ダイイチの開発者達に物申す

昔スーパーコンビという一発台があったことはよく知られていると思うのですが、この内部構造は3つ穴のクルーンに飛び込んだ玉がグルグルと回り手前の穴に飛び込んだら大当りでした。三つの穴の手前に入るためには、常識的に考えてネカセは強い方が良いに決まってます。勢いよく回ってる最中は、回転体の外側に近いところを回ってるのでなかなか穴には入りません。勢いが弱くなってくると徐々に回転体の内側を通るようになって穴に僅かに引っかかった玉が下落する。つまりネカセが強いと回転する玉の軌道が奥側に偏ることになるので一番最初に穴に引っ掛かるのは手前の奴というわけです。

 

スーパーコンビで21回連続V入賞を外しました。


もちろん同じ台を遊技した結果です。3つ穴だから1/3で入賞するって思うことが間違いで、本当はそれよりもかなり悪かったと記憶しております。あんまりにも悔しいから私は、この後自分でクルーン体を作って、どうしたらV入賞が良くなるのかを検証することにしました。マグカップの上に外周がぴったり合うようなお椀状のプラスチックを探してきて、それに12ミリの三つ穴を等間隔で開けたのです。こうして自分で作ったスーパーコンビのクルーンにパチンコ玉を投下してグルグルと回します。これを1っか月くらい検証しました。

 


何事も実際に検証してみないと気が済まない性質なので。


そうすると私は周りの人から変人扱いされるようになりました。

 

そんなもん気にしちゃおれません。来る日も来る日もクルーンを回し続けました。ネカセの違いによってどれくらい入賞率に差が出るかを知りたかったので、1円玉を下に敷いて差別化したのです。傾斜角度を付けた状態と付けないのを比較しました。事前の予想ではネカセがキツイ方が良く入るという理論だったのですが、実際にテストすると驚いたことにネカセの有無と入賞率の違いは殆んどありませんでした。この時得たことは、ネカセ以外の物理的条件によって入賞率に差が出るという事でした。このテストに如何ほどの精度があったのかは定かじゃないですが、何事も自分の目で試してみないと分からないこともある。ただ単にネカセだよっていう意見に惑わされることなく真実を突き詰めていきたいと考えています。

 


今週は土曜日が12日ということで全く打つ手なく窮地に立たされましたが、犬夜叉という台が新しく出たという情報を耳にしたので早速打てるかどうかの審議に入りました。見た目のヘソは限りなく元ゲージのまんまなのですがある人の情報によるとこれでも結構回っているそうです。となるとレッツゴー三匹ですな。

 


店員さんに聞いてもスペックがよく分かりません。V入賞まではアナログ。一旦電サポに突入すると1/6.1の確率で8回転までのSTですからマドマギみたいな感じです。1/69.9の台と1/99.9の台があって前者は2台、後者は5台の先行導入です。どう考えても突破型の困難極まるという感じなので1/99.9は避けて1/69.9の方を選択。2台しかないしこの2台でさえも毎日10時半まで客が台を離れなかったので、V入賞率を比較することができませんでした。従って直感という奴です。滅多にこういうことはないんだけどな。打ち始め最初の4000円で赤い絵巻の背景が出たと思ったら、右打ち用意。ってこれって当たってる。90回転目の出来事。ところが最後のボタン押しで敢え無くガックシパターンで2Rの大当たり。ここで絵柄が揃うと役物に関係なく、電サポに突入します。絵柄揃いの確率は店内POPでは1/320となっています。万が一、役物のV入賞に手こずってもそのパターンがあるのですね。

 

 

