Which do you like better?

今月に入ってからは随分とツキの無さを感じております。思えば7日の日はWhich do you like better?で迷いに迷った挙句ハズレクジを引いたようであります。選ばなかった方は自分が、この店にやってきたときに嵌りに嵌っていて、その時の印象が悪すぎたので、どうしても最後の土壇場で一線を超えることができませんでした。内心はこっちだと思いながらも選べなかった。直近の5万回転よりも、通しの20万回転を優先させてしまいました。無論釘調整の役割は重要ですが、両者に回転率の差がない状況なら、最後は2者択一の抽選になると思います。そこでハズレの方を引いたら終わり。結局パチンコでできる事はWhichしかないのですね。これに対して麻雀ではWhat,What,Whenという3つの選択肢があります。


麻雀を打つ時の技術の差
(1)何を切る
(2)何を鳴く
(3)いつリーチをかける(若しくはかけない)


何切るはいうまでもなく、その人の個性によって僅かな差が生じることが分かっています。麻雀格闘倶楽部で何切る問題をやってた時期があります。私が設問に答えるとコンピュータはその情報に基づいて、私の平均順位と四神属性をピタリと当ててしまいました。正直驚きました。殆どどんぴしゃだったからです。ここでもStatisticsという学問が生かされているのですね。何を鳴くかが一番技量の差となるようです。これはネット麻雀よりも実際の現場の方が、影響力が強いですね。昔タミーラの本読んでる時、チンイツを789で鳴いて9単騎で待つというテクニックを紹介していましたがそういうのは、4人で囲んでる時の方が効くでしょうね。リーチをかけるタイミングは重要で、ソウズの135から5ソーを切る手では、2万、7万を引いたりしてワンズのアイダヨンケンが残るような形でリーチに行けばカンリャンゾーは釣り易くなりますが、5ソーを切っての即リーチではカンリャンゾーは誰も釣られません。アイダヨンケンというのは、1と6、2と7、3と8、4と9を切っている捨て牌の事。1と6の場合、間が2345と4つになるのでアイダヨンケンと呼ばれます。このとき2と5の筋は皆に警戒されるので非常に出難いです。そういうことで自分の捨て牌を見ながら、出和了できる可能性を考えてリーチをかける人は、何も考えない人より技量があると言えますね。
 

清一色テンパイ


上記の画像は万子の清一色(チンイーソー)。面前テンパイです。34と45556を切り離してみると、リャンウー万の待ちだという事が分かります。両面待ちとはいえ自身で5万を3枚使っているのでかなり出にくい待ちの形ですね。この局面で、もし上家から9万が振られたら貴方はどうしますか。田村光昭という男は、こんな時は9万を78という両面で鳴くのだと教えてくれました。チーをして5万を捨てると9万がぽつんとひとつだけ残ります。9万単騎待ちです。これを見ていた残りの3人は、なーんだ9万が欲しくて789で鳴いたのね。だったらもう9万は必要ないねと考えます。手持ち4枚持ちのリャンウーマンは非常に出難い状態ですが、9万をチーした後の9万は非常に出やすい牌に変身するのですね。この作戦は鳴いた後、中張牌(2から8)の単騎待ちが残るようではあまり効果がありません。鳴いた後に1とか9の老頭牌が残るという事がポイントです。

※数字の2から8までを中張牌(チュンチャンパイ)といいますが、1と9は老頭牌(ロウトウパイ)といいます。老頭牌と字牌のことを幺九牌(ヤオチュウパイ)といいます。ヤオチュウを13種類集めると国士無双です。

9万チー


この局面でいえることは、誰もイースーチー万やサブロー万は捨てないけれど、9万だけは捨てられる可能性が高くなったという事ですね。ワンズの面前チンイツテンパイからまさかの9万チーはかなりトリッキーな作戦ですが実行すれば効果は抜群。然しこういうことは常日頃から想定していないとなかなかできない芸当です。是非実践で試してみてください。こうして考えると麻雀という競技では、What,What,Whenという3つの選択肢があって個人の技量差がつく仕組みなのですが、それでも私個人としましては確率のバラツキに悩まされ続けています。ツイテる時だけ勝って、ツカない時は負けている。麻雀で本当に技量の差で結果が異なるのか?と思う事があります。果たして博打の世界に「技術」の介在する要素が本当にあるのでしょうか?時々分からなくなります。


これに対してパチンコはどうでしょうか。実際にパチンコを遊技するときのポイントは、Whichしかありません。新店に行くのか既存店に行くのかもWhichだし、遊技する機種を決めるのもWhichだし、回る台と回らない台があったとしてそれを判断するのもWhichだし、過去履歴を見ながら台を決めるのもWhichですね。麻雀では3つも選択肢があったのに、パチンコではひとつしかないので単純に考えると不利ですね。然しながら麻雀では、どの場所を選ぶかの選択肢はないです。仮にあったとしても状況証拠は見つけにくいです。ここが大きな違いでしょうね。どの台に座るかは打ち手の自由。そのためのStatisticsは十分に用意されています。技術介入する要素は少ないけれど、状況証拠を収集する要素はパチンコの方が多い。さて貴方はどちらを支持しますか。

 

