見えない期待値

昔巨人の星に夢中になっているとき、星飛雄馬が投げる消える魔球ってのは格別の驚きと新鮮な感覚を生み出しました。何せ途中までは真っすぐの軌道で球が飛んでくるのですが、打つ瞬間にボールが消えて見えなくなるわけですから厄介なことこの上ない。アニメだからのお話ですが、実際にこんな球があったら絶対に打てっこないよなあという筋書きをよく考えたものだなあと感心していたわけです。エポックから発売された野球盤にも同じような仕組みがありまして、打者の手元で下に落下するかもしれないというボックスがあるのです。投手を操作する側の人間が玉の軌道を見ながらボックスに入る瞬間に手前に引っ張るとカチャッと落下版が開いて玉が落ちるという仕組みでした。当時としては巨人の星というドラマが、そして星飛雄馬が投げる魔球が与えた影響力はかなり大きかったのであります。ところが消える魔球に対抗して打者の立場として必殺技を生み出す男が現れました。

 

アームストロング・オズマの

見えないスイングであります。

 

消える魔球に対して見えないスイング。

 

消える魔球は効果が絶大ってのは良く分かりますけど、見えないスイングってのは一体どういうアドバンテージがあるんかいね?っていうのが当時のアニメを見ていた頃からの謎でしたが、兎も角アームストロング・オズマは凄いバッターだという物語設定でしたから、誰も文句言わずに黙って見ていたわけでございます。

 

見えない期待値と見える期待値があります。

 

貴方ならどちらを優先しますかっていうお話ですが、今回は23日ということでかなり迷いました。いつもなら23日はとあるパチンコホールの月イチイベントなのですが、最近この店は23日でも開けるのか開けないのかさっぱり分からんという状況になっていますから還元日という信憑性は薄れております。これに対して昨日のお店はというと

 

月曜日に釘を開けた

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日

土曜日

 

月曜日の夜様子見に行くとちょこっと釘が開いてんなあと思いましたが、ここからこの店は全く釘調整を行わず週末まで営業を実施したのです。普通に考えれば火曜日にはきっちり締めてお仕舞いなんですけど、何故か今週は月曜日からずっと甘釘営業で昨日まで。さては今まで失った信頼と常連客を取り戻すべくしばらくは甘釘放置なのかと思いましたが、この店は以前にも同じようなことがあったので此度の事も無視できないと考えました。月曜日から土曜日まで釘を触らずに来たのであれば、明日も釘締まらないんじゃないの?ってのが昨日の夜考えたこと。23日の月イチは釘開けるか開けんか分からん見えない期待値ですが、この店の今の状況ならば明日の日曜日は「見える期待値」だと。

 

釘を開けるか開けないか分からん店に行くよりも、今現在開いてて明日も締まらない公算が強いお店を選ぶべきだ。

 

的を1点に絞り店に入るとしてやったりです。昨日とおんなじはヘソ左右対称形の11.75なのでここまでは予定通りです。問題は回りグセが変わってるのか変わっていないのか?コロナで休業している間に、どうもネカセを変えた疑惑があるので依然の常識は通用しないと思っております。以前の常識ならば、横スタは安定度を欠くけれど、上スタが抜群で横をカバーするという台。ひとりのパチプロさんが執拗に追いかけた一品ですが、さて今はどんな状況でしょうか?

 

21
58
77
95
124

 

上スタが全然駄目になってる。やっぱりネカセは変えちまったみたいだが、総合性能はもうちょっと打ち込んでみないと何とも言えん。149回転目にウリンチャージからの黄色煽りが珍しく2でテンパイしたので嬉しい本日初めての大当たり。更にはセグは13578となって見事確変の大当たりだった。ここは3連チャンだったがその時短中、8×9のノーマルリーチが途中でウリンチャンスに変わってる。ここは絶対の勝負所なれど、ノーマルリーチ経由のウリンチャンスは激熱なので大丈夫でしょってボタンを押したらまさかの不発弾。すぐさまサムがおりてきてデキた!これよこれよ。沖縄で勝つ時は時短中に当たるのよ。しかもウリンチャンスをしとめて気分は最高潮也。これがストレート6連ということで早くも実質9連チャンという成果を頂いてしまいました。

 

この後も当たりは続きます。

 

321回転目に擬似連発生からレッツマンボウ、シーサ開口で魚群。絶対に当たったわって思う演出がアンコウで止まってデュゴンに変身して3連チャン。その時短中79回転目に突確を引いてこれがまた3連チャン。そのあとは222回転目に4×5のノーマルリーチがサメに止まったけれど今度は12457の確変セグから7連チャン。お祭り騒ぎはまだまだ続きます。323回転目にレッツマンボウが泡しか出なかったけどサメに止まった確変セグから2連チャン。その時短中酔払いマンボウが出て2週目の8を通り過ぎたので突確だあって思ったら、突確に見せかけた沖海ボーナスから2連チャン。凄まじい当たりっぷりだと思いましたがこの2連チャン×2はやや陰りが見えた気がした。今までずっと3連チャン以上で推移してましたけど、この辺から徐々に単発比率が高くなっていくのね的な予感は当たりつつあります。

