打ち子が島を占拠する時代

キャッスル岩倉店グランドオープン。って200台のしょぼい店。然も潰れたのを再生した掘立小屋。大体岩倉市にあるパチンコホールなんてたかがしててるからね。潰れかかったちっちゃな店が3店舗あるだけ。こんな店誰も来ないやろうとタカをくくっていたけれど、昨日の夜様子見すると20台くらいある沖縄4の島だけが何故か激甘。と思ったら20人中19人までが打ち子さんが占拠していた。堅気の人間は一人だけしかおらぬ。何でそんなことが分かるのかってったって、そりゃ他の面子は全員顔なじみだから。


4パチ150台。沖縄以外は全てボーダー割れ。甘いのは沖縄だけって。そこを打ち子に占領されたら他の人はやることないじゃん?この店バッカじゃないの?昔ならこんな状況なかったんだけどね。他府県にお住まいの方はこういう経験がないのかもしれませんがご当地では、打ち子対策をキッチリやらないとこんなことになります。こんな状況じゃ日曜日は無理だな。私は打ち子のお頭とよくしゃべる間柄なんで、今日俺が沖縄打つぞといったら道を開けてくれるとは思うけど…でももういい。彼らは生活かかってるからそこに無理して割り込まんでもええやろ。


この店の沖縄4は回りますよ。7.2くらいかな。今まで見た中で一番グッドな釘調整だった。この店をあきらめて地元に戻ってマルハン中川店。7の日。昨日の下見で花の慶次3台に的を絞って中に入ると、一番候補のカド番には先客があった。仕方ないので他を当たったけど、ヘソはギリギリ打てるレベル。然しながら、小物の入賞口がかなりマイナス調整なので判断に迷う。6~6.2なれど、小物に入らないとしたら1000円当たりの回転数に直すと大したことはない。ニューギンの直営店ではここが潰されてなかったので良かったんだけど、ここに入らないとなるとちょっとなあ。しばし小考の末。


今日のパチンコは辞めにします。2010年くらいまでなら、今日の釘調整ならば深追いしてたと思う。今月は月末までに至る過程で殆ど稼ぎがないから、勝ち負けのハッキリしない奴には手を出し辛い。最後の最後に危険な賭けに出て大きなマイナスを食らったんでは来月の稼働に影響する。岩倉の沖縄くらいなら手を出すけど、マルハンの慶次では根拠に乏しい。私に絶対的なアドバンテージが来る時まで待とう。今月は、端っから捨てたようなもんだけど、来月は何とかなるでしょ。そういうことで、実践結果はかけないから、代わりに今まで書こうかどうしようかと思ってたことをちょっとだけ書いてみます。

 


サングラスの兄ちゃんとの出会い


出会いシリーズとして今後はこのテーマで語ることがあると思います。単なる思い出話として聞いてやってください。私の日記にサングラスの兄ちゃんという人がたまに出てきます。今日は、話を整理するために彼との出会いを少し書いてみたいと思います。2010年10月未明、タイホウ熱田店での出来事。初めて出会ったのはそれから3年くらい前のことです。この年の9月は当たり月で45万勝ってるのですが、その一大原動力となったのが京楽産業の水戸黄門という機械でした。確変中に確変で当たるとALL2000発というこの機械は、結構きつめの仕様でしたが電サポ中の止め打ち効果は抜群。後の止め打ち軍団多発現象のはしりとなった機械でございます。


島で3台回りグセの良いのがあって止め打ちでかなり玉が増えるので、これほど儲かる機械は他にありません。沖縄2が頭打ちになってきた頃合なので、これからは水戸黄門で稼ぎ放題です。ところが、ある日の夕方、サングラスの兄ちゃんに私が水戸黄門打ってるところを目撃されました。彼はじーっとこっち見てるので嫌な気はしたのですが悪い予感の的中です。


