分岐点

先週の試打会の時に京楽の社員の方と話していたのですが、やはりメーカーの営業マンが抱いている思いと私が感じていることには共通点がありました。パチンコは温故知新に依らなければV字回復は難しいけれど、今はまさにその時にある。ここ最近パチンコという遊技機で長時間遊技することは本当に難しいと感じるようになりました。パチンコで勝てないのは長時間遊技できていないからに他なりませんが、このテーマは打ち手の技量に関わる問題とそれ以前の問題に分けられるように思います。個人的には2011年に熱田から中野橋にネグラ移動をしたとき、パーソナル島設備になったことが原因で早やめ、早上がりを繰り返した。これが今の病気の基礎になっています。パーソナル島で遊技したら客滞取るのは無理だろうなというのが技量の問題です。 そしてもう一つはやっぱりスタートですかね。       

 

千円当たり20回転回る。


一般的には20/Kくらいあれば、比較的回ってるとか、まだましな方だとかという声を耳にします。人はみんな回転率という物差しを人に伝える時や自分自身で考える時、千円当たり回転数に置き換えて考えるようです。然しながらよく考えてみると、千円当たり回転数はヘソ賞球数によって全然変わってしまいますね。同じスタートであっても賞球数が変われば異なる数値を指すことになる。これに気付かない人間はどうかと思います。これに対してスタート率とかスタートならば賞球に関係なく一定の数値を表現していますから、どれだけ回ってるかを示す言葉としてはこちらの方が正しいという事が分かるでしょう。そのため私がここで書いてる記事の内容については、極力回転数/千円という言葉を使わずにスタートという言葉を用いております。因みにこの千円当たり回転数という考え方を世の中に定着させたのは石橋達也という人物です。パチンコがオカルト全盛期だった頃、この人はパチンコ必勝ガイドという雑誌の中で革新的な論理を展開しました。この後に登場するボーダー理論とか期待値至上主義という言葉。パチンコで勝つための正攻法を解き明かした先駆者としてリスペクトされ、彼が提唱した内容はイシバシ理論と呼ばれるようになりました。今も尚彼が残した功績は大きいと思いますし、彼が世の中に出現したおかげでパチプロを目指した人は数知れずいます。然しながら当時から私は賞球数が変われば物差しが変わる。それはちょっと違うだろうと違和感を感じておりました。

 


千円で20回転という定義

(A)賞球3個ではスタート率15.5(15.5個のうち1個入賞)
(B)賞球4個ではスタート率16.5(16.5個のうち1個入賞)

(A)の場合スタートは100÷15.5=6.45
(B)の場合スタートは100÷16.5=6.06

同じ千円で20回だとしても、6.5と6.0では回転率にはかなり差があります。大海物語を打つようになってからは特定日ではない土日でも20/Kから20.5/K程度の台ならばそこらじゅうに転がっているように感じます。それくらい回ればいいんじゃないと仰る方もいるんですけど、私にとってはかなり辛い数字です。今年大海の遊技実践ではスタートが6.0~6.2の場合はかなり早い時間で手仕舞いをしております。この程度のスタートでは深追いする気になれませんでした。ところがスタートが6.6くらいあると、結構長い時間の遊技に結びついています。ということは概ね6.5から6.6辺りがまともなパチンコになるかどうかの瀬戸際なのではないでしょうか。

 

当然これはボーダーラインを超えているか否か。期待値が発生するか否かの問題と思われがちですが、それとは全く関係なしに遊技したときの心地よさという感覚が私の脳を刺激してるんですね。つまり心地よいと感じたら粘れるし、そうじゃなかったら粘れない。そのギリギリの線が6.5から6.6ではないかと考えるんです。然もこの感覚は私だけじゃなく、世の中のマジョリティが感じているものだとしたら、そこに何がしかのヒントが隠されてはいないでしょうか?

 

いいですか4個賞球で20/Kという遊技台では、3個賞球の時代なら18.5/Kしか回らないんですよ。
250÷(16.5-3)=18.5/K


3個賞球時代に20/Kならそこそこ回った感覚でも、18.5/Kならクッソ回らんと思っていたのではないでしょうか。これを裏付けるような記録が残されています。下記の7機種はタイホウ熱田店時代に遊技したものであり、概ね5万回転を超える遊技機のデータだけを拾ってみましたが、長時間遊技と回転率には密接な関係があることを示唆するような数字でした。      


