確率のバラツキ

記事掲載に対するモチベーションはすこぶる低下しております。私は常々、自分の文章が本当にこのサイトに必要なのか?そもそもこんな内容を読む人がいるのか。みたいな事を考えながら取り組んでいるのです。ソレノイドにまつわるスロゴト、設定漏洩、打ち子出入り禁止対策、石の不正改造、遠隔等々この業界には真っ黒なことが山ほどあるのですが、そうした裏社会のことは、できるだけ書かないようにしてきました。まあ、打ち子への出入り禁止対策は黒ではないのですが、人間としてどうなの?レベルまで来ているのであまり書きたくはないですね。設定漏洩などは、昔はヤミで行うことが通例だったのに、最近では公開漏洩が当たり前になっているので議論したくないですね。ライターイベントはそのうちなくなっていくものと思われます。無論、裏社会のことを語るには然るべき根拠が必要ですけれど、私にはそんな根拠ありませんから書かないようにしております。「だろう」、「思う」で悪意のある文脈を掲載するのは本意ではありません。

 

つまり、私が書いている文章は、パチンコの表舞台だけを取り上げたものであって、ドス黒い裏社会には一切触れないキレイゴトなのだよということです。そして実際には、世間の関心はそういったきれいごとに目を向けられるのではなくて、真っ黒な裏社会に関心が高いのだろうと推察しております。パチンコには表と裏の顔があるけれど、裏社会のことを語らない限り、パチンコの本質を説いたことにはならないのでしょうね。

 

スタートに関する内容を一切遮断するようになってから、ブログを書く意欲が思いっきり減退してしまいました。無論パチンコの面白さは、スタートが99%で残りの1%ぐらいが演出。これは個人差があるらしいのですが、その割合比率に関しては議論の余地無しと考えております。残りの1%に光を当ててお話を展開していくのはとても辛いです。さりとて、今ここでスタート議論を展開すれば、お前の文章は、ゴロツキへの召集令状かと言われかねません。

 


ゴロツキへ召集令状を書くのがいいのか、残りの1%に光を当てるのが良いか?大いに悩むこの頃です。

 


そこで確率のバラツキなるお話を展開してみましょう。

 


40台島の海物語(若しくはまともな確変機)が島に導入されたとき、真っ新な状態から稼働が始まって、端の50000回転(総回転数)で台毎に順列を付けてみます。そうすると大体ベスト4が平均値から8%~10%くらい上ブレが生じます。そしてワースト4は8%~10%くらい下ブレが生じます。5万回転くらいの少ないサンプルではもっと差が付くことありますけどね。兎も角これくらいのサンプル数を消化した時に、ベスト4、ワースト4と残り32台程度に分類されることが多いです。ベスト4とか、ワースト4は分かり易く書いただけで、実際にはもっときめ細かく細分化されtます。

 

ここで特筆すべきことは、このベスト1~ベスト4の順位を勝ち取った台は、半年~1年くらい経過後、確率が上にブレたまま撤去されてしまうことが殆どです。1,2,3,4位の順番は多少入れ替わることはあっても、この4台は撤去されるまで当たりっぱなしで終るということです。20万回転くらい経過で10%上限、50万回転経過で7%上限という感じでしょうか。反対にワースト1~ワースト4の順位になった台は、同じ時間経過後、確率が下にブレたまま撤去されてしまいます。1,2,3,4の順番は多少入れ替わることはあっても、この4台は撤去されるまで嵌りっぱなしで終わるということです。20万回転経過後で10%下限、50万回転経過後で8%下限という感じでしょうか。

 


50万回転くらいのサンプルを数えたときは、平均値から無茶苦茶な離れ方をすることはなくて7~8%程度の差で収まるのですが、この時上にブレる数値は7%程度で下にブレる数値は8%程度。不思議なことに大抵は上よりも下にブレる数値の方が大きくなります。いずれにせよ上下で15%もの開き。とんでもない差ですね。パチスロに例えると設定1から設定6くらいの差があるほどバラツキます。※パチスロ設定差は理解してませんが、分かり易く伝えるための誇大表現です。

 


