遊良品スロット第1弾『CANスロ』を披露　10月末から納品開始(同友会)

日本遊技産業経営者同友会は17日、10月度定時理事会を開催。理事会後に行なわれた記者会見の場で、同友会がオルカと共同開発したパチスロ機『CANスロ』(カンスロ)が披露された。

『CANスロ』(型式名:アソベルユウギスロット)は、“初心者からヘビーユーザーまで、皆が安心して遊べる遊技機”というコンセプトで同友会が研究・開発をしている「遊良品シリーズ」のパチスロ第1弾。技術介入性と射幸性を低くしたほか、ランプや7セグのデジタルアクションによる告知を充実させることで、パチスロの知識がない初心者でも簡単に遊べるようにしている。

「CANスロ」という名称は遊良品シリーズのパチスロ機の総称として採用されたものだが、第一弾の開発・設置を記念して機種名も「CANスロ」に決定された。“CAN”は「簡単に誰でも遊べる」の“簡”と「You can do it(あなたならできる)」の“can”を掛けたもので、これにあわせ缶をモチーフにしたオリジナルキャラクターを設定した。

ボーナス確率は1/94.2(設定1)縲・/78.4(設定6)と甘く、ボーナス中の目押しは不要。ボーナス終了後は完走型RTが10ゲーム行なわれる。コイン単価は0.8円縲・.2円(2000Gあたり)、TYは約108枚。
初期導入時の価格は26万円(税別・設置費込み)で、納品開始は10月28日から。

会見ではこのほか、10月3日に西日本地区でゴト対策勉強会を開催したことや、東日本では11月28日に勉強会を開催予定であること、賞品提供における電子カタログ化について関連する民間3社から賞品関連委員会に説明が行なわれたこと、11月21日に臨時社員総会とセミナーを開催することなどが報告された。