沖縄2 272262回転でスタート6.69         272262 200
大ヤマト2 237995回転でスタート6.66    237995 140
仕事人Ⅲ 156902回転でスタート6.51    156902 135
EVA奇跡 100746回転でスタート6.59    100746 55
EVAシシャ 93852回転でスタート6.51     93852 40
地中海 78685回転でスタート6.94         78685 55
七人の侍 70468回転でスタート6.72      70468 90 


この数字を合計すると大体100万回転くらいなんですけど、年間24万回転×6年ですから合計144万回転のうち70%が上記7機種によるものでした。共通して言えるのは、すべての機械でスタートが6.5を超えてますね。地中海のスタートが6.9もあって突出した数字に見えますが、沖2やヤマトでも初っ端の8万回転までは6.9くらい回ってたんです。それが撤去前の半年間でスタートがガタガタになり6.6~6.7まで下落しました。だからこの3つは実質的には同じくらいのスタートなのです。仕事人Ⅲは甘い仕様なので6.5は止む無しですが、エヴァンゲリオンはやっぱり回ってないし勝っていないですね。特に最後のシシャは盤面の左上から玉が落下する釘構成が良くなくて、一列に秩序正しく落下させるような配列だったため玉の勢いが殺されてしまいました。色んな釘にぶつかって自由に踊りながら落下してくる方が良く回るのです。だからシシャはこの中で一番苦しんだ遊技機という事になるでしょう。

 

 

話がそれましたけれどもボーダーラインに関係なく、ヘソの賞球数に関係なく、人はスタートが6.5以上あるときは長時間稼動ができるけれど、それが6~6.2辺りまで下落するとなかなか実行するのが難しい。粘れないから連チャン即止めという現象が生まれてしまう。これでは遊技者、パチンコホール双方にとってよい環境とはいえないですね。遊技者としてはもっと遊びたいのに手放してしまう。お店は客が入れ替わり立ち代りということで稼動低下を招く。スタートが6.5あってお店が利益を確保するためには、辛い辛いといわれる大海物語でもまだスペックが甘すぎるのかもしれないし、それとは別に根本的な問題があるのかも知れません。

 


遊技客は長時間遊びたい。お店は十分な利益を確保したい。

 

双方にとってWINWINの関係を構築するためには、やっぱり換金率という問題に行き着くのでしょう。今の大海物語4を6.5で調整したとしても換金率が66~70個200円なら営業できるはず。3.6円で大海を6.2で走らせる店があるのですから、2.8円くらいまで下がれば6.5で走らせるのは容易な事。こういう環境が用意されれば4パチの復活は十分可能です。然しながら換金率の問題は根っこが深くて色々と大変です。パチンコは換金率が低いほど遊技環境が改善されますけど、パチスロは換金率が下がるとお客さんが来なくなってしまう。ここが非常に難しいところです。今のところこの問題に正面からぶつかった企業は有りません。パチンコが66個200円ならばパチスロは660枚1万円。これにパチスロユーザーが納得するはずもなく、どちらを捨てるかといえばパチンコの方となりますよね。   

 

パチスロユーザーからは猛反発されるだろうけど、660枚1万円若しくは700枚1万円時代に突入する。これをやる企業が出てこないかなあと真剣に考えるようになりました。4円パチンコなんて誰もやらせん。1円パチンコなんて全然儲からんと嘆いているパチンコホールオーナーが多いと聞きます。パチンコ島が活況を取り戻すためには、デジパチのスタートが6.5を超えることが肝。1円パチンコが儲からんと嘆くなら、全部4円パチンコの島にしちゃえば良いんです。換金率を下げて6.5スタートで営業をしてみて下さい。4円パチンコの島が、パンパンに稼動が膨らみますよ。ワタクシが保証します。   


4パチの稼動率が膨らむか否かは、スタートが6.5辺りに分岐点がある。

 


本日は難しいことにトライする日ですが割と自信はあります。釘は足りないように見えますがある程度のスタートは確保できるでしょう。昨日の冬ソナが6.3くらい回ればこの2日間は連続して冬ソナ遊技となるところですがサンシャイン様のイケズな釘調整によりましてその野望は打ち砕かれたのであります。もっとも本日の遊技はまたしても大海なので気が重いのは事実。さてどうなりますか?打ち始めは最初の1000円で36回転も回ってネッシー登場からボタン連打がピキンと単発。今日も単発スタートかあ。最近は本当に連荘しなくなったと思う。すぐに捕まって買い足しに出ると馬脚を現して6.6程度まで落ち着いてきた。ヘソは11.50程度なのでこれでもかなり回っている方。回ってる原因はこの店のネカセがキツイから。見た目よりは回るというのはわかったけれど、どの程度のプラススタートなのかを台毎に把握しておかないとまずいだろう。


