CRデジパチ名機紹介その2・1994年編

どもども、缶詰状態が10日間ほど続いているシゲキです。今日が何曜日なのかすらわからなくなっていたのですが、先程担当者から「もう10月も終わりだというのに、コラムはどうなっているんですか?」という催促を頂き、今月が終わるというのを知った次第。こりゃまいったな〜。ビレッジさんもそうだけど、同じウェブ仕事の遊技日本のコラムもすっかりサボっちゃってるし…。

 

そんなわけでパチンコを打つどころか、ホールを覗くヒマすらない状況下につき、今回は過去の名機紹介の第2弾とまいりましょう。

 

前回は1993年を紹介しましたが、その翌年の1994年はまさにCR機が大フィーバーした年。そして、その中心にいたのは平和の『CR黄門ちゃま2』で決まりでしょう。

CR黄門ちゃま2の写真だ

大当たり確率◆1/394.3
確変突入率◆1/3(2回ループ)
払い出し出玉◆約2400個

 

その後、「帰ってきた」とか「時代をまたぐ」とか「寿」とか「超寿」とか「ドラム」とか「神盛」とか山ほどの後継機が登場した人気シリーズですが、大ヒットの始まりとなったのが本機。新たにCR島を導入するホールが必ずといって良いほど大量導入し、その設置台数は当時としては前人未到となる余裕の30万台OVER!? CR機が注目を集めたキッカケが前回紹介した『CR花満開』だとすれば、世の中に普及したのは『CR黄門ちゃま2』のおかげと言って間違いないでしょう。

 

特に「確変に3分の1で突入して、以降2回にわたってループする」という、いわゆる「旧基準フルスペック」は本機が確立。これによりホールの売上とファン人口は急拡大して、パチンコ業界は黄金期を迎えることになります。

ちなみに演出面も当時としては秀逸。まだまだSPリーチが地味だった時代にあって、八兵衛と矢七(←弥七でした、すんません)という2つの個性的なキャラを用いたリーチは斬新。中でも八兵衛は失敗した時の「次こそ当てるよ」という無責任な一言にはムカツきましたが、右図柄にうまく乗った際のアツさは半端ないものでしたね。

 

1994年は他にも『CR球界王(西陣)』『CR名画(平和)』『CRビッグソロッター(大一)』『CRF.ワールドI(SANKYO)』『CRF.ネプチューン(SANKYO)』がスマッシュヒット! いずれも個性的な名機揃いで、打つのが楽しいのなんのって。おかげで1年のうち360日はホールへ出向き、私の脳ミソは鉛色に染まることに…。

さて書き殴りで恐縮ですが、そろそろ終わりの見えない仕事に戻らないと…。あっ、そういえばなぜコラムで「CR名機紹介」を始めたのか、説明するのを忘れてた。

 

実はガイドワークスから「パチンコ必勝ガイドCRデジパチ大図鑑」という本が年末に発売されます。その内容は、これまで世の中に登場した全てのCRデジパチを掲載するという気の狂った…じゃなくて、頭のおかしい…じゃなくて、物凄い内容。はいいけれど、読むのは楽しそうだけど、作るほうはたまったもんじゃナシ! だって2000機種以上あるんでっせ! ぶっちゃけ版権のマルシーを出すだけで丸4日、機種リスト作ってスペック抜き出すだけで丸7日間、盤面写真を準備するのに丸10日間がパー。ここからレイアウト作って原稿書いてデザインして、なんて考えると……あんぎゃ〜!!

これまで編集長として数百冊、ライターとしては数千冊のパチンコ雑誌にかかわってきたけど、ここまで終わる気がしない進行は初めての経験。もし本が出たら、私を気の毒に思ってぜひ一冊!? ではまた次回です。

コメント

  1. 匿名より:

    ×矢七→○弥七

    2020年11月3日 PM 5:14
  2. 青山 シゲキ より:

    あ、ほんとだ。失礼致しました&修正致しましたぁm(_ _)m

    2020年12月11日 AM 2:14

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