どもども、年始から「正確なパチンコ収支」をつけ始めたシゲキです。実は他人に対しては「パチンコで勝ちを目指すなら、イヤでも収支をつけるのが重要ですよ！」なんて偉そうなコトを言っておきながら、自分自身はここ20年くらいドンブリ勘定。思い出した時に適当に計算する程度だったのですが、なんか今年はヤバいかも…そんな気がするんですよね。

パチンコを打ち始めて27年、これまで年間収支がマイナスになったことは一度もないのですが、一昨年はプラス20万円、昨年はプラス50万円と、勝ち額は以前に比べると微妙なもの…。もしかしたら今年こそマイナスになるかもしれないけど、そんな時にシッカリとパチンコ収支をつけておけば税務署に「必要経費」として負け額を申告…できるのかなぁ？

実際、最近は機種ページ作成のために毎日のように2500発（貯玉分）だけ『Zガンダム』を打っているのですが、一度も16R確変を引けずに早くも1万6000発の大赤字！　これだって業務で千円20回転程度の台を打っているんだから、領収書は出ないけど必要経費でしょ!?　でも貯玉はどう計算すべきなのか、あと業務実戦の時だけ必要経費にして良いものかとか、色々と考えちゃう今日この頃なのですが…とりあえずは今週もコラムを書かせて頂きましょう。

さて、1月上旬は『Zガンダム（SANKYO）』『地獄少女宵伽（藤商事）』『黄門ちゃま神盛（平和）』『うしおととら（Daiichi）』が導入されたので、この4機種についてホールデータを見ながらシゲキ的考察をば。

まず『Zガンダム』は見た目の完成度では間違いなくナンバーワンでしょう。初代ガンダムと違ってアニメ自体は全く知りませんが、それでも役モノが変形する様は超カッコイイ!!　演出も気合いが入っていますし、当たりさえすればきっと面白いハズです。そう、当たりさえすれば…。スペック面の印象は『北斗7』に近く、確変中に16Rを引かないととにかく勝てないというか、波が荒いですね。ホールデータを見る限り初期稼働は上々。遊べる台の目標回転数は千円20回転以上（等価交換）といった感じでしょうか。

『地獄少女宵伽』は22日導入のホールも多いですが、ホールデータを見るとビックリ!!　新装初週はウソ抜きで赤字営業の店が続出です。なんでだろう？　チョイと疑問に思ってボーダーを計算してみると、等価交換で約18回と最近の台としてはスペックが激甘レベル!!　今週になっても薄利で使っている（っていうか結果的に薄利になっちゃってる）ホールが多いので、勝ちたい人には狙い目の機種と言えるでしょう。

『黄門ちゃま神盛』も初期稼働は上々。確率199.8分の1のライトミドル機ですが、シマを見る限りの出玉感は『Zガンダム』や『地獄少女宵伽』といったミドルスペック機に勝るとも劣らず！　等価ボーダーは20回前後（※盤面右のゴチ装置の扱いで変化）とそこまで甘くありませんが、ちょっと連チャンすれば軽く万発という出玉力が魅力です。

最後に『うしおととら』…は初期稼働からして厳しいですね。まあ『天下一閃』式の役物が嫌いという人もいるのでしょうが、演出面にも問題があるような気が…。さらにホールの粗利率を見ると、まあガッポリ抜いてます。スペックの甘い辛いは役物のクセ次第ですが、全国平均で見るとクセの悪い役物が多いようですね。この台に関しては回転率よりも、データ機器を見て「いっぱい初当たりを引いている台」を打つという、羽根モノのような戦略が有効だと思います。

ちなみに来週頭（22日）は私を含む一部ファン大注目の『天龍インフィニティ（マルホン）』と、『ミリオンアーサー（ミズホ）』の導入日ですね。ではまた次週！

(C)創通・サンライズ

(C)地獄少女プロジェクト／宵伽製作委員会

(C)C.A.L／2017

原作／藤田和日郎「うしおととら」（小学館刊）

(C)藤田和日郎・小学館／「うしおととら」製作委員会