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フィーバー大相撲Ⅱ

SANKYO

発表時期
1992年
10月下旬
種別 1種
玉貸機
現金機
検定番号 200412
大当たり確率1/265
カウント&ラウンド10個&最大16回
賞球数7&15

相撲がモチーフのドラム機でセミ連チャンが大きな魅力。盤面のインパクトとダブルリーチ4種類8パターンが特徴だ。ドラム上の7セグはラッキーナンバー表示(0~9を表示)。ドラム始動口のみ7個賞球。

ヘソもしくは左右落としにあるSTART(スタート)に入るとドラムが回転し、優勝カップ、力士、軍配、金星、大入、祝儀袋のいずれかの図柄が3つ揃いになるか、同色で「大相撲」(赤文字と青文字あり)が中央横ラインもしくは右肩上がりもしくは右肩下がりに表示されたら大当たり。全24通り。停止順は左→右→中。リーチ時の効果音は相撲っぽい。

確率から連チャン機を推定する

 

パチンコの新機種が発表された際、パチンコ雑誌編集者はまず何を思うのか。

昭和60年代~平成初期は連チャン性だった。

 

『ドンスペシャルB』(豊丸産業。昭和63年発表)の頃から大いに盛り上がった連チャン機は、もちろん、発表の頃から連チャン機であることが公にされるわけではない。パチンコ雑誌、それも攻略誌を作っているとなると、メーカーからの情報は遮断されることが多い。いくらでも抜け道はあるのだが、それよりも発表機種の大当たり確率がわかれば大体のことは想像可能だ。『ドンスペシャルB』は1/324だったからそりゃあもう…って感じだった。

そして、ホールで連チャン状況を確認すれば連チャン機認定。実機をゲットして連チャンの仕組みを解析できたら「連チャンシステム判明!」の記事ができ、附随して攻略法までわかれば表紙にも「連チャン促進打法完成!」と打って売上50%増を狙える。編集部は大いに盛り上がるのである。

 

大当たり出玉にもよるが、大当たり確率が1/200とか1/205だったらノーマル機の可能性が高い。連チャン機ブームの中でも堅実にノーマル機を発表していたメーカーもあり、それらの新機種の調査や実戦はちょっと後回しになる。

1/225のあたりはなかなか難しい。ノーマル機の可能性も連チャン機の可能性もある。

1/235よりも低くなれば連チャン機の可能性が高くなり、1/240以下ならほぼ連チャン機と推測して打ちに行く。

 

たまに、大当たり確率が発表されない機種もあった。それだけで「言いたいことはわかる」のだが、情報源はホール関係者や販社など複数あるから、すぐに判明する。万が一ダメでも、表面上の大当たり確率を求めれば、実際の大当たり確率はその±10%以内だから、これまた新機種の素性は推測できるのである。

 

大当たり確率だけがメッチャ低いのにノーマル機だったらバランスが悪いし、大当たり確率は高いのに爆裂連チャンしたらやっぱりバランスが悪いから、どうしても落ち着くところに落ち着いてしまう。

そういった意味でも1/220の爆裂連チャン機や1/225のセミ連チャン機は(真の仕様を知れば納得できるが)、最初はかなり驚いたものだった。

フィーバー大相撲Ⅰ(検定番号…200219)も検定を通っているが販売未確認。

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