 

この後375回転目に本日初めての単発当たりを経験したところでお開き。納得の27650発。

 

 

141

 

 

十分な成果ですが、本日このような勝ち方ができる人間は数少ないと考えております。何にもない平常営業の日曜日。スタートは6.6程度ですが、土日ユーザーが沖縄で勝負するならOK牧場。そしてこの台を1点買いできるのはIDパチンコの賜物。IDパチンコと見える期待値両方を完璧に使いこなしてこその利益です。

 

来週の土曜日は出勤日なのでブログの更新はありません。日曜日は条件が揃えばというレバパチですが、遊技が成立する可能性は50%程度だと思います。色んな条件が揃わないと遊技できない月末の30日を是非予想してみて下さい。

 

 

私がやろうとしてること。

 

 

(1)30日は30φの日です。

(2)30日だから末尾ゼロです。

(3)月末の日曜日です。

 

やらない可能性が高いので予想してくださいは勝手な言い分ですが、今まで私の記事にお付き合いしてくれた方ならきっとわかるはず。

 

正解であることを祈ります。

コメント

  1. ユリアより:

    素晴らしい出来でしたね。
    流石ゴーニィ様です。
    30日...普通に考えたら負け戦だと思ってしまいます。遊技されるのか。見送りなのか。遠征なのか。楽しみで仕方ありません。
    IDパチンコという言葉がよく出てきますが、ずばりIDパチンコとはなんですか?
    過去記事にあればそちらを読みたいのですが...

    2020年8月25日 AM 12:27
  2. ゴーニィ より:

    ユリア様 ID野球とはImpotrant Date Baseballのこと。野村克也がスコアラーからのデータを元に細かく分析して相手のクセを読み、野球で勝つための細かい戦術や戦略を見出したのが始まりですが、それをヒントにしてパチンコにも応用できないだろうかと考えたのがIDパチンコです。ヒット&ランを成功させるために野村克也が考えた方法をご存知ですか?

     

    ヒット&ランは投手が投げるボールがストライクゾーンにくる可能性が高い場面を予想して、ランナーを先に走らせてから打者が打つ。ボール球でもバットに当ててゴロを転がすことで、運がよければ塁間を抜くゴロヒットとなり1,3塁。運が悪くてもランナーは2塁に到達できるので送りバントと同じ効果があるという高等な戦術ですが、野村はもっと高度なことを考えました。2塁ベースに入る野手は2塁手のときもあれば、遊撃手のときもある。セカンドかショートか?どっちが2塁ベースに入るのかを事前に予測できればヒット&ランが成功する可能性は非常に高くなります。そこで野村はヒット&ランのサインを出したいときはまず1塁ランナーに偽装盗塁のサインを出したのです。走ると見せかけて走らない。そうすると敵の動きは、セカンドかショートか?どっちがベースカバーに入るのかが丸見えになります。ベースカバーに入らんとする野手を確認した次のサインがエンドランです。ベースカバーにはいるのがショートなら左打者は流し打ちで三遊間を狙います。ベースカバーに入るのがセカンドなら左打者は引っ張って1、2塁間を狙います。こうすることでエンドランが成功する確率がぐっと高まったのです。

     

    これがID野球です。

     

    パチンコもおんなじ。私は月曜日から土曜日までの釘調整が同じだと書きました。その店が置かれている状況や、その店のクセを分析すれば、明日 釘が締まるのか締まらないのかが分かりました。過去の営業データを記録し続けておいて、釘調整する日とそうでない日を分析すればそのお店が何 を考えて割数を決めているのかが分かります。この週は月曜日と金曜日しか訪問しなかったので、厳密に言えば火水木の釘調整は見てないんですが、この店は月火水までは甘釘営業を平気でやるんですけど、木、金にはかなりの高確率で釘は締まってたのです。それが金曜日の夜訪問した時に月曜日と同じ顔だったので、これは月火水木金は触ってないと判断しました。このような営業分析ができていないと、日曜日の84000円という お金は決して手に入らない。

     

    これがIDパチンコです。

     

    IDパチンコを記事にしてしまえば、恐らくはこのブログを読んでいる人全員が私と同じくらい勝ってしまう。それはどうなんだ?ってことで今までIDパチンコの文章化は避けてきました。これからもIDパチンコが何なのかの全貌は書かないと思いますが、断片的には今までも書いてきましたしこれからも書いていくつもりです。私の記事を最初っから読んでいる人には全てが筒抜けなのかもしれませんが、それはそれで長いお付き合いをしてくれてる訳だから問題はないでしょう。一時的ににポッと読んだけで私の頭の中が全て露見してしまうような記事は書きたくありません。 IDパチンコという言葉は奥が深いのですが、基本的には野村克也がヒット&ランを成功させるために考えたような「ロジック」が源ですね。

    2020年8月25日 PM 9:01

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