私は2005年から2010年までの6年間。殆どタイホウ熱田店で過ごしましたが、この間大量導入された遊技機で、上述した内容をこと細かく検証しました。対象となったのは22台or44台導入された機械なので、6年間ではかなりの数になると思います。そして検証した全ての機械で、ほぼ同じような結果が得られました。22台島ではベスト、ワースト共に2、3台。44台島ではベスト、ワースト共に3、4台が突出した数値を示したのです。始まってから5万回転経過後、10万回転、20万回転、40万回転と様子を追っていくのですが、全ての機械で同じような傾向がみられました。結論から言うと、確率の逆転はありません。5万回転経過時点のワースト1,2,3,4が40万回転経過時点で、5万回転時のベスト1,2,3,4を上回ることは1度もありませんでした。

 


5万回転時で線を引いたときに、潜った台は潜ったまま終わる。噴いた台は噴いたまま終わる。もっとも、これは私が検証した結果に過ぎません。論理的な裏付けは何もありませんから、内容を鵜呑みにするのはお止め下さい。ここで書くお話はそうかな程度に見て頂けたらと思います。

 

確率は収束するというお話をよく耳にします。私は収束という状況は平均値からプラマイ1%以内だろうと考えているのですが、その状況になるためには相当数のサンプルが必要です。1/320のミドル確変機であればあくまでも自分の推測ですが、100万回転ではプラマイ7,8%、1000万回転でプラマイ5%、1億回転でプラマイ3%、100億回転くらいでようやくプラマイ1%になるのではないかと思っております。※間違ってるかもしれません。仮に新台導入された台が撤去されるまでに100万回転稼働したとしても、収束に必要な100億という数字から見ると、それは1/10000という小さなサンプルでしかありません。1/1万が嵌りっぱなしであっても、残りの9999/10000で挽回すれば確率は収束するのだから、全然有り得ることだと思ってしまいます。土日パチンカーが年間稼働できるのは20万回転だとすると、40年パチンコしてもたかが800万回転なので確率の収束は有り得ません。人間の一生で確率収束は絶対にあり得ません。個人差は上と下で10%以上の開きが出る
と思われます。因みにわたくし個人のデータとしては、今まで通算してメーカー発表値よりも、7%余分に大当たりを頂いております。随分とパチンコに愛された人生であります。※別に自慢話でもなんでもありません。過去の統計結果を発表しただけ。然しながら、そこまで統計的数値を分析できる行為はキチガイにしかできない芸当でございます。

 

ここで言いたかった事は、パチンコ台が島に大量導入されると、撤去されるまでには確率のバラツキが生じてしまい、その格差はパチスロ設定1~設定6位の大きな数値だというこということです。※繰り返しますが設1~設6間格差は、分かりやすく表現するために例えているだけで、実際の数値差ではありません。結果論ではありますが、ベスト1,2,3だけで遊技されてたお客様と、ワースト1,2,3に固執していつか爆裂するだろうと夢みて嵌り台を追い続けたお客様との間には、収支の優劣が著しく発生するでしょう。そして、この間、島内で遊技しているお客様は、目の前にある出来事を確率のバラツキだとは認識できず、間違った方向に解釈することで自分自身を正当化しようとします。つまり不正を疑うということです。ここまで差がつくことは、常識では考えられない。有り得ない事が目の前におきたんだ。これは石の不正改造か遠隔操作によるものだ。

 

常識では考えられないほど、確率はバラツキそして偏ります。

 

自分の頭の中だけでは処理できないと思ったときは、不正を疑う前に、まず色んな出来事を検証してみましょう。正確な計算ができなくとも、統計的数値を分析していると、目の前に起きた現象を受け入れられるようになります。それを台選びの一助にしたならば、確率のバラツキを楽しむという、新たな娯楽が生まれるのです。