買い足しに出てしばらく沈黙ののち。609回転目に6×7のクロスリーチがネッシーからのボタン押し。ここは勝負どころと気合を入れてボタンを押したけどプシュッとイケズ音。これだからこの台はやなんだけれど。7を通り過ぎてがっかりしてたら何故かデュゴンが戻ってきた。摩訶不思議な当たりを得たりで嬉々とする瞬間。嬉しいけれどここでもすぐに単発を引いて夢から覚める。時短を抜けて133回転目に金の背景からネッシー登場のボタン押し。大抵この演出は外れることになってるんだけどコここではピキンと鳴って単発。今度は玉がなくなりかけた頃にネッシー登場の後スペシャル魚群を出せという指令が来た。この演出は単発リーチならほぼ当たるが確変リーチなら殆どがハズレ。アンコウでテンパイしたので多分当たると思ったら当たった。今日も単発が多い展開ですな。

 

 

ていうか大海物語君に聞きたい。今年単発よりも確変の方が多かったという日が何日ある!殆どが単発の方が多い日となっているじゃねえかこの野郎。ふざけんじゃねえぞ!!!温厚な俺でももうそろそろ怒るぞ。50%なんだからたまには連チャンしろ。わかったか???


願いが通じたらしく、その時短中に63回転目でブルブルチャンスが発生した。絶対の勝負どころだっていうけどさっきもこの演出で外れてますけど。こういう日は大抵連続して外れるけどって、今回の大海物語ではレバ確演出としてブルブルチャンス以外にタッチチャンスというのがあるから、その信頼度が低くなっている。沖縄のときはウリンチャンスが来ると7割くらいは当たったけど、大海の場合はブルブルもタッチも50%くらいしかない(と思う)。だから今度もハズレだというネガティブ気分でボタンを長押ししたら今度は当たってくれました。15Rの方。ま1回15Rを引いて都合4連チャンみたいなことをしでかした。これで出玉の方は6724個。ここで一旦休憩室にこもってスタートを計算しよう。

 

やっぱり6.6くらいで走ってる。これでは止められない。


ここまでに18500円使って6724個だから今辞めたら6000円くらい勝って帰れる。止めたいという気持ちをこらえて勝負再開すると。127回転目にまたしてもブルブルチャンス。今度はチッチキチーやろう。世の中そんなに甘くはないで。とまたしてもネガティブ気分満載でボタンを流ししたら残り時間ギリギリのところでパリンと鳴ってくれました。天にも昇る気持だった。嬉しい。

 


このブルブルチャンスで当たった奴が2連チャン止まりで9000個近くまで到達。その時短中29回転目に赤煽りボタンからのネッシー登場で激熱の展開はデュゴンリーチとなってパリン。またしても嬉しいひと時だがここでも2連チャン止まり。一体いつんなったら3連チャン以上が来るのさ。その時短中12回転でエビのリーチがスーパーに発展するけどボタンすら出ないっていうハズレ鉄板演出が奇跡的にパリンと鳴ってイスから転げ落ちそうになった。今度こそ大連チャンやと意気込んだがここでも2連チャン止まり。フン、今度こそ止めたるわ。

 


最後の2連チャン×3は一体何を意味するのか?兎も角出玉の方は14955個まで伸びたので久しぶりに大海で当たった感はある。けど連チャンはせえへんさかい胸くそ悪さは継続。この台との相性の悪さをつくづく痛感して店をあとにする。スタートが6.6あるときは夕方まで粘れるんとちゃうんかい???今日もヘタレパチンカー。正直玉積みやったら10箱分くらいの出玉やからもっと粘ったと思うけれど、パーソナルじゃ粘れない。この先も私の苦労と悩みは続くのだろう。

 

でもここでスタート6.6を出せるっていうのが私の引き出しです。この台は回りグセを確認する意味で遊技にやって来てある程度の検証結果が得られたのですが、私が土曜日にこの台を打つことは多分ありません。そういった裏事情も含めて全てご理解されてますよね。そうでないと私自身も悲しくなりますから。

 

大海
(1) 36回転、単発
(2) 609回転、2連
(3) 133回転、単発
(4) 441回転、単発
(5) 63回転、3連
(6) 127回転、2連
(7) 29回転、2連
(8) 12回転、2連
 107回転、当たらず
 8/1557、確変6、単発8
12R12,15R2

 貯玉使用2500
 売上2125
 貯玉14955
 36700円相当プラス
 スタートは6.6

 

 

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