未来の為にやれること

昨日打った沖縄にはほとほと参りましたけれど、思えば今年は年初から嵌りっぱなしで1年間を終えようとしていますがこんな年もあるってことで運命というものを自覚せずにはいられないこの頃です。普段から相当な実力を磨いておかない限り、1年の終わりにはまともな結果がついてこないってのはここ最近は毎年感じておりますが、昨今の私のような良いとこ取りを主体とした立ち回りでは運に左右されるというのは仕方がないことと諦めております。今年は昨日遊技した台で全てが終わりました。


なかなか難しい遊技台でした。


沖縄4を打ち始めてからは、沖2、沖3で経験した「タチ悪」だと感じた遊技台には過敏になっておりまして、その手の台に遭遇した時はすぐにわかるようになったんです。大体この手の台は、概ね1/400程度の鈍い当たりが延々と続くわけですが、1日単位の傾向としてみると「時短中に当たらない」というのが顕著ですね。こうした傾向を感じ取った時は近づかないようにしてきたから沖4では抜群の勝利を手にしてきたわけですが、ついに捕まったかという感じです。IDパチンコという言葉を頻繁に使うようになってからはかつての733番台とか103番台のような台は意図的に避けてきた。

 

だから数字の上では、有り得ないほどの成果をもたらしたわけです。

 

沖縄では常に回ってる台を打ってきたってのもあるけど、それと同等くらいにIDパチンコが炸裂したと思う。IDパチンコがパチンコの収益にもたらす意味は大きいです。ボーダーラインを遥かに上回る回転率とベイズの定理が合致した時の安心感は人知れず「勝利の方程式」と呼んでいいと思っています。このような考えを嫌う人も大勢いらっしゃいますが、結果が何よりです。沖4で20万回転を超える回転数で1回転当たり10円以上の利益をもたらした成果は運だけでは説明できないはず。沖縄4になってからは103番や733番だと思った台は悉く避けてきましたが、唯一の例外は2018年の12月8日のこと。これが下の画像に当たります。

 

155

 

156

 

この155番台という奴は、1ヵ月くらい前に軍団の若い人がこの台を遊技してまして、私はそこから程ない距離で遊技してたわけですが朝一17回転で単発のあとすぐの当たりが9連チャンしたんで羨ましかったとです。この台はそれまでは回りグセが悪い台だと認識してたので、コイツが打ってるということは回るのねって思ったのですが、そこからが大惨事だった。まずは1086回転嵌って単発を引いた頃には出玉は壊滅に近い状態で、そのあとも1585回転も嵌ったものですからどうにもならないクズだなって思った訳です。それから約1ヵ月立った頃合いで、末尾7が金曜日でその翌日の土曜日、まだ打てるんとちゃうんか?ってな釘調整だったから打ったというのが42500円の負けにつながております。

 

11月7日の遊技履歴を見て、コイツはかなり怪しいなと思ったのですが、軍団の幹部が終日追った台だからどれくらい回るんかという興味も手伝っての実践開始だったと記憶してますが、やはり自分が打った時は「鈍い当たり方」ですね。多分これくらいじゃないですかね。沖4になってから103番、733番の匂いがするって思ったのに遊技したという数少ない経験だったと思います。当たりの鈍さ、タチの悪さを感じた155番台はそれ以降一度も遊技していないですね。

 

それから年月を重ねた2年後に登場したのが昨日の台ですよ。

 

右打ち

 

昨日の台。全部で8回の実践ですが、最初の1回だけ左打ちで、あとは全部右打ち(ゴムに当てるまで強く打つ)。この台は左に飛ばすと6.6しか回りませんが、右に飛ばすと7.1回ります。これがもたらす意味は次の通りです。

 

左打ち⇒スタート率15.00(15発に1回入賞する)
右打ち⇒スタート率14.00(14発に1回入賞する)

 

実に6.67%も入賞率がUPしてるのです。右打ちの方が遥かに期待値は高いです。

 


これじゃないでしょうか。未来の為にやれること。このような情報を書くことを嫌がるパチプロさんは多いし、事実上手い人たちはこのような内容は絶対に書かないと思いますが私は違います。ほぼ包み隠さず書いてきたと思うし、これからもそうします。7回も遊技を重ねることで、徐々に右打ちの仕組みが分かってきました。沖縄で今まで散々泣かされてきたような台。そのような遊技台をタチが悪いと思いながらも遊技を続けてきたのには期待値が高いからという理由だけではありませんでした。これは未来の為にやれること。将来のプロスペクトを育てるために、色々と書かんならんことはあると思います。今はまだ右打ちしたら何で回るのかが良く分かっていません。だけど、その全貌を捉えるためにこれからも試行錯誤は続きます。海系の台は左右対称形だから、左打ちしても右打ちしても同じくらい回る。否右の方が回る台があるっていうお話を散々聞いてきたけれど、


