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50音 (475/1421)

ジャズダンス15

西陣

発表時期
1982年
9月
種別 普通機
玉貸機
現金機
賞球数オール15

役物内に入った玉が上穴入賞なら役物下と右落としチューリップが開く。左(右)穴入賞の場合は左(右)落としにあるチューリップが開放する。また、左(右)袖チューリップ入賞で左(右)落としチューリップが開く。役物下チューリップが開いている際に入賞すると左落としチューリップが、閉まっている際に入賞すると右落としチューリップが開く。

上皿の変化する景観と払い出し音に興奮!

 

普通機の魅力、特に西陣の普通機の魅力は何か。

 

普通機は「役」が小さい。天穴や役物に玉が入っても最高で15個の玉が出てくるだけ。開くチューリップも最高で5個くらいだろう。左袖や左落としにあるチューリップへの入賞や、開放しているチューリップへのダブル入賞などを経てじわじわ玉が増えていく普通機は魅力いっぱいである。パチプロの視点では、基本的に「役」が小さいパチンコ台ほど低額で玉を出せる可能性が高い(もちろん、優秀台を見抜く眼力は必要だが)から、甘い普通機があったら、もしくはストロークの工夫で甘い台に変えられるなら、そのような普通機は誰にも知られないようにこっそり長く打てるように努力をする。

 

さて、西陣の普通機である。おススメは『ジャズダンス15』のようなオール15の普通機である。

 

玉を借りる。打ち止めになるような台なら200円でいい。上皿に50個の玉を入れる。打ち始める。

天穴や役物に玉が入り15個の玉が出てくる。おっと開放したチューリップにダブル入賞して15個+15個の玉がチャリン。気持ちいい。

また役物に入った。右袖チューリップに入賞して右落としチューリップが開放。ちょっと盤面右側に玉を打ったりして。チャリンチャリン。払い出しの際にたまに元気のいい玉が1個、上皿から飛び出していく。もったいない。

 

役物への連続入賞にチューリップへのダブル入賞でチャリンチャリンチャリンチャリン。上皿の玉が100個150個と増えていく。そしてさらに入賞すると、上皿の玉が綺麗に2重になっていき、払い出しの際の音がチャリンチャリ…チャリチャリ…チャリ…チャと変化していく。吸い込めるだけの息を胸いっぱい吸って限界に近づくような感覚。

そしてチャ…からの限界越えによる下皿へのドバーッという払い出し。これがたまらない!

 

西陣の当時の上皿は奥のほうの容量が大きく、かなりの玉を上皿に貯めることができた。それ故に、下皿に玉が払い出されるまでの過程、特に上皿の見た目と払い出し音の変化が秀逸なのである。

 

そして、玉が下皿から払い出されたということは優秀台の証(とは限らないけれども)。打ち止めまでの時間、何度も下皿ドバーッからの小箱への移動、そして上皿への玉補給、そしてチャリチャリ…チャリチャ…から再びの下皿ドバーッを繰り返すことの楽しさ。

 

やっぱりオール15で打ち止めになるような普通機は最高だよ!

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