かませ犬

スーパー海物語のハワイ版が出ました。皆さんご存知のことと思いますがこの機械はかませ犬。ハワイの海は10年ぶりですが、前作品が出たときは、ゼロヨン基準機真っ只中。大ヤマト2が大ヒットしてたのを横目に、三洋はそれよりも、とっつきやすい仕様にして発売。T1Yはヤマトより少なめ、大当たり確率1/370、確変率が60%。ヤマトを敬遠したパチプロがこぞって海に走る。然しながら、海が大嫌いな私は、あくまでもヤマトにこだわり、ヤマトONLY ONEでした。

ヤマト1本やりを貫いていたのですが、ある事をきっかけにして海を打つことになります。


この頃、何故海を打たなかったのか?についてちょっとだけ書いてみます。パチプロがこぞって海をあてにしていた時代。自分は断固としてこれを拒否。その理由は、パチプロとバッティングしたくなかったということがひとつ。そしてもうひとつは、海のゲージ構成にあります。確変機は普通電動役物を作動させるために抽選口が必要になりますけど、これには玉の流れに沿った内側のゲージと、玉の流れからはみ出た外側を通過させるゲージがあります。確変機が出てしばらく遊技機メーカーは外側ゲージを使うことはタブーとしてきました。何故なら、外側ゲージを使えば、スタートを上げれば、確変ベースが死ぬ。確変ベースを上げればスタートが死ぬ。どっちかを上げればどっちかが死ぬことになるからです。


新海物語の頃を良く思い出して下さい。通常なら谷釘のすぐ左下辺りに通過チャッカーがあるのですが、新海ではここから随分と左下方向へ離れた場所に設置されました。これでは、通過チャッカーに玉を入れようとすると、寄り釘をかなりマイナス調整しなければなりません。そして通過チャッカーを通過した玉は絶対にヘソには入らないような構造になっています。これが、私が海を死ぬほど嫌った最大の理由であります。


電チューを開くために通過させる口が必要なのは理解できますが、その口を通った玉にも、ヘソに入賞出来る資格が必要だろう。これが、私の言い分です。


海を打つのが嫌で嫌で嫌でしょうがなかった。絶対に海だけは打たん。海なんか打たなくても勝てる台なんていくらでもあるんや。海に手を出すようになったら俺はおしまいだ。これはパチンコメーカーに対する自分なりの反抗でした。


遊技機メーカーは、確変機発売当初は内側ゲージを守ってくれてました。三洋物産が、海物語を発売した時に、この不文律を破ったのです。だから、ギンパラや海物語や新海物語を出してた頃の三洋物産は、大嫌い。これ以降、遊技機メーカーは皆こぞって外側ゲージを作るようになってしまったのですが、これも時代の流れかなあと割り切って妥協したのが、上記の大ヤマト2という台でございます。因みに、かつて好きなパチンコ台ベスト3を書いたことありましたが、大ヤマト2をそこから外したのは、外側ゲージだったから。これが内側ゲージならベスト3に入れてます。更に続けていうと、必殺仕事人Ⅲという機械がありますけど、この機械は風車の位置が良くなかったため、寄りこぼれが酷い台でした。風車の位置が、あと2ミリ左に寄っていれば、この機械もベスト3に食い込んだと思います。


私はこういう細かいことに拘る人間です。ですが、こういうことに意識がいかない人間は、何年パチンコ打ってもパチンコが上達することはないと思いますよ。


パチンコの腕前は日本一。マスクマンとの出会い

スパ海のハワイを打ったことは数えるほどしかありません。これに手を出すことになったキッカケは、S級パチプロのマスクマンが打ってた姿を見て唖然としたからです。彼の打ち方を真似すると、イベントのときはスタートが8.2~8.3まで膨れ上がり、その威力に驚いたものです。これ以降マスクマンに対しては特別な感情を抱いて遊技していたのを良く覚えています。当時は、タイホウ熱田店、キャッスル尾頭橋店、ダイイチ昭和橋店辺りでしょっちゅうお見かけしておりましたから、テリトリーは私と同じだと思うのですが、最近は全く見かけなくなってしまいました。パチンコの腕前はS級。腕の良いパチプロさんほど状況を見極める能力に長けてますから、早々に見切りをつけたのかもしれません。思えば、この頃パチプロのKさん、Sさん、STさん、めおとパチプロさん、サングラスの兄ちゃん、スッポン、エバ夫婦と色んな出会いがあった時期。キャッスル尾頭橋店で、一緒に戦っていた人の中には、パチンコ必勝ガイドで有名なレイリーさんという方もいらっしゃいます。

