ベース6.2とベース28.4

ここ3か月間まともな勝ちがない。奇数月末の土曜日はいつも決まった美容室へ行って髪を切ってもらうのだが、色々と話をしてると、パチンコで勝ちたいから色々と努力をしているという。私のブログがそのお助けになっていないので、申し訳ないなと思いながらも「勝ちたい一心でやっている」は予想外の言葉だった。パチンコで負けておられる方が、勝ちたいつもりでやっているとは思ってもみなかった。負けている人は、大抵論理的でない考え方で遊技機に立ち向かっているから。勝つつもりで遊技しているとは思えないフシがあるから。

 

(1)自分が座ったら他の隣台がやけに大当たりする。
(2)自分が嵌っている台は、止めると他の人が座ってすぐ大当たりする。
(3)そのくせ嵌っている台に、自分が座ってもお座り一発が決まらない。

 


大昔からずっと思ってたけど、負けてる人間はそういうことに強い関心がある。上記(1),(2),(3)は膨大なサンプル数に基づいた統計的な数値によるものではなく、個人の主観である。個人の主観が、論理的な考え方を上回るというところが負けてる人たちの共通項。自分が遊技機に居座ったら他の台の大当たり結果など関係ない。否、あっち打っといた方が良かったなどということは結果論としてあるかもしれないけど、自分が打っている遊技機台の大当たりにはまるで無関係である。こんな当たり前のことが、当たり前として認識できない時点で大きな問題を抱えているような気がする。


換金率の高低について是非を問う。

 

パチンコで負けてる人間は、等価が一番有利だという。何故かというと、売上玉をそのままジェットに流しても負けないから。こんな馬鹿げたことを真剣に考える方がどうかしている。売上玉はいつか飲まれるのだから景品玉が出なければ、等価も低価も負けたことに変わりはない。低価の方がよく回るんだから負けた金額は小っちゃくなるよ。負け組は、景品玉がいつも出るものと思ってるらしい。私の統計結果によると、景品玉が発生するのは試行回数の2/3程度。つまり残りの1/3は低価環境よりも等価の方が負け金額が増大するということ。90日パチンコしたらそのうちの30日は手ぶらで帰るということです。

 

等価店の場合、損益分岐割数が10割だということは皆理解してると思います。然しながら、そこから消費税やら人件費、光熱費、機械代などを差っ引いて釘調整するので、10割営業する店はありません。適当な利益を取ったところに落ち着くのですが、この割数という奴は、換金率が高くなればなるほど、保険をかけてきます。等価店では、ちょっと噴いてしまうと大きな損失を被るので店側は、釘調整に非常にデリケートになります。つまり必要以上に締める傾向があるということですね。換金率が低くなればなるほど、保険をかける度合いが小さくなります。ここに遊技客として付け入るスキが生まれるのです。当地区のパチプロは皆、低換金率店で自分だけの秘蔵店を持っており、それが稼働を支えています。大きなイベントは高価店で、イベントの無い端境日には低換金率店で稼働を埋めるのです。


さて今のパチンコで勝てるということを考えてみます。   

(1)3.6円店で慶次雲のかなたにを打つこと。   
(2)等価店で天下一閃を打つこと。   
(3)換金率を問わず桃鉄を打つこと。   

 


320のミドルでは慶次以外に該当機が見当たりません。この機械なら短時間で簡単に20万くらい勝つことがあるので、でっかく勝って小っちゃく負けるという点に関しては極上のマシンです。3.6円店でスタートが6.3以上あれば、長期間追いかけたいところです。天下一閃に関しては、今まで何店舗もこの機械の釘調整を見て来ましたが、打てると感じた台は1台もありませんでした。今まで見てきたところでは、この機械は2.5円店であろうが3.6円店であろうが、等価店であろうが、釘調整は殆ど変りません。殆ど元ゲージからいじっていないという感じです。横並びで皆同じ釘調整で、ヨコの比較ができないため私は手を出せずにいます。昔の一発台は、台毎に釘調整を大きくいじっていたので、打ち手としては大いにそそられましたが、今の環境ではなかなかそういう機会がないのですね。然しながら換金率に関係なく釘調整が同じであれば、等価で遊技するのが一番有利なのではないでしょうか?桃鉄に関しては、逆ハの形状が抜群に良いということと、スペックが安定しているということで、甘デジでは突出してると感じます。※320の海系は使えないですね。海の客離れは異常です。

 

 