今週は必殺仕事人の先行導入あります。仕事人Ⅴの変則版でありヘソを殺した仕様なので、あまり興味は沸かないのですが一応は昨日の夜植田店に行って様子を確認。店に入ると、おっと思うくらいアイテたので一瞬太っ腹か?と思ったのですが、この島は仕事人Ⅴの方でした。昨日休んで本日入替と先行導入日なのでクギを開ける日みたいですが、これは8月の25日(金)と同じ位置づけ。明日になればヘソは左右で4枚くらいは締まります。この店は平日とか休業明けの日は甘そうに見える日もあるのですが、1日経つと手のひらを返したように締まるのですね。肝心の豪剣は5台しかなかったのですが、どれもアイテないですね。スタートは5.5~5.6くらい。しばらく後ろで玉筋を観察していましたが、この島は止めときます。

 

いつもの沖縄。昨日の段階では打てる台が何台かあったのに、今日はほんの僅かに締まってる。この店に来てからこういうのはレアケースだなあ。段々と締める理由や開ける理由が判明しつつあるが、それでも尚完璧に把握できていないのが辛いところである。一体いつんなったら堀が埋まるのさと思うけれど、1歩づつで良いから階段を登っていくことにする。候補が2台あったけれど、今日は正解の方を選べるような気がする。打ち始め74回転でワリンリーチに発展。泡しか出なかったけれど、目が炎でハリセンボンで止まってカメに変身。すぐ直撃音がけたたましく鳴り響き、ここから確柄で3回当たったため4連チャン。幸先は良いぞ!


ここから雲行きが怪しくなってきた。即座に捕まり玉の壊滅も意識しだしたころ、ワリンリーチに発展し本日初めての魚群。これがアンコウで止まって単発。時短を抜けて193回転目に、付加価値演出ゼロの泡がウラサメに止まって単発。またしても単発ばかりという状況になってきた。持ち玉は心もとない。案の定捕まって買い足し。546回転目に怪文字マンボウが演出発展しなかったので当たりだと思ったら突確変。すぐに単発を引いていよいよ怪しくなってくる。今日も単発ばっかり?負け街道をまっしぐら。それにしても今日のこの台は、時短中に全然当たり気配がないな。先週の土曜日は8連単だったけれど、時短中には35回転、13回転、9回転と当たってくれたのでまだましのような気がする。今日の台は時短中が、本当にあっというまに駆け抜ける。パチンコで負けるというか嫌な日は、(1)朝一からの嵌り。(2)朝から単発のみ。(3)時短中にまるで当たらないこと。今日もそれに捕まってる気がする。

 

良かったのは最初の74回転目に当たった4連チャンだけだった。


そのあとは445単発、193単発、546単発、479単発。そして嵌り。3回目の買い足しとなって、先週同様現金投資は2万円までで止めることにする。3回連続確率の外に出たということで、負けフラグと判断した。

 

それにしても今月に入ってからのパチンコは酷い酷い。収支逆転の何とかという間もなく、負け街道まっしぐらである。月初めの10/1の日にちょっとツキの無さみないなものを感じたけれど、それが現実になりつつある。先週の土曜日の負けとか、今日の負けとかはツキに見放されているときに経験しがちな奴。二者択一とか三者択一の判断でウラ目を引いている。選択次第では、勝てるチャンスもあったよなあとほぞを噛むのだが、この考えは都合の良い絵空事に過ぎない。多分、先週土曜とか今日みたいなのは自分に降りかかった災難みたいなもので、逃れることが非常に困難な場面に遭遇したのではなかろうか。台選びは常に同じモノサシで決めているはずなので、同じような場面に遭遇したら、多分何回選んでも同じ選択をすると思う。

 


バクチというものは、負けが込むと必ずといっていいほどこうなるし、それが運命なのかもしれぬ。いつもいつも嫌な運命から逃れたいから、収支逆転のウラ技みたいな事を発想するけれど、駄目なときは何をやっても駄目なのか???スランプの脱出法みたいなものは万人が考えてると思うし、色々と工夫してるとは思うけれどやっぱり遭遇しちまうと局面を自力で打開するのは難しいなあと感じる。私の場合は、そのために1日1台という原則があってそれを貫いているのだから、できるだけ小さい負けで帰ろうくらいのことしか思いつかない。先週の土曜日も、本日も本当は悔しくて悔しくて仕方がないのだけど、それでも1日1台を貫いて帰ります。我慢しとけばその内勝てる日もやってくるでしょう。

 

良いこともありました。今日打った台は上スタはあまり入らなかったけど、横スタが抜群。今まで見た中でもベスト3に入るくらいの気落ち良さ。釘が締まってもスタートは6.4。この台は釘が開いたときにどっぷりと浸かってみたいです。そういうことが分かっただけでも今日は良かったとしときます。今日も負けましたけれど、それでも私はWhich do you like better.を貫きます。パチンコにはこれしかないのだから。        


沖縄        
(1) 74回転、4連       
(2) 445回転、単発       
(3) 193回転、単発       
(4) 546回転、単発       
(5) 479回転、単発       
 376回転、当たらず       
 5/2113、確変3、単発5       
        
 貯玉使用2500       
 売上5000       
 29000円相当マイナス       
 スタートは6.4       

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