今帰ってきたところ。もう11時過ぎてるよ。家に帰ってから、まず今日のデータを集計してそれからパチンコビレッジの投稿作業に取り掛かる。そんなことやってたら日付が変わるよ。今週更に釘締まりいよいよお仕舞か?金夜、打てるかどうかを見てたけどまだいける台がある。2週間前に打った潜ってる台。あの時は、急な要件が入って中断したけど今日はとことん追いかけるぜ。その心は言わずもがな。従って今日は分かり易いパチンコ。打ち始め40回転でワリンに発展したと思ったらパリンと死刑宣告音。毎度毎度思うけど、この音は鳴らさない方が良かった。直撃音が鳴る時は、確変当たりの時だけでいい。この台は前回も単発スタートで最初結構苦しめられたっけ。この後買い足してまた単発。また買い足して今度は341並び。ここから一応は2連チャン。


この後223,305,154,143,412,407とやけに中途半端な回転数で当たりを重ねていく。然し不思議なことに時短中には1度も当たらない。前回も時短中の当たりは1度もなかったので、この台はもしかしたら時短中には当たらないのか。パチンコの仕様を考えると、時短中には1度も当たらない方がお得だし、その方がでっかく勝てる。だからこれで良いのかもしれないけど、打ち手の心理としてはちと違う。時短中の引き戻しが何度も続いてでっかい差玉となるので、その方が気分が良いのだ。然しこの台は一向に時短中には当たらない。

 


ブツブツ言ってたら407回転が4連荘で終わって、その時短中に50回転目、ノーマルリーチでハリセンボンが止まった。ようやく時短中当たらずの呪いが解けたよ。ここからちと様子が変化する。4時くらいまでは勝てるかどうかさえもおぼつかなかった今日のこの台だが、後半になってから急に当たり始めた。337回転でレッツシーサーがハリセンボンで止まったが12457セグの確変でこれが4連チャン。その時短中にレッツマンボウから3×4のクロスで魚群。これがカメに止まって3連チャン。その時短中、46回転でサメのノーマルリーチが止まって単発。ここはまごうことなき単発セグだったにもかかわらず、その時短中1回転目で3×4の泡が出たけど、当然これはハズレ。と思いきやまさかのブラックアウト。アホンダラ!機械が壊れやがったぜ。壊れついでにここでは6連チャン。たまにパチンコ打ってると、閉店間際に当たり過ぎて壊れたんとちゃうかみたいに思うことあるけど、今日はそんな感じ。いくら何でもここで1発目にブラックアウトはないわ。

 

玉当たり41回。充実の36000個。


このようにパチンコは、苦労しながらでも長時間やってると突然日の目を見ることがあります。パチンコで一番大事なのは長時間遊技すること。良く回ることが一番大事と考えるのが自然ですが、良く回っても短時間で捨てていると今日みたいなタナボタはやってきません。長時間遊技するためには、という前提から入ると必然的に良く回る台を求め、換金率の低い店を求めるようになりますね。       

 

沖縄       
(1) 40回転、単発      
(2) 273回転、単発      
(3) 292回転、2連      
(4) 223回転、3連      
(5) 305回転、3連      
(6) 154回転、3連      
(7) 143回転、3連      
(8) 412回転、4連      
(9) 407回転、4連      
(10) 50回転、単発      
(11) 154回転、単発      
(12) 319回転、単発      
(13) 337回転、4連      
(14) 75回転、3連      
(15) 46回転、単発      
(16) 1回転、6連      
 108回転、当たらず      
 16/3339、確変25、単発16      
       
 貯玉使用2250      
 売上0      
 貯玉36455      
 124200円相当プラス      

 

コメント

  1. mikifujiより:

     いつも 勉強になる記事でありがとうございます
    今回の 確率については うんうんと感じました
     今度はボーダーラインについてのご意見をいただきたいと思いました
     よろしくお願いします

    2017年3月19日 AM 11:15
  2. ゴーニィ より:

    mikifuji様

    ご愛読ありがとうございます。

    私が計算しているボーダーライン及びボーダーラインについての考え方は

    パチプロさんが行っている手法とはすこし違います。従ってそんな記事を

    掲載しても受け入れらるかどうかわかりませんが、少しお時間をいただけれ

    ばいつか掲載してみたいと思います。

     

    今後ともどうぞよろしく。

     

     

     

    2017年3月19日 PM 9:54

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