点数計算補足

パチンコビレッジの過去ログを色々と整理していると、パチンコ以外の分類項目で野球、韓国ドラマを何度もUPしてきたので分類しましたが、それ以外にも麻雀というくくりでも10回くらいは投稿してるので整理しようと思いました。麻雀に関しては麻雀格闘倶楽部に関することが中心なのでお金を賭けた麻雀は現在では一切行っておらず、所謂賭けマージャンについては大学時代が殆どです。今後賭けマージャンをやるかと言われればフリーの雀荘に行くことはあるかもですが、それ以外では殆どないでしょう。そんなわけで麻雀に関する事を書いてもあまり意味がないのですが、私個人としては


パチンコで勝てない人間が麻雀で勝てる訳がない。
麻雀で勝てない人間がパチンコで勝てる訳がない。


と思ってるので
(1)パチンコ
(2)麻雀
(3)トランプ
(4)花札

に関しては全て共通点があると思ってます。(1)の達人は(2),(3),(4)においても強いと。


そんなわけで麻雀に関する話題を掲載してきたわけですが、2021年の5月4日に麻雀の得点計算方法を掲載して以降は麻雀に関する話題を書かなくなってしまいました。何事もそうですが計算問題に強くなることが上記(1)から(4)までの勝者と思ってのことですが、麻雀をやる人でも得点の計算方法を知らないって人が多いです。ここはひとつパチンコ同様に、麻雀での「計算力UP」にトライしようじゃああーりませんか。


得点計算が分らないと言う人の最初の関門が「符」計算です。まずは符というものから考えましょう。


これに関しては上述した5/4にも掲載
基本はアガリ最低符⇒20符
面前出アガリ(ロンあがり)⇒10符(合計30)
面前ツモ和了⇒2符
面前出アガリ30符、面前ツモアガリ20+2で切上げ30符。面子が符ゼロの場合どちらも30符ですが、ピンフという役は符が付いた時点でピンフではなくなるため、ツモアガリピンフを認めるか、認めないかは未だに根強い議論があります。筆者の考えではツモピンフはなしですが、麻雀格闘倶楽部ではツモった場合ツモの2符を0にしてピンフという役を認めています。


※和了⇒あがりのこと。面前(メンゼン)⇒ポン・チー・カンしないこと
自摸和了⇒ツモあがり

面前出あがり30符が基本と書きました。これは絶対に覚えて欲しい言葉です。
数字牌の対子(雀頭)とオタ風の対子は符ゼロ。オタ風は後で詳しく書きます。
麻雀は4面子と1対子で構成されます。和了すれば14枚です。面子には順子と刻子(3枚組)があります。対子は2枚組です。

数字並びの3枚組を順子といいまして符が付きません(123とか234)。
同じ数字の3枚組か字牌の3枚組は刻子と言い必ず符が付きます。


<待ちに関する符点>
次は何待ちかによって符点が変わるという決めごとです。
(1)両面マチ⇒符ゼロ
(2)カンチャンマチ⇒2符
(3)ペンチャンマチ⇒2符
(4)シャボマチ⇒2か4符
(5)単騎マチ⇒2符

 

 

1は数字の並び面子(順子)と数牌の対子と両面マチですから13枚全てにおいて符が付きません。これで1万か4万が出れば「出アガリ30符」となり、この形をピンフと言います。ピンフは出アガリ30符の形であり、出アガリ30符になるのはピンフしかありません。

1は両面マチです。出アガリ30符です。
2はペンチャンマチです。出アガリ32符⇒切り上げ40符です。
3はカンチャンマチです。出アガリ32符印切り上げ40符です。
4はシャボマチです。1万が出て34符、2ピンが出て32符切り上げ40符です。
5は単騎マチです。出アガリ32符⇒切り上げ40符です。

ところがこのままの形で和了できるのは1だけです。あとはリーチをかけないと和了できません。


麻雀は何かしらの手役がないと和了できません。1はピンフという1ファン役があるためリーチをかけなくても和了できますが、2から5には手役があり ません。従って2から5はリーチをかけると、ツモ和了も出和了もできますが、リーチをかけなければツモでしか和了できません。この辺が初心者には 分かり難いところです。


面前の時は、ツモればツモという1ファン役が付きます。 
ポンチーカンしたらツモってもツモという役は付きません。 

 

 

役がないと和了できない。ということはプレイヤーは役を覚えていなければ遊技をすることができません。役を覚えるのが難しいと思ってるでしょうが実際には覚えるほど難しくはないので、鳴かずにテンパイするとリーチをかければ良いし、鳴いて和了するにはタンヤオと役牌を知っておれば良い。