以下102回転でまたしても赤い絵巻から2R当たり。10回転で赤い絵巻から2Rの当たり。なかなか最終決戦まで到達しません。本日初めての最終決戦はこの15回転後。赤保留から最後犬夜叉が出現して、最終決戦の大当たり。ここからVルートに1個だけ玉を載せて打ち出しをストップします。ここで無駄玉を発射している人がいますが、回転体の上に1個だけ玉が乗っていればOKです。ようやくハラハドキドキの回転体の動きを楽しむことができました。ここは左に入って敢え無くハズレでした。この後も延々とハズレを引き続けました。確率の範囲内で最終決戦まではいくのですが、最後の3つ穴の真ん中にどうしても入りません。何で???ネカセの問題ですか???。驚いたことに結局今日は9回連続してVを外しました。

 


一方の絵柄揃いも来なかったですね。店内のPOPでは1/320と書いてありましたが、今日は結局817回転回して絵柄揃いは一度もなく、V入賞も一度もなくただ単にお金だけをドブに放り込んでいる状態で苦しいの一言。これは大変な遊技台ですね。事前の動画では簡単にV入賞してるように見えたんで、てっきり1/3くらいで入賞するんかしらと思ってたのですが、実際に打ってみるととてもじゃないけど1/3とは思えなかったです。実際にはどうなのか分かりませんが、9回も連続してハズレ穴に飛び込むともう当たる気がしなくなってくる。

 


非常に厳しい遊技台です。

故意に1/99.9ではなく1/69.9にしたというのに!

一度も大当りしなかった。


そこでスーパーコンビの21回連続V入賞外しを思い出したという事です。

 

 

駄目ですよねこの台。玉の動きが楽しいとか。昔のパチンコ台らしくて良いとか。これぞパチンコの王道とかよく言えるよね。そんな寝言をほざくのは打ってからにしろよ。V入賞までの道のりが果てしなく険しいというのはよくわかったけど、実際に真ん中にドキューンと来ても素直には喜べない。次の関門である1/6.1をたった8回転で引くというのが結構厳しい。大して連チャンしないし、連チャンしても1700個と400個の振り分けが1対1だから銭形よりも出玉は少ない。これをやるんなら1/200の確率で100%STの方がよろしい。何でこんな台を作ったのかようわからんけど、今までにないものを出そうという心意気だけは伝わる。他のメーカーが作れないものを作れるからダイイチの存在感がある。でもこの台はちょっとスペックが辛すぎたという感じ。        


犬夜叉        
(1) 90回転、2R       
(2) 102回転、2R       
(3) 10回転、2R       
(4) 15回転、最終決戦       
(5) 19回転、最終決戦       
(6) 97回転、最終決戦       
(7) 26回転、最終決戦       
(8) 102回転、最終決戦       
(9) 96回転、最終決戦       
(10) 44回転、最終決戦       
(11) 130回転、最終決戦       
(12) 4回転、2R       
(13) 35回転、最終決戦       
(14) 7回転、2R       
 40回転、当たらず       
        
 低確率14/817(1/58.4)       
 2R×5で1000個ほどの払い出し       
 売上7500       
 景品0       
 30000円マイナス       

という事は8500個の玉で817回転回ったという事。僅か11.25のヘソでスタート6.9は脅威的な数字。この台はゲージが滅茶苦茶甘いです。        

 

 

おかしいと思ったんだよね。ダイイチの直営店は昔から超ボッタクリ店。なのに6.9も回るってことが不思議だったので、途中で嫌な気がしてた。このスタートでも足りてないんじゃなかろうかと。今日打った台のヘソはほぼ平行なので、一般導入になったとしてもこれくらいの釘調整で扱われると思います。これより締めると平行よりも狭くなってしまいますから。従ってパチンコビレッジの読者におかれましても、是非ともこの台がお近くのパチンコホールに入った時はご遊技ください。釘は開いてなくても回ります。

 

 

ていうか何で俺だけが先行導入で何でこんな苦しい目に遭わなアカンのや?あんたらも苦労せい!

だから犬夜叉が入ったら絶対に遊技すること。わかった?

でもポクはもう二度とこの台はやらないけどね。

 

ダイイチの開発者野郎ども!覚えとれよ。今日はかなりムカつきました。昔はこんな気分でパチ屋をあとにすることが結構あったけど、その頃を思い出したわ!

 

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