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スーパーベビー

高尾

発表時期
1994年
8月
種別 1種
玉貸機
現金機
検定番号 400116
大当たり確率1/210
カウント&ラウンド10個&最大16回
賞球数7&15

高尾のカラー液晶1号機。売りは「液晶画面の美しさと赤ん坊の掛け声によって作り出されるストーリー展開」。リーチ時最長変動時間は約31秒。アタッカーのみ15個賞球。

大当たり図柄は0~9、木馬、哺乳瓶、ぬいぐるみ、悪い赤ちゃん、良い赤ちゃんの15種類。いずれかの図柄が3つ揃いになれば大当たりだ。

デジタルの停止順は左→右→中。変動開始とともに2人の赤ちゃんが画面下左右からハイハイしながら中央に向かって登場する。リーチがかからないと、2人はこちらを向いてにっこり。リーチがかかると左右デジタルの上にそれぞれ乗り、にらめっこを始める。ここで図柄が揃えばノーマルリーチからの大当たりということになる。にらめっこ後、ピコピコハンマーで図柄を叩き始めるとピコピコハンマーリーチだ。これら一連の動作中の赤ちゃんの仕草や「よいちょ」という掛け声が可愛すぎるのが大きな特徴だ。

写真代、高いです

パチンコ雑誌を作っていると、どこよりも早く正確な情報を得て新機種を紹介したい、攻略法を公開したいと考える。高尾から初のカラー液晶機が販売されると聞いた際も、それなら最新号の巻頭カラーかなと思った。ところが、撮影できる場所が関西しかない。ホール導入のタイミングの問題で編集部がある東京では撮影ができなかったのだ。時間の有効活用とホールでの営業時間外の撮影ということで、関西某ホールまでカメラマンと編集者が車で向かい、色々な齟齬もあって撮影時間はごく短く、それでもその時間内で最善を尽くし撮影。当時はデジカメなど使っていないから、35ミリでしこしこ撮るしかない。

 

すぐに東京に戻って現像に出し、夕方にできあがった。すぐに印刷所へ。何とかどこよりも早く『スーパーベビー』を雑誌に掲載することができた。

 

しかし、莫大な経費がかかった。2人に抑えたとはいえ人件費。高速道路の代金とガソリン代。手土産も持って行った。フィルム1本800円に現像が800円で15本撮ったから合計24000円。

 

元を取らなきゃとばかりに、ほとんど無意味というかページの飾りとして『スーパーベビー』の紹介ページに液晶の写真を散りばめた。

 

『スーパーベビー』を見るたびにそんなことばかりを思い出す。だから、そんな事情や経費がかかっていることを理解しようとせず、無断で写真や原稿をかっぱらう奴は大嫌いだ。

CRスーパーベビー2
大当たり確率(低確率→高確率)1/256→1/51.2
確変率2/15で+2回ループ
カウント&ラウンド10個&最大16回
賞球数6&15

確変率は2/15と低めだが+2回ループタイプのCRデジパチが翌年に発表されている。

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