確率を正しくとらえ打つ勇気

一般的には魅力的な遊技機であると思われるサイボーグ009が先行導入されたので、この機械を打つべきか否かについて色々と分析を行ってみました。突破型の遊技機は思ってたより辛いと感じることが殆どですが、何故そのような感覚に陥るのかについて本日は説明をしていきたいと思います。

 

リング1/100とウルトラ6兄弟1/100
1/100を44回転以内に当たればミッションクリア
そのときの突破確率は
=1-(99/100)^44
0.357

 

この数字は打者が14打数5安打した時の打率と同じ

=5/14
0.357
低確が14回当れば5回はSTに突入する。
間違いありません。

 

では大当り確率が1/100だから1400回転÷5=280回転に1度大チャンスが訪れるって考えた人は×です。ここに突破型遊技機の落とし穴があります。実を言うとSTに入った5回も低確率を引いたものによる恩恵です。従って14+5=19回当ったときに初めて5回STに突入するが正解です。低確を19回引き当ててようやく5回のSTだから1900÷5=380回転に1度大チャンスが訪れるということになります。

 

リング、6兄弟の確変TSは280じゃなくて380だ。

 

最初にリングや6兄弟の突入率が1/280だと思った人が勘違いをしているのは、1/100を14回引くから分母を1400とみなすって事。1/100に均されるまでの過程は、時短中の0~44回転があってこそ成立する数字です。従って呼出ランプでの14回の特賞間回転数履歴を計算すると殆どの場合が1/100よりも悪い数字となるはずです。具体例を書いておきます。

 

<大当りシミュレーション>

U6兄弟例題

 

大当り確率が1/100で44回転以内の突破型。低確19回とってその内の5回がSTという条件での仮想遊技ですが、これによると呼出ランプ上の大当り区分によると初当たりは14回で、ここから高確率中の回数を除するれば確率分母は1790となるので大当たり確率は1/128となります。1/128が1/100よりも悪いのはお分かりいただけると思います。当然引き戻した当りは44回転以下であり、この数字込みで1/100ですから、それ以外が1/100を下回るのは当たり前です。

 

呼出ランプ上の大当り区分⇒14/1790(128)
引き戻し⇒5/110(22)
1900回のうち電サポ中が506あるので、実際の大当り確率は5/1394
従って低確だけだと5/1900で、ここから電サポを除くと5/1394となる。

 

冒頭のお話で低確が14回でそのうち5回がSTだと考える人は、14×100から44×9を引いた数を確率分母にするので、大当りの確率を5/1004とみてしまいます。これが1/200とみるか、1/280とみるかでは大きく変わってきますね。

 

ST突入を5/14と見る人は
低確5/1400⇒低確280回に1回がSTと思う。
電サポを除外5/1004⇒1/200でSTに到達できると解釈する。

 

ST突入を5/19と見る人は
低確5/1900⇒低確380回に1回がSTと思う。
電サポを除外すると5/1394⇒1/280でSTに到達できると解釈する。
突入が5/14ではなくて5/19であることに気付くことが重要です。

 

1/100の突破型はまだましだと書きました。実際リングを打って8回連続ST入らずだったときも僅かにプラスで終わってますし、痛い目にあったことはありませんがこれが確率分母200になると厄介です。今回ニューギンからサイボーグ009という遊技機が発売されましたが、この機械もリング、6兄弟と同じ勘違いをする人が現れそうで恐ろしいことになりそうな予感があります。リングでは5/14ではなくて5/19だと書きましたが、これがサイボーグ009になると

 

4/10ではなくて4/14になるっていうお話です。

=1-(199/200)^104

0.406

 

1/200を104回転以内に当てるのは40.6%ですが、ここでは数字を丸めて40%にして話を進めます。一見すると大当り確率が1/200で突入が1/2.5なので1/500って思うのが、ありがちな間違いです。先ほどの話と同様に、引戻しSTも自力で引いてきた1/200抽選なので実際には低確14回当てて、その内の4回がめでたくSTとなるので

 

低確2800回の抽選でSTは4回
低確1400回の抽選でSTは2回
低確700回の抽選でSTは1回

 

実に700回に1回が大チャンス到来ということで、思ってたのとは違うって事になりがちです。2800回打ってやっとこさST4回。こう考えるとこの遊技機の難しさが見えてきますが、これは時短を考慮しないお話。ここから電サポによるお助けがあるので、自力回転数から見るとそこまで酷くはありません。

 

<大当りシミュレーション>

例題009

 

