特集 2021/07/23 09:00
『SLOTまどか前後編』導入直前見どころ特集! 〜ソウルジェムシステムがレア役へコンバート!〜
▼『SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』
http://www.pachinkovillage.com/slot/s.php?M=6307
8月2日(月)から導入が開始されるミズホの『SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』。
タイトルが長い! なので、以下SLOTまどか前後編ということで。
まだ導入前ですが、この夏のパチスロシーンを盛り上げる1機種となりますので、初打ちに備えるべく情報先出しでご紹介していきましょう。

本機は、1G純増約2.5枚のAT機。AT「マギカラッシュ」は枚数管理型で、AT中は「マギカアタック」や「ワルプルギスの夜」などで規定枚数を上乗せしロング継続を目指します。
まずはスペックから。
スペック | ||
設定 | AT初当たり確率 | 出玉率 |
1 | 1/269.4 | 97.3% |
2 | 1/251.3 | 99.8% |
3 | 1/241.9 | 102.0% |
4 | 1/222.2 | 104.1% |
5 | 1/205.5 | 107.1% |
6 | 1/188.8 | 110.0% |
AT初当たり確率は設定に準じてアップ。
小役確率 | |
小役 | 確率 |
スイカ | 1/100.2 |
強チェリー | 1/445.8 |
弱チェリー | 1/100.2 |
チャンス目A | 1/412.2 |
チャンス目B | 1/346.8 |
強ベル | 1/1985.9 |
共通ベル | 1/5.0 |
押し順ベル | 1/1.7 |
確定役 | 1/16384.0 |
ハズレ | 1/22.1 |
小役確率には設定差なし。50枚あたりのゲーム数は約39G。

通常ゲーム中はとりあえず初当たりを目指すわけですが、今作は初当たり=ATとなっています。初当たり契機は以下の3種類。
1.規定ゲーム数の消化
2.レア役からの直撃
3.CZ
それぞれの契機について見ていきましょう。

【AT契機1:規定ゲーム数の消化】
通常ゲーム中は、内部的に定められた規定ゲーム数を消化するとAT確定となります。規定ゲーム数は有利区間移行時に決定し、その際特殊モードへの移行も抽選されます。特殊モードなら初当たりがエピソードボーナス→ATとなるため大きなアドバンテージが得られるというわけです。ゲーム数別期待度 | |
ゲーム数 | 期待度 |
0〜99 | ◯ |
100〜199 | ★ |
200〜249 | ◯ |
250〜399 | ★ |
400〜449 | ◯ |
450〜599 | ★ |
600〜659 | ◯ |
660〜699 | ◎ |
この表は、ゲーム数別の大まかな期待度を表したもの。◯は選択率が高いゾーン、★は高設定ほど選択されやすいゾーン、◎は特殊モードが確定するゾーン。天井は700G。この最深部で当たっても残りの有利区間が800Gほどありますので、そこからずっとATが続いたとしても2000枚程度は得られる計算です。
本機は規定ゲーム数消化後から前兆がスタートするタイプ。液晶がざわつき始めると前兆突入の合図となり、その後前兆ステージへ。

前兆ステージ中は液晶下部のソウルジェム役物が点灯するほど期待度アップ。

前兆ステージの最後は魔女バトルに発展し、当否の告知となります。
魔女バトルは、「ハコの魔女を倒せ!」、「薔薇園の魔女を倒せ!」、「銀の魔女を倒せ!」、「芸術家の魔女を倒せ!」、「委員長の魔女を倒せ!」、「鳥かごの魔女を倒せ!」の6種類。中でも「委員長の魔女を倒せ!」はチャンス、「鳥かごの魔女を倒せ!」は激アツです。

【AT契機2:レア役からの直撃】
通常ゲーム中は、スイカ成立時にCZを抽選、スイカ以外のレア役ではATの直撃を抽選。この直撃抽選は通常と高確の内部状態によって当選率が変化し、高確なら当選率がアップします。高確には有利区間移行時や弱チェリー成立時の一部で移行し、ほむら部屋ステージが高確or前兆示唆となっています。レア役からのAT直撃時も、規定ゲーム数消化時と同様、前兆経由で告知となります。当たり確定の本前兆中はレア役でエピソードボーナスへの昇格抽選を実施していますので無駄引きはありません(前兆中以外でもレア役の一部でエピソードボーナス直撃あり)。

【AT契機3:CZ】
CZは2種類存在。メインとなるのが「マギカチャンス」で、上位CZ「朽ちた墓地」は突入した時点でAT確定となっています。CZは前述のとおりスイカで抽選しています。スイカ→前兆→発展演出「ミッション」でジャッジというのが基本的な流れ。

ミッションは、「結界から脱出しろ!」、「使い魔を倒せ!」、「キュゥべえを捕まえろ!」、「契約を阻止しろ!」の4種類。
中でも、「キュゥべえを捕まえろ!」はチャンス、「契約を阻止しろ!」は激アツです。
CZの前兆中はスイカで上位CZへの昇格抽選を実施(初回スイカからの上位CZ直撃もあり)。スイカを固めて引いた際はその後に注目です。
それぞれのCZについて見てみましょう。

