カイゾク
マルホン工業
| 発表時期 |
1983年
頃
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|---|---|
| 種別 | その他 |
| 玉貸機 |
現金機
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| 賞球数 | オール13 |
左右落としに入賞すると、最下部中央にある電チューが1秒開放する。役物真下にあるチャッカーに入ると、同じく電チューが20秒(9カウント)開く。天穴もしくは左肩入賞時は左袖チューリップが、天下もしくは役物下段中央もしくは右肩入賞時は右袖チューリップが開く。
…とまあ、連動パターンを紹介したが、これだけでは普通機かそれに毛が生えたような機種に思える。しかし、当時のマルホン工業である。そんなわけがない。
天下の入賞口に入ると、役物上部から役物内へのコースができる。ここから入賞した玉が役物内のカモメ下部のパンク穴に入らずに、役物下部のチャッカーに入れば最下部の電チューが20秒間(9カウント)開く。パンク穴に入らなければチャッカー入賞→アタッカー開放で出玉を稼いでいくことができる。つまり一発台。
役物をよく見てほしい。海賊がいるので『カイゾク』という機種名には合点がいくことだろう。しかし、だ。カモメもいる。そう、実は全く同じ役物を使用した『(センター)カモメ』という機種もあり、両肩の部品や左右落としに入った際の電チュー開放時間が0.5秒などという細かい違いはあるものの、ゲーム性はほぼ同じ。同じ役物、ほぼ同じゲーム性で『カイゾク』と『(センター)カモメ』の2機種が存在するのである。