麻雀の役は
(1)役牌をポンすれば良い。
(2)チーポンしてタンヤオを作れば良い。
(3)鳴かずにテパイしてリーチをかければ良い。
(4)ピンフを作れば良い。
この4つが基本です。そんなに難しくはないです。


麻雀の牌は数字1から9までが3種類×4枚。字牌が7種類×4枚あります。数字の牌は万子、筒子、索子3種類あるので、全部で27種類。これに字牌の7種類を足して34種類×4枚です。因みに私が提供する麻雀牌の絵は元は画像ではなくてフォントですね。Majhongというフリーのフォントをインストールしてるので、エクセル開いてMajhongフォントを選択すればキーボードで


123と押せば東南西と変換される。
QWEと押せば1万、2万、3万と変換される。
ASDと押せば1ピン、2ピン、3ピンと変換される。
ZXCと押せば1ソウ、2ソウ、3ソウと変換される。


ということですね。


<役牌とは>
役牌とはポンするだけで、若しくは手の内に3枚あるだけで1ファン役が付く牌のことです。字牌7種類のうちまずは白發中の3種類は3元牌と呼ばれ無条件で役牌となります。この白發中を3枚づつ揃えて和了すると大三元(役満)です。


東西南北の4種類を風牌と言います。これはチト複雑です。

麻雀には場の風と家の風があります。

 

こういう位置関係だった場合。東家が親。左回りで南家、西家、北家と続きます。麻雀は東の場で東西南北4局戦って、南の場でも東西南北4局戦います。まずは東場から始まりますがこの時の4局は全員が東は役牌です。

東場
東家(親)は東だけが役牌。南西北はオタ風。
南家は東と南が役牌で西と北はオタ風。
西家は東と西が役牌で南と北はオタ風。
北家は東と北が役牌で南と西はオタ風。

 

 

南場
東家(親)は東と南が役牌で西と北はオタ風。
南家は南だけが役牌で東と西と北はオタ風。
西家は南と西が役牌で東と北はオタ風。
北家は南と北が役牌で東と西はオタ風。

オタ風の2枚組は符ゼロ
役牌の2枚組は2符付きます。
つまりオタ風ならピンフになりえます。
 

<2枚組>
数字の1から9までは全て2枚組は符ゼロです。
字牌の中で役牌の2枚組は2符。オタ風の2枚組は符ゼロです。
麻雀で1と9は老頭牌と言います。2から8までを中張牌(チュンチャンパイ)と言います。
東西南北白發中のことを字牌(ツーパイ)と言いますが
老頭牌と字牌のことを幺九牌(ヤオチューパイ)と言います。

幺九牌を全部揃えて尚且つ1組だけアタマがある形を
十三幺九(シーサンヤオチュー)もしくは

国士無双と言います(役満です)。
 

 

老頭牌が出てきたので紹介しますが、老頭牌だけで作る手のことを清老頭と言います⇒役満です。
これに1セットでも字牌が混ざれば混老頭と言います⇒2フアン役です。
 

 

<3枚組>
今度は3枚1セットです。2枚組の時は最大で2符でしたが、3枚組になると符は高くなります。この場合順子は符ゼロ。刻子条件により2から8までの差があります。

暗刻子⇒自分の手の中に3枚あることです。
明刻子⇒自分の手には2枚ですが出た牌をポンすることです。

幺九牌暗刻子⇒8符
幺九牌明刻子⇒4符
中張牌暗刻子⇒4符
中張牌明刻子⇒2符


符に関しては19字牌は2~8までよりも高い得点が与えられます。恐らくこれは2から8までの牌に比べて19字牌は融通が利かない為、和了しにくくなることの不利を補うという目的があるのではないかと考えられます。幺九は中張の倍と覚えておけば良いでしょう。因みに手牌の中に一切幺九牌を含まないことをタンヤオと言いますが、これは


断幺九(タンヤオチュー)から来ています。ヤオチュー牌お断りってことですね。
因みにタンヤオは面前でも鳴いても1ファン役です。
 


 

 

<4枚組>
其れでは4枚組です。一般的にはこの形をカン(槓)と言います。

暗槓子⇒自分の手の中に4枚あることです。
明槓子⇒自分の手には3枚ですが出た牌をカンすることです。
明槓子⇒ポンした後に4枚目の牌をつもった時です。


暗槓子は4枚とも自分が引いた時だけですが、明槓子には2種類あります。手の内に3枚持ってる時に場に4枚目が出たときカンと宣言すれば明槓(ミンカン)。ポンした後に4枚目の牌をつもってカンと宣言しても明槓(ミンカン)となります。ミンカン牌は他家がロンアガリする事ができるので振り込む可能性があります。アンカンは基本他家はロンアガリできませんが例外的に国士無双の時だけはロンと言えます。