CZ「マギカチャンス」は「ほむら図柄を狙え!」演出が発生し、揃えばATが確定。この狙え演出は3回の保証があり、3回スカるとCZは終了です。ここでのレア役は狙え演出の上乗せ抽選を実施(AT直撃もあり)。
狙え演出発生時は、カットインの色に注目。青≪緑≪赤の期待度がアップし、虹なら確定となります。また、延命に延命を重ね30G継続した場合もAT確定となります。トータルのAT期待度は約30%。

劇場版のシーンを採用した上位CZ「朽ちた墓地」。突入した時点でATが確定し、狙え演出でほむら図柄が揃ったり、レア役が成立すればエピソードボーナスが確定となります。最終ゲームのみ当選期待度はアップし、トータルの成功期待度は60%超。
以上が通常時の説明となります。続いてはATについて。

AT「マギカラッシュ」は、初期枚数100枚の枚数管理型、1G純増は約2.5枚。
1G純増2.5枚で100枚スタートと聞くと40Gであっという間に終わってしまうように思えますが、AT突入時の平均獲得枚数は326枚(設定1)と、そこそこの獲得が期待できます。ベースが39Gあるにもかかわらず、AT初当たり確率が188.8分の1(設定6)〜269.4分の1(設定)と軽めの設計ですから、頻繁にATに突入しチャンスはもらえる仕様と言えます。
AT中は規定枚数を上乗せしながらロング継続を目指すわけですが、契機と上乗せはこんな感じになっています。
・スイカ→「マギカバトル」を抽選
・スイカ以外のレア役→「マギカアタック」や「ワルプルギスの夜」を抽選
・規定ゲーム数の消化→「ワルプルギスの夜」へ
レア役で上乗せの期待が持てるほか、レア役が引けなくても規定ゲーム数の消化でワルプルギスの夜が期待できるというわけです。
さらに、AT中は「ソウルジェムシステム」によるレア役アシストが発動します。

液晶下部に設置してあるソウルジェム役物。それぞれ対応したキャラと対応役が存在します。
ソウルジェム役物が点灯すれば高確となり、その対応役が成立すればレア役に変換(内部的に)されます。役物の点灯抽選はハズレ時に行なわれ、当選時は次ゲームから3or5G間点灯します。この数ゲーム間に対応役が引けるかが鍵です。
ソウルジェム役物の種類と対応役→変換役は以下のとおり。
【青:さやか高確】
リプレイ→チャンス目
チャンス目→確定役
【黄:マミ高確】
押し順ベル・共通ベル→弱チェリー
強ベル→確定役
【赤:杏子高確】
押し順ベル・共通ベル→弱チェリー
ハズレ→チャンス目
弱チェリー→強チェリー
強チェリー→確定役
【紫:ほむら高確】
弱チェリー・スイカ→強チェリー
チャンス目・強チェリー・強ベル→確定役
上記以外の役→チャンス目
【ピンク:まどか高確】
超激アツ!!
このソウルジェム役物は複合して点灯することもあります。その際、どちらにも対応した役が成立した場合は出玉的に期待度の高い役を参照となります(例.マミ高確&ほむら高確で押し順ベルならチャンス目へ)。
レア役が引けなくても発動さえすれば上乗せの機会が訪れるソウルジェムシステム。その契機となるハズレ目(出現率22.1分の1)が重要となってきます。
上乗せ演出に話を戻しましょう。

スイカの一部で突入する「マギカバトル」。戦う相手は、「影の魔女(vsさやか)」、「お菓子の魔女(vsまみ)」、「人魚の魔女(vs杏子)」の3種類で、戦う魔法少女に対応したソウルジェムシステムが作動します。
マギカバトルは4G継続。突入時と4G間に勝利抽選が行なわれます。
・突入時抽選……当選ならマギカアタックorエピソードボーナスへ
・4G間の抽選……成立役に応じて抽選、当選ならマギカアタックへ
ソウルジェムシステムが作動しているときにマギカバトルへ突入した場合は、どのバトルに発展するかに注目。ソウルジェムシステムの高確と同一キャラに発展した場合は勝利確定となります(例.さやか高確時に影の魔女へ)。

発生した時点で上乗せ以上が確定する「マギカアタック」。報酬決定ゾーンという位置付けで、2G間の成立役に応じて報酬が決定します。
・1G目……成立役に応じてソウルジェムシステムが発動(キャラ決定)
・2G目……成立役に応じて報酬を決定
報酬は、規定枚数の上乗せ、ワルプルギスの夜、ビッグボーナス、エピソードボーナス、裏マギカアタックの5種類。ちなみに、ソウルジェムシステムが作動しているときにマギカアタックへ突入し、1G目にその高確と同一キャラが選択された場合はまどかに昇格となり、報酬は100or300or500枚上乗せとなります。
キャラ別の特徴を見てみましょう。

