マジカルチェイサー3

この日記を始めるにあたってプロフィール欄に「好きなパチンコ機」をいくつか挙げたのですが、その際に真っ先に思いついたのが『マジカルチェイサー3』です。

 本機は90年代後半にホールを席巻した現金時短機で、当時は虜になった人も多数いるのでは? 大当たり確率は227分の1で、出玉は約2000個。大当たり後は時短なし(20%)、時短50回転(40%)、時短100回転(20%)、次回まで(20%)の4パターンに振り分けられます。

当時としては基本スペックが非常に甘く、かつ時短中に止め打ちをすることで大幅に玉が増やせる勝ちやすい機種でしたね。

まぁ最初はそんな感じで、単純に勝てるから打っていたのですが、何日も打つほどにその奥深い面白さに魅了されていきました。通常はこれだけ打つと飽きてしまい、ときめきも感じずに惰性で打つ場合が多いのですが、本機は違いましたね。

中でも絶妙なさじ加減に感心させられたのがこのフラッシュ演出で、画面内に同一図柄が2つ停止すると発生します。この演出、自力(ガセ)では約15分の1で発生するのですが、大当たりの際には点灯している3つ前までの保留をそれぞれ約11分の6の割合で書き換えるといった特徴があります。そのため大当たり時はリーチまでフラッシュが連続することもあれば、一旦途切れる場合もあるなど、一味違う連続演出が楽しめます。

またリーチ後の激アツ予告、顔面フラッシュも当時はインパクト抜群でしたね。

その後は後継機として2002年に『ミラクルチェイサー』が出ましたが、あれ以降は音沙汰なし。「OK!!」あたりから後継機が出てくれればファンとしては嬉しいのですが、まぁ現実的には「ない」でしょうね。

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