上記の例題では、自力回転数が1952なのでSTまでの入り口は4/1952ということで1/488となっています。大体この辺が平均的な数字と思いますが、上述した自力回転数1952÷0.076=25680個がBサになるのでたった4回のSTでショボ連がきてしまったらアウト。低確率700回に1回しか大チャンスがやってこないというのは本当に大変なことだと思うのでこの台を打とうとしてる人達は今日の記事内容をしっかりと把握して頂きたいです。結局

 

ウルトラ6兄弟の突破率5/14(.357)は

一見すると1/280がST突入率にみえる。

実際には1/380がST突入率である。

然し時短を差し引くと実質1/280になる。

 

サイボーグ009の突破率4/10は

一見すると1/500がST突入率にみえる(2/5*1/200)

実際には1/700がST突入率である。

然し時短を差し引くと実質1/500になる。

 

電サポによるお助け回転数まで考慮すると、奇しくも最初に感じた1/280とか1/500は正しい数値だったんですけどそれでこの台が楽かっていうとそうでもない。6兄弟の突入率が1/280だと思った人は、そっから更に44回転時短恩恵があるのだからそれよりももっと高い数値。1/200くらいで突入できるって思うだろう。サイボーグだって最初に1/500だ!って思った人は104回転の時短恩恵があるのだからもっと高い数値。1/350くらいだろって思うはず。ところが実際に打ってみるとそんなに甘くない。何で???何故こんなにキツイのかっていう正体が、最初に感じた1/280とか1/500が間違いだからですよ。

 

低確率700回に1回しかSTに入れない⇒半日で2回、終日で4回

電サポお助けにより大当り確率は1/700⇒1/500まであがる

1個賞球で自力500回すには7000個必要だ。

つまり28000円に1回しかST入れない。

RUSH入っても毎回28000円分の玉が出てくるわけがない。

突入まで2倍嵌ったら5万円は使う。

早めに突入してもショボ連だったらやっぱり5万は使う。

どう転んでも5万円は使う遊技台だ。

 

ここまでの分析結果でなかなか厳しい遊技台であることが分かります。私はいつも遊技に値する機械かどうかを判断するときに、上述したような大当りシミュレーションを行います。あくまでも自分が金使ってる気分で、その台の額面通りの当たり方をしたときにいくらくらいお金を使うのか。使ったお金を取り返せる確率は如何ほどか。勝ちやすい台なのか、負けやすい台なのか?そのような分析を行った結果、此度のサイボーグ009は極めて勝ちにくい遊技機だと判断いたしました。そうはいっても、一撃の魅力を味わいたいとかサイボーグ009が好きだとかいう人はやればいいと思うし、実際に4万個くらいなら天井まで一気に爆出しした人もいるから全然駄目だとは思わない。ヒトの好き嫌いまで関与する気持ちは毛頭ないし、やりたい人は勝手にやればですが、今日この記事を載せたのは、大多数の人間が009の突入率を誤解してるだろうなと思ったから。低確率700回に1回しか大チャンスが来ないって思ってた人は案外少ないと思う。

 

28000円に1回のペースでしか大当りはしませんよ。

 

この台は本当の意味での勝率は1割くらいしかありません。無論朝から晩までやってたらどっかで帳尻が合うかもしれないので、実際の勝率とは異なるけれど、朝イチから順風満帆で右肩があがるってことになると本当に1割です。6台島の先行導入10日間累計で、10万円クラスの勝ちを手にできたのはたった3台。つまりは3/60。ついで6万~8万クラスの当たり方をした台は5台だけ(同一台)。延べ60台で右肩上がりの順風を示したのはマジで6台くらいしかなかったので1割は過小評価では御座いません。ありのままの事実を書いただけです。

 

009_611

 

009_614

 

本当に客が勝てない状況です。延べ60日間で一番勝ったのは10/17(日)の612番です。この台を遊技されてた人こそが、あのお方ですがそれ以外の遊技台の負けっぷりが半端ないって!勝つ台はずっと勝ってるし、負ける台はずっと負けてるしという印象ですが、その辺の事情はただ単に確率の偏り、バラツキによるものなのでこれが今後どうなるかは私の知ったことじゃありません。ただひとつ言えるのは極めて勝ちにくいって事です。初っ端から5万円は軽く飛ぶと思うし、それくらいの覚悟がなければ打てない遊技台。

 

ウルトラ6兄弟の突入は5/14じゃなくて5/19

サイボーグ009の突入は4/10じゃなくて4/14

確率を正しくとらえ打つ勇気

があれば打つべしです。

なくば打たずが賢明です。

 

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