翌日の月曜日から金曜日まで、その台はサングラスの兄ちゃんにぶっ通しで抜かれました。

これには参りました。私は彼を問い詰めました。


もちろん、誰がどの台で遊技しようが文句を言う話ではありません。然しながら、彼がとった行動の発端は私がその台で遊技していたことを「見た」ことにあります。パチプロが飯の種にしてる台を、私は決して横取りしない。私が飯の種にしている台をパチプロは横取りしない。パチプロと土日パチンカーの間には、互いの領域戦犯をしないという不文律があるわけでございます。


彼は、この不文律を破ったのです。


パチプロと土日パチンカーの関係は微妙です。平日と土日という区分けがあるので、衝突は少ないと思われがちですが実際にはそうでもありません。私は、平日の強いイベント日の様子見で、プロが居座っている台を目撃するし、プロは土日イベントのときに、私が居座ってる台を目の当たりにすることになります。そうして暗黙のルールができあがります。両者はできるだけ領域戦犯しないように神経を尖らせるのです。


彼を問いただした時の遣り取りです


月~金までは私は仕事してるので、彼が遊技するけど、土日は私に道を譲るから問題ないと考えたようです。然し問題はそんなことではなく、月曜日から金曜日まで5日間びっしり稼働すると、土日には無残なほど釘が締まります。複数台候補があるので、それをローテーションで打ってくれれば、まだましですけど彼は1つの台に固執しました。しかも、勝てると分かってからは友人を招き入れ、優良台を全て占領するようになりました。こうなると、もうお手上げです。ヘソ以外にも手を加えられるでしょう。風車や寄りは一度マイナス調整されると、もう二度と元には戻らなくなるのですよ。

「えっ、そーなんですか?」


一番唖然としたのはそれを聞いた時でした。彼は釘がどういうプロセスで締まっていくかという基本的なことを知らなかったのです。そして、驚いたことに、ヘソ以外の釘調整というものがあるということを知らなかったのです。パチプロに非ず、単なるゴロツキだったというお話です


「じゃあ、何でこの台打ったの?」。


「あんたが打ってたから回ると思ったんだよね-」。

 

ここまでのお話で、色々と意見があるとは思います。物の見方は自由ですし、どちらに肩入れしても構いません。然しながら、私は長い間、パチンコの世界で戦ってきた人間です。彼の取った行動は許し難いものでした。非常に嫌な思い出のひとつですね。でも、よーく話をしてみると、パチンコが未熟なだけで、悪気はなかったんだなということが分かりました。私は人間関係にヒビを入れることなく沖縄の島に戻りました。その腐れ縁が今でも継続してるのですが、本当に奴は人間的に根が悪いわけじゃあないんですよ。性格が悪ければその後の付き合いはありません。フフフ、でも根本的に彼とその友人達のことは信用はしてませんけどね。因みに、その当時彼は水戸黄門を3ヶ月ぶっ通して、日当3万×90日。つまり3ヶ月で270万円勝ちました。だから今でも、あの時良い思いできたのは俺のおかげだぞって脅かしてやるわけです。


パチンコ打ってると、本当に嫌な事によく遭遇します。タイヤのパンクに、ドアミラーの破壊。自分が打ってる台のマーキング、自分の行為に対する監視。そういう経験がない方は、あんまし勝ってないんじゃないかと思うんですけど、勝ち戦が顕著になりますと、そういう事態に遭遇する確率は高くなります。とは言うものの、結局パチンコってのは金がかかってるから仕方ないんですね。タイヤをパンクさせた方は、どこかで憎しみを抱いたんでしょうし、それは私に原因があるのかも知れません。サングラスの兄ちゃんが取った行為も、私には無関係と言い切れるでしょうか?

 

パチンコホールの現場では、人間対人間という構図があります。釘調整する人とそれを看破する遊技者との関係もまた人間対人間の戦いです。パチプロは機械との戦いオンリーと言い切る人が多いのですが、私はそうは思いません。現場で起こりえる人間関係も勝敗を左右することが大いに有ります。。長くパチンコやってると色んなことがありますよ。良いこと、悪いこと。それらを全て含めてパチンコのことを愛してやってください。

 

今日はつまらない話で道がそれました。でもこの話をしておかないといけないのではないか?

どっかでそう思ってました。

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