幺九牌をアンカンすると32符もつくの和了時の得点が飛躍的にUPしますし、カンドラ、カンウラドラまでプラスされるので攻撃的な戦法ですが、これは相手にとってもドラが増えるチャンスなので試合の局面を見ながらカンするかしないかを決めます。勝ちゲームの後半は、むしろ相手の大逆転を許す可能性を与えてしまうので私はアンカンはしませんね。アンカンしなければ、完全安牌を3枚保有できるので守備面を考えてもカンしな いことの方がメリットは大きいです。カンするかどうかは麻雀の四神属性によって大きく変わるでしょう。


幺九牌をアンカンすると 
基礎点数の32符UPは1役UPに相当するので攻撃性能は極めて高いです。 

 


 

 

アンカンの威力を見てみましょうか?

上記画像はいずれも2ファン役の手です。上から順に30符、40符、70符となっています。ダブトンというのは、場の風が東で1役。家の風が東で1役。東1局の親は東を3枚集めると2ファン役となります。

 

 

子が30符ロン和了の場合
基本30符に場のリャンゾロ。単純にこれは30かける4倍と覚えておいてください。場にはリャンゾロが付きます。
30×2×2で120。これに2ファンだから更に2×2でこの時点で子供1人当たり480点となります。120×4ですね。
親は子の2倍払いですから960点。従って480×2と960で1920、切上げ2000点です。

子が30符ツモ和了の場合
基本30符にリャンゾロで120点。これに2×2で480ですがツモの場合はひとりずつ切上げで支払うので480の切上げ500点。親はその倍ですから1000点。合計で2000点です。

親が30符ロン和了の場合
基本30符にリャンゾロで120点。これに2×2で480ですが親は2倍の点数を貰うのでその倍。つまり960点×3で2880、切上げ2900点。

親が30符ツモ和了の場合
基本30符にリャンゾロで120点。これに2×2で親はその倍で960。切上げで1人当たり1000×3で3000点。

これが1番上のタンヤオピンフ2ファンでした。

 

次にその下東東東とある手牌

この手は字牌暗刻で8符付きますから38符、切上げ40符です。この時の得点は子が2600点で親が3900点でした。ところがこの手に4枚目の東を自模ってきてそれをカンすると、字牌のアンカンとなり32符付きます。という事は出和了30+32で切上げ70符となります。カンしなければ40符2ファン扱いですが、アンカンすると70符で2ファン。この差は


子の出アガリ2600点が⇒4500点に増える
親の出アガリ3900点が⇒6800点に増える

という事で画期的に手が高くなるんですね。

麻雀の手の中でも70符は1番計算が難しいので覚えておいた方が良いです。私は2345、3468と覚えています。これは

70符1ファンは子で2300、親で3400
70符2ファンは子で4500、親で6800だからです。

ツモアガリは更に面倒なので覚えきれん。感覚。子が600、600で親が1200
親の時は1200オールで3600

2ファンは子は1200、1200で親が2300
親は2300オールで6900とか。大体の感覚で計算しとる。

70符の場合は3ファン以上は満貫なので覚える必要なし。

 

七対子だけは変則的ですね。七対子というのは読んで字のごとく。7種類の2枚組合わせ。トイツが7つあるからチートイツって言うんだよ。これに関しては25符2ファン扱いのルールと、50符1ファン扱いのルールとに分かれます。難儀です。こういうところが難儀です。麻雀は地方によってルールが違いすぎです。

 

 

25符2ファンでも50符1ファンでも

子は1600、親は2400に変わりはないんですがね。問題はドラ絡みのチートイツ

(1)リーチ
(2)チートイツ
(3)表ドラドラ
(4)ツモ


25符2ファンの時は、これがリーツモチイトイドラドラとなって跳満扱い。
ところが50符1ファンではこれが5ファンとなるので満貫扱い。


満貫と跳満の差は、子では8000と12000点の差。親では12000と18000点の差になるので大違い。


これがウラドラ乗るともっと悲惨
(1)リーチ
(2)チートイツ
(3)表ドラドラ
(4)裏ドラドラ
(5)ツモ

25符2ファンの時は、これがリーツモチイトイドラ4となって倍満扱い。
ところが50符1ファンではこれが7ファンとなるので跳満扱い。


こういうところが麻雀の悪いところですね。ルールによって点数が大きく変わってしまいます。

 

2021年5月4日の記事と
2024年4月24日の記事で


麻雀の点数計算に関する疑問はほぼ解けたと思います。麻雀しない人にとってどうでも良いお話ですが、麻雀する人でもこのようなお話はあまり意識しない人が多いので、それはやっぱりどうかと思う。こういう計算問題に強くなることが


パチンコ
麻雀
トランプ
花札

全てに共通することやと思うとりますんでよろしくです。

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