【マギカアタック:さやか】
リプレイ成立でワルプルギスの夜orエピソードボーナスが確定。

【マギカアタック:マミ】
ベル成立でボーナス以上の期待度40%超。

【マギカアタック:杏子】
ベル成立でボーナス以上の期待度40%超。ハズレ目ならワルプルギスの夜以上が確定。

【マギカアタック:ほむら】
ワルプルギスの夜orエピソードボーナスが確定。

【マギカアタック:まどか】
3桁上乗せ確定。
このようにキャラによって対応役と恩恵が異なるため、マギカアタック突入時の1G目は誰が選ばれるか、2G目は出目に注目です。

報酬のところで出てきた「裏マギカアタック」。5G+α継続の上乗せ特化ゾーンで、毎ゲーム成立役に応じて規定枚数の上乗せ(20or100枚)、ビッグボーナス、エピソードボーナスに当選します。5Gの保証終了後、いずれかの報酬に当選すれば継続、非当選で終了となります。

シリーズ伝統の上乗せ特化ゾーン「ワルプルギスの夜」。1セット5Gのループ型で、継続率は50or67or80%の3種類。消化中はレア役で継続書き換え抽選もあり、実質的な継続率は50%継続→約73%、67%継続→約80%、80%継続→約87%となっています。
ここではほむらが倒れなければセット継続となり、規定枚数を上乗せ。さらに、上乗せ後に追撃上乗せが発生することもあります。ワルプルギスの夜ではレア役で継続書き換え抽選のほか追撃発生抽選を行なっており、それ以外にも5セット継続ごとに追撃が確定となります。

追撃は、追撃砲(PUSH告知)≪タンクローリー(第3停止告知)≪地雷(毎停止告知)の順に大量上乗せの期待度アップ。さらに、「超追撃」も存在します。

超追撃は、上乗せが90%でループ。
以上のように、ワルプルギスの夜では上乗せが加速し、さらに過去のシリーズ機でもあったようにBGM変化による恩恵や終了時のエピソードボーナス抽選なども存在します。
ボーナスについても触れておきましょう。

AT中に突入するボーナス(擬似ボーナス)は、ビッグボーナスとエピソードボーナスの2種類。
ビッグボーナスは30G継続し、レア役でAT規定枚数の上乗せを抽選、ほむら図柄揃いならワルプルギスの夜が確定となります。
突入時は演出モードを選択。

【チャンス告知】
カットイン発生でほむら図柄揃いのチャンス。ステップアップ演出が第3停止まで発展すれば上乗せ。楽曲は「ルミナス」。
【完全告知】
金シャッターが閉まればワルプルギスの夜確定。白シャッターが閉まれば上乗せ確定。楽曲は「コネクト」。
【後告知】
最後のスクラッチ演出で告知。楽曲は新曲の「resume」。
エピソードボーナスは50G継続し、発生したエピソードによって恩恵が変化。
【通常時に発生】
「明かされた真相」・「死闘の果てに」……AT「残るは一人」……ワルプルギスの夜
【AT中に発生】
さやか・マミ・杏子エピソード……マギカアタックほむらエピソード……ワルプルギスの夜
エピソードボーナス中のレア役はATの規定枚数を100%上乗せし、ほむら図柄揃いならワルプルギスの夜が確定します。
最後にロングフリーズと穢れシステムについて。

確定役の一部でロングフリーズが発生し、アルティメットボーナスへ。
アルティメットボーナスは3部構成となっており、
・前半エピソード……50G
・救済の祈り……5GのST型上乗せ特化ゾーン、上乗せ発生で1G目から再スタート、3桁上乗せ×90%ループ
・後半エピソード……50G
を経て、演出がいつもと違うATへ突入となります。エピソード前後半はエピソードボーナス中と同様の抽選となるため、レア役成立=上乗せ確定となります。アルティメットボーナス突入時の期待枚数は2000枚超。一度は引きたいプレミアムトリガーです。

「穢れシステム」は今作でも健在。発展演出の失敗やハマリなど、プレイヤーにとって嫌なことが起こると溜まっていく穢れですが、黒いモヤが出現し、穢れたソウルジェムの個数が蓄積量を示唆しています。
穢れの獲得契機は
・発展演出失敗時
・CZ「マギカチャンス」失敗時
・通常時の規定ゲーム数消化時
・AT中のマギカバトル失敗時
・AT中上乗せなし時
となっており、通常時の大ハマリやAT駆け抜け時は大量獲得のチャンスです。穢れの解放タイミングはAT終了時で、当選ならマギカアタック経由でAT再突入となります(穢れMAX時は裏マギカアタック!?)。
ちなみに、ATの最終ゲームでレア役を引ければマギカアタック確定となるほか、AT終了後99G+αは引き戻しのチャンスとなります。ヤメる際は、100G過ぎまでは様子を見たほうがいいかもしれません。

以上、ゲームの流れに沿ってポイントを紹介してきました。
5号機後期の傑作、初代『SLOT魔法少女まどか☆マギカ』が消えて2年近くが経ちますが、今作はその初代を意識した作りとなっており、さらにソウルジェムシステムなど新要素がいいスパイスとなっています。初当たり確率とベースのバランスはもちろんのことAT突入後の期待感や複数存在する一撃トリガーなど、打ち手を魅了する仕掛けが満載です。少女たちの戦いに、再び注目です。
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