ガロっとカメラマン

どもども、今回から週一でコラムを書かせて頂くシゲキと申します。軽く自己紹介を致しますと、パチンコ雑誌の編集を基本に、パチンコ台やパチンコ番組やパチンコ漫画の監修などなど、まあパチンコ絡みの何でも屋といった商売をしております。元々はパチプロで、そこからパチンコ業界に入って早20年……世間常識は猿以下ですが、脳ミソの9割が銀色に染まっておりますのでパチンコに関することだけは何でもござれ!? こんなクズですが読者諸氏の皆様、今後はよろしくお願い致します。

さて、初回とはいえ短い自己紹介文だけで終わるのは手を抜き過ぎのような気がするので、自己紹介の補足を兼ねた日記を書かせていただきましょう。

本日はちょうど業界の超注目機種、『牙狼』最新作の撮影取材に行ってまいりました。そして私の何でも屋稼業の1つが実は「パチンコ台専門カメラマン」。パチンコ台以外は女の子しか撮らない&撮れないというナメ腐った根性をしていますが、台の撮影って意外と大変なんですよ。

約20キロの機材を抱えて山手線で取材場所に出向き、いざ『牙狼』最新作とご対面!! 本当だったら昨年末にはホールに登場…なんて話は今や昔の物語。ホラーならぬ保通協相手に記録的連敗を重ね、ファンにとってもホールにとっても待ちに待った光臨です。

そして覚悟はしていましたが、こりゃまた凄い専用枠ですね~。京楽の『仕事人V』の時も思いましたが、カメラマン泣かせ…っていうかもはや号泣レベルです。立体的な2枚の液晶に加え、生首や牙狼剣などの役モノは前作以上の豪華さで、撮影するのは至難の業。さらにはライティングに合わせて台枠を動かそうと思ったら、鬼のように重くて押しても引いてもビクともせず…どないせえっちゅーねん!!

ちなみに『仕事人V』の時は総重量約53キロ(※シゲキ調べ)。知り合いのホールが業者から「お値段たったの49万9800円(税抜き)。グラム1000円以下って考えたら松阪牛よりもお買い得なんですよ!」なんてジョークを言われ、殺意を抱いたけど絶対に買いたいから笑顔で耐えた…と言っていましたが、そんな『仕事人』よりも『牙狼』は重そう。ホールに設置する作業員も大変だろうケド、撮影する私も涙目です。

さらには同行した編集者からは「シゲキさん、今回は台枠も撮ってください。7図柄揃いに加え、顔や剣が出ている場面で!」と気軽に言われ…私もちょっとだけ殺意を抱きました。とりあえず台を動かすのを諦めて撮影したため、シゲキ的なデキは60点といったトコロですが、本日撮影した台枠写真を下に載せましょう。

 

garodaiwaku

 

たった1枚の写真ですが、これには私の汗と涙と技術と経験と殺意が詰まってるんです。もし皆さんがパチンコ雑誌を眺める機会がありましたら、少しだけ盤面写真を意識して頂けると私が嬉しいのですが…。

とはいえ実は昔はともかく、今や盤面や台枠を自社で撮影する雑誌屋なんてウチとガイドワークスさんくらいのもの。他はどこもメーカーが提供する宣材写真をそのまま用いているのが現状です。でも自己満足なのですが、見た目に綺麗な宣材写真よりも、撮影写真ならではのリアル感が個人的には好きなんですよねぇ。

さて、というわけで今回はプロカメラマンとしてのシゲキを掲載しましたが、来週はまた異なる業務で自己紹介の続きとまいりたいと思いマス。パチンコ業界しか知らない奴ですが、末永くお願い致します。

 

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