その後、数多くのシリーズ機を輩出することになる『CR笑ゥせぇるすまん』シリーズ一発目は2000年に発表された。

200回のリミッター付きだが、実質的にはノンリミッター機となる。また、確変は厳密にいうと10000回だが、実質的に次回まで継続するので「次回まで」と表記。小デジタル確率は9/10で、電チュー開放時間は0.4秒×2回→2.5秒×2回。アタッカー開放時間が20秒と他メーカーの機種に比べると若干短いのは、この頃に発表された奥村遊機のCRデジパチの特徴。払い出し出玉は2025個。

図柄は1～12までの12種類で、3、5、7、10、11、12のいずれかの図柄の3つ揃いで大当たりになれば次回までの確変に突入する。

喪黒悪魔、喪黒天使、名刺、喪黒の各予告が大当たりのカギ。また、737や228といったチャンス目が30パターンある。

ノーマルリーチ以外にドーンと消灯の各リーチがある。また、ノーマルリーチから発展する、マスター系ではふきふき、カウンター、スクラッチが、喪黒系では図柄増え、パズル、スーパードーンのSPリーチがある。アツいのはドーン（信頼度…約24％）、スーパードーン（信頼度…約37％）、消灯（信頼度…約67％）の各リーチだ。また、全回転リーチと逆回転リーチは大当たり濃厚。リーチ確率は約1/12.4で、最長変動時間は約61秒。

通常図柄で当たっても再抽選機能によって確変に昇格することがある。その際は天使の数で昇格率が変化する。天使3人なら昇格確定。

CR笑ゥせぇるすまんXとの違いは、大当たり時のカウント数（だけ）。それ以外のスペックやリーチ信頼度などは全てCR笑ゥせぇるすまんXと同じだ。

大当たりの50％で32回のSTに突入する。

©藤子（A)・シンエイ・中央公論新社