 

そんなこんなで思い入れが全くないわけじゃあないのですが、ゲージを見たときに強烈な違和感がありました。果たしてこの違和感はどっから来るのかなあと考えていたのですが、盤面をじっくり眺めていて、持っているボールペンであれやこれやと長さを計っているうちにようやく答えにたどり着きました。なるほどー、そういうことか。結論から言うと、今度のスパ海。ゲージめっちゃ辛いです。桃鉄と比較すると、悪くなったところが3点。良くなったところが1点。総合的には、桃鉄よりもかなり悪い。まあ、ゲージに関しては今まで散々説明をしてきたつもりなので、どこが良くてどこが悪いかについて、今回は書かないことにします。全てをこと細かく説明する書き方も良いですが、半分くらいはぼかして読み手に考えていただくというのも大切なこと。


今日の戦略は、第一土曜日。いつものように野生の王国に陣取って勝負開始。先月見た時と同じくらい。ちょっとヘソが足りないかなあと思ったのですが、今日はほかにあてがありませんから。朝一72回転で、リーチ、リーチ、リーチっていう奴から。途中で群が流れて半分くらいは当たるかな程度で見てましたら、シマウマで揃って222.。これが16R確変。野生の王国の場合はセグみると16Rか6Rなのかすぐ分かります。然しST中は当たらずこうなるとほぼ買い足しなのですが、お次も早くて162回転目。ピー助が宇宙に帰るという奴。途中でチャンスアップがあったのですが、ちょうどスッポンが立ち止まって後ろで見ていたところ。「コレ熱いんですか」って聞いてくるから、「こんなの冷やかしだよ」。って言ってるそばから当たりやがった。またしても16Rの方。これがST中に6Rを2回引いたけど、そのあと捕まった。


捕まってるとき、ふと思った。6月や7月の第一土曜日も野生の王国を打ったけど、その時よりは、明らかにヘソが足りない。だからスタートも足りない。感覚的には7ぐらいかな?

 


捕まり始めると、この台は結構てこずる。当たりそうな演出がてんこ盛り。今度は当たったか?今度こそ、当たりとちゃうか?みたいな奴ばかりに心を踊らされて、結局はハズレ。虚しい。大体赤保留は単なるチャンスアップ程度。赤保留から動物トライアスロンとか、ダンス対決リーチに発展する時は殆どハズレ。この二つは群を伴ってもあまりあてにならない。ランプ上は561回転目にその時はやって来た。激熱演出てんこ盛りから、動物大パレード。この演出で外れたところを見たことがない。多分大丈夫って…ぷっ、7を通り越して8で止まった。あれっと思ったけど、どうやら外れらしいわ。この台の激熱演出って結構辛いなあ。

 

593回転目に発展した動物トライアスロン。はいはい、またハズレですかと思ってたら、コメントがいつもと違う。こういう時は当たる時があるーって期待したら当たっちゃった。してやったり。これが13回転、13回転、4回転6回転、23回転とビシバシに決まる。16R×3,6R×3で5600個。ここで一旦席を外し、冷静に考えよう。 スタートはたかだか7くらいしかありゃしない。今月は、この後のスケジュールを考えると今日は負けないで帰った 方が良さそうだ。あんでかっつうと、ハワイの海が使えないから。 

 

ハワイの海を見てお金になると踏んだ人の感覚を疑う。この台どう見ても沖縄4が出るまでのかませ犬。どこの店行っても、この台の釘開けてんの見たことない。既にパチンコホール内のゴミと化しておる。捨ててまえや!そんなもの。 


野生の王国 
(1) 72回転、単発
(2) 82回転、3連
(3) 513回転、6連
 低確率時3/667
 高確率時7/372
 16R5,6R5

 貯玉使用3500
 貯玉5638
 7600相当プラス

 

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