じゃあ何で右の方が回るのっていう理論的な説明を聞いたことがありませんでした。

 

来年は大海スペシャルとか沖縄のリリースが予定されてると思います。この辺の台が出たら、今度はいきなり右打ちが使える台なのか、そうでないのかの検証をやっていきたいですね。何か物理的な理由があるはずです。ただ単にその台は右の方が回るよってんでは、面白くないので物理的な正体を掴めるようになるまで訓練していきます。これは貴方の為でもあるのです。

コメント

  1. U5より:

    今年になってからゴーニィ様の記事を読むようになったのですが、回を増すごとにファンになってしまいました。
    書いている内容は完全に理系なのに、時折見せるオカルト節。
    このギャップがたまりません。
    私も基本土日にしかホールに行けませんが、同じ境遇の仲間として応援しております。
    これからも楽しく読ませて頂きます。

    2020年11月9日 PM 2:22
  2. ゴーニィ より:

    U5様

    いつもご愛読ありがとうございます。回を増すごとにスルメのような味わいが出てくるという辺りが何とも粋な表現です。

    理論的に話を展開するのが好きだと思っておりますが、所詮人間の脳はオカルトでできておりますからその辺のところはどうしようもないですね。ただオカルトチックな話をどこまで許せるかは読み手次第なので、私の表現が大嫌いという方もおられます。貴殿にとって私の書く内容は「許容範囲内」だったのでしょう。これからも頻繁にコメントを頂きたい読者様とお見受けしました。

    今度投稿されるときは、ご自分のテリトリーを書いていただけるととっても嬉しいです。

    パチンコに限らずブログの内容は、読んでて楽しくなきゃ書く価値がないと思っているのでそこら辺を意識した文章はこれからも永遠のテーマ。どうぞ毎週楽しみにお待ちくださいませ。

    2020年11月9日 PM 8:11
  3. U5より:

    早速の返信ありがとうございます!

    テリトリーって言われると、ちょっと難しいですね(笑)

    地域的なテリトリーで言うと、現在の住まいは東京都台東区です。
    パチンコパチスロで言うと、どちらも打ちますが、結婚するまではパチスロ(4号機Aタイプをメインに)で生計を立てていました。
    打ち方は勝ち負け重視のパチンコパチスロは卒業して、今は打ちたい台を打ちたいだけ打つエンジョイ低貸ユーザーです・・・。

    あと、最近はあまり打たなくなりましたが、麻雀は流れを重視します。
    20代の頃、麻雀は「運のやり取りだ」という教えを受け、いまだにそれを信じて当時の教えを忠実に守っています。(笑)

    と、こんな感じです。

    人それぞれ考え方や見方は違いますので、今後もゴーニィ様のブログを読みながら、色々と勉強できればいいなと思っています。

    今後もよろしくお願いします。

    2020年11月10日 PM 4:52
  4. ゴーニィ より:

    U5様

    テリトリーって言われると返答するのに負担になったかもしれませんね。ただ単にお住まいの地域はいずこってだけのことですからあまり深くは考えないで下さい。パチンコビレッジを見てる読者様がどの辺に住んでる人が多いのだろうと素朴な疑問を感じております故のことです。

    個人的には私のブログにコメントして下さる方は、愛知県に住んでる人が一番多かったのですが、その次に多いのはやはり関東地方にお住まいの方ですね。人口比率からして当然と言えば当然なのですが、関東に住んでる人と愛知県に住んでる人とでは、パチンコに伴う遊技環境が大きく異なるので受け取り方もだいぶ違うでしょうね。

    結婚されるとパチプロ、スロプロってのはやっぱり見直すべきですね。貴殿がパチ、スロ両刀使いであることや独身時代は専業でありながら、伴侶をめとると社会に復帰されたという経歴は大変羨ましくもありパチンコやパチスロをやる人にとっては理想的な人生のように思えます。私は未だにパチしかやれない頭と体なので、パチスロをやることは私にとっては本当に高くて険しい山です。

    麻雀は人が4人集まっての遊技はもう無理でしょうね。人間同士の戦いであっても、今はネット麻雀がやれるので私としては麻雀格闘倶楽部で十分なのですが、この競技に参加するようになって自分の力が客観的に分析できたので色々と勉強になりました。パチプロになる気はありませんが、麻雀のプロにはなれたよなあなんて本気で考えているくらいの麻雀バカで御座います。

    これからも末永くお付き合い願います。

    2020年11月10日 PM 8:06

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