ち玉移動しても良し…ちょっとだけ美味しい思いができた覚えがあります。その後、潜伏確変機が登場した時には元祖ハイエナクズ野郎と呼ばれた私ですが、攻略の基礎を築いたのは「たぬ吉君2だったのかも」…なんて思う今日この頃でした。

たぬ吉君2新セル

さて、なんで今回から急に羽根モノ名機の紹介を始めたかと言うと、実は1月27日(月)に「羽根モノ大全」という雑誌が発売されるから。そのお値段たるや、なんと一冊4980円+税ですって! 私の正月を完全に潰した元凶かつビックリのお値段ですが、これまで世に出た羽根モノの大半を掲載した、ある意味で歴史的&永久保存版の一冊。羽根モノ好きを自認する方なら、当時の打ち止め1回分より安いと思ってぜひ一冊!? ではまた次回です。

羽根モノ大全

コメント

  1. 匿名 より:

    千葉県内でゲームセンターでどっかにたぬきちくんていう平台を探していますどっか置いてあるお店を教えてください

  2. 青山 シゲキ より:

    すみません、人生9割がパチンコというバカですが、5号営業は詳しくありませんm(__)m
    何年か前に収録絡みで巣鴨のライズさんというゲームセンターに行った時に、見た覚えがあるくらいっすね。

  3. 匿名 より:

    今年46歳になりますが、高校生の時のパチンコデビュー台がたぬ吉君でした(笑)お小遣いが貰えなかったのでアルバイト(時給630円で週末焼肉店の皿洗い)していて、投資500円でVが出て見事4連チャン交換して1万円は、高校生当時いいお小遣い稼ぎになった記憶があります。その後、調子に乗って連チャンフィーバー機やアレジンなど恐ろしい台を覚えてしまいましたが・・・

  4. 青山 シゲキ より:

    確かに『たぬ吉』は「Vが出たら1万円ゲット!」みたいなイメージが私にもあります。当時の都内の羽根モノは3円交換で3000〜4000個定量か、2.5円交換4000個定量で使う店が多かったですね。ちなみに私は権利モノがメインで、アレパチは朝イチ以外はハマらずに済みました(^o^)

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