今週は、一筋の光があるかに思えました。等価店で花の慶次、釘調整がかなり甘かった。右側はほぼ全開。左側だけ台毎に微調整するという手法で営業している店がありました。今週はそこで一勝負をもくろんでいたのですが、サイトセブンでスタートの検証をすると、1300嵌りで17000個。1500嵌りで20000個のBサを計上しています。見た目の甘釘とは裏腹に、スタートは5.8しかありません。もちろん、Bサはグラフ表示なので誤差ありますが、実際にこの機械を自分が遊技すると、ほぼ5.8~6程度に落ち着くでしょう。今まで何度かこの手の検証を行っております。サイトセブンによるスタート検証はあまり誤差が出ないのです。等価店の場合はどこにワナがあるか分からないので、釘が甘いと思っても、遊技する前にサイトセブンでスタートの確認をしてから出向いた方が良いでしょう。無論、サイトセブンが使えるならのお話ですが。

 

 

そこでいつもの低価村。今日は桃鉄よりも優先させたい台がある。1個賞球の咲77を中古で買ったらしいのだ。店に入るとハーロックの釘が1台だけ甘いことに気が付いた。かなり揺れる。この前打ったのとは別の台。然し咲を打ちに来たのだからと、こちらを優先させたが、内心こっちはちょっと足りないと感じていた。打ち始め僅か1000円で花天月下ボーナス。これは大抵単発の方…と思てったら1ピン役物が完成しちゃったよ。4R×2回止まり。次いで63回転目に666の絵柄揃い。絵柄揃いは確変の大当たり。然し今度も4R×2。時短中に絵柄揃いを引き戻したけど、速攻で1ソコ。この台の1ソコはかなりいけず。展開からしてすぐ分かるから嫌。次いで68回転目に花天月下ボーナスで今度こそ単発。

 

パチプロさんが1人、さっきのハーロックを見てるよーって思ったら、そっちの方が気になってきた。自分が選んだ咲は失敗だったのだ。直感通り大して回らない。ここまでで6.2程度。やらかしたなこれは。咲を選んだのは間違いじゃった。何よりも私はこの台が好きなので、1個賞球を承知の上で居座ってるのだが、最近打ってる奴は4個賞球の台が多いので、如何にも1個賞球では物足りない。大体さあ、1個賞球でスタートが6.2だとベースも6.2しかないってことになるじゃない。ベース40ないとパチンコ台ではないという決まりがあるのに、6.2ってのはちょっと酷過ぎると思うわ。そう思ったらハーロックが気になり始めてきた。パチプロさんが、熟考の末見送った後、お姉さんがどっかと座ったが128回転当たらずで止めていったという次第。咲で手にした700個を元手にわらしべ作戦開始。


って、まさかの台移動。


今年1発目の規則違反。1年間1日1台を通そうかと思ってたけど、やっぱりどっかでこういうのは崩れるんだな。100%ってのはなかなか難しいものだと実感した。128回転から打ち始めて、700個の玉で201回転までは来た。買い足しに出ること1万円。ちょっと待ってよお兄さん。合算とはいうものの最初の当たりは、呼出しランプで442回転目。ふざけるなお前。何でここで4.4倍嵌りなんだ。って自分が打ったのは314回転目の出来事。

 

なんじゃそりゃーっていうくらい熱い展開も外れるし、大体この台激熱演出ってのがアテにならない。のっけからの嵌りでうんざりしているとこれが、確変の方で3連荘。16R×2。そこからグダグダやって、最後の方で258嵌りが来て出玉壊滅寸前まで追い込まれた。当然今日は11000円の負けで帰る気十分。麻雀格闘倶楽部やる気は十分。もうそろそろそっちの方がええんじゃねえかって思ってたら、258回転嵌りが単発で、そのあと僅か4回転で当たりが来た。これはV確の方。


こいつが伸びて11連チャン。然し16Rはたったの2回。これが痛かった。

 

勝ちに転じたことだし。もう止めとこうかな。        


でも今日のハーロックは横スタがグンバツ。ヘソの見立ては12.5なので、先週の台よりはちょこっと開いてる。スタートは〆てみると7.1。賞球4個で7.1ならベースは28.4。咲のベースは6.2しかないので、今のパチンコ事情を考えると、1個賞球台ってのは今後打たない方がええかな。ハーロックは当たりは鈍かったけど、打ってて心地よかった。        


キャプテンハーロック        
(1) 314回転、3連       
(2) 73回転、単発(8R)       
(3) 174回転、3連       
(4) 73回転、単発(8R)       
(5) 90回転、2連       
(6) 258回転、単発(8R)      
(7)4回転、11連
   8回転、当たらず       
 4R11,6R1,8R5,16R5       
 低確7/994(1/142)       
 高確15/829       
 スタートは7.1       

 売上2500       
 景品7759       
 咲と合算で10670円プラス       

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