表と裏

今まで通りに海系のイベントに乗っかるか、この前の店に行くかで迷う1日。途中までは前者にするつもりでしたが閉店後の稼働率を見て圧倒的に後者有利と判断し海を捨ててEVA16へとひた走ります。とはいうもののエヴァが駄目な時は海も打てそうなお店なので、店に入るまでどっち打つか分らんとの思い。ところが車を走らせてる途中で会員カードを家に置いてきたことを思い出し唖然。これで店に着いても店員にカード提示を求められたら抽選受けられへんがな。


アワワですわ。


どうしようもないことやっとんなあこのクソ爺が!って思いながらも、店行って店員のチェックを逃れる方法がきっとあると信じてそのまま車を走らせました。勇気があるといえばあるけれど、馬鹿といえば馬鹿。勇気だけでパチンコは打てませんぜ。並びは700番台寒い中、通りの外で並ぶわけですが案の定店員がやってきて会員カードを見せろといってます。遠巻きにこの様子を眺めていたけれど


一旦は退避

 

ここは並んでないフリをしてその場を離れて待機です。店員が順番にカード見せろといってる姿を見ながら、奴が立ち去るのを見て元いた場所に戻ります。途中で並びに加わろうとした客がいるとこの店員が近寄ってきてカード提示を強要します。まずいなこれは。俺さっきコイツに姿見られてないから新顔やって思われたらカード提示を要求されるやん。まずいまずいって思いながら気もそぞろにその場を離れようかどうしようか。店員と俺との距離が接近するとお店の告知看板を見てるふりをしてコイツと目が合わんようにしてました。声をかけられたらさっき確認したやないかと脅すつもりでした。


この店員は俺がさっき会員カードを確認する時、並びの列にいたと思ってたらしくて声をかけてくることはありませんでしたから、その後も何食わぬ顔をして抽選時間が来るのをじっと我慢の子であった。因みに会員カードを持ってるかどうかを確認するのはこの時だけで、抽選受ける前は抽選順番券を箱の中に捨ててそのまま抽選機の前まで行ってボタンを押すだけだからここまで来るとノーチェックです。従ってチェックしてるとはいうものの、甘いチェック体制だと知ってたから会員カードがなくてもお店まで行ったわけ。完全に俺の方が知能指数高いわなと納得して抽選を受けました。


ざまあみろです。

 

まあ知能指数の差やな。知的犯罪でもやったかのように言ってますけど、それほど大した事してるわけじゃないっすね。抽選でまあまあの番号を引いて中に入るとお目当てのエヴァンゲリオン中ポケットがエグイくらいに締まってる。ヘソは2日前と変わってないと思うけど、ポケットは明らかにせばい。これを見てうーんってなって海の島に行くとこっちの方がまだましか?ってなことになる。迷った挙句に今日はエヴァを捨てて大海5にフォーカスしたけれど等価の海ってどうなん?回るんか回らんのかの判断はなかなか難しいけど今日はここ。右から3番目。左カドから7人くらいは専業と思しき軍団が列をなしてるから8番目に座ったけどこの選択がどう出るか?


右カドから1、2、3番目まではアウトってこと多い。


打ち始め
22
11
19
13


となったところでこの台は没。左右の傾きが悪いと感じ、この回りの悪さは下ムラに非ずと感じました。やっぱり右カドからの3台目までは全部ダメやなあと思いながら延べ5000円までは我慢しましたが結局5000円で88。ここでこの台との離別を決意し今年初めて1日1台の原則が崩れました。むーって思ったけどこの台の回りの悪さはそれだけにとどまらず、釘調整にも問題が…

 

これは一旦後述することにいたしますが、ここで私はその島を離れ背中側の台を打つことにして台移動です。初っ端から5000円捨ててしまったけどさっきまで打ってた島は左から7台までは全部埋まってたから仕方ないっすね。こちら側で勝負再開って思って1000円札を入れると


玉貸しボタンで貸しを押しても玉が出てこん。ていうか何も反応しない、返却しかできない。店員を呼びましたがこのカードは再投入してもエラーで返却されてしまうしなんともならん。そうこうするうちに周りの客もみんな同じ状況に陥り、ついにはこっち側の島全部がサンドエラー也。何これ!っていきり立つけど何分経っても問題が解決しないので、イライラしてきてさっきまでやってた台に戻るわけ。その間誰も遊技しなかったのが良かったとは思うけど、回らんことが分かり切ってる台に戻るのもなんですなあ。今日は敗色濃厚。どないもならんなあって思いながら1000円札を突っ込んでしばらくするとネッシー登場。一撃ボタン。


これがけたたましくやってケツ


この確変が終わったら帰ろうと思う。今からエヴァは打てないし、やることなくなった。


でもなんかツイてるっちゃあツイてる。自分がこの台を止めた後誰かが座ってすぐにエビで当たると今日は終ったなという気分になるけど、一旦戦闘放棄して帰ってきた台で500円で2連チャンは頂きマンモス。等価だからこれでも11400円。勝って帰ろうか、どうせ回らんし。

 

 

2000円目に11回転、4000円目に13回転でこの台は左右の傾きが悪いってことは分かったよ。やっぱり左カドに近い位置から5台くらいまでが良くて右寄りの台はダメやね。

 


 

今まで大海5を打ってきて回ったのは上記画像の①から⑤までです。⑥、⑦は打ったことないから分からんけど右カドに近いところ。⑧から⑩までは全部ダメでしたわ。勿論それが偶然とかたまたまってこともあるだろうけど、割と色んな台を遊技してきての事だからこの傾向はある程度信憑性があるのではないかと思っている。①から⑤の全てが良かったのではなくて、この5台のうち3台くらいは◎だったかな。⑧、⑨、⑩は今日の結果を持って全てダメだったことになります。


(1)①から⑤は良く回る。このうち④と⑤は特に良かった。
(2)⑥、⑦は遊技経験なし
(3)⑧、⑨、⑩は全部ダメ。横スタが悪い。


10台の島全てが同じ釘調整だったとしてもスタート率の個体差はかなりある。これが大海5の特徴でその原因は左右の傾き。左から5番目くらいまでにお宝台が隠されていて、特に真ん中付近の④、⑤は横スタが素晴らしかった。ここまでは右下がり台で、それが右カドに近づくにつれ右上がりになっていき玉の力学的エネルギーが殺されていく。従って大海5は左から半分くらいをメインにして考えていき、右カドから3台までは捨ててもええんじゃないかと思ってる。⑥、⑦は打ったことないけど ④、⑤は良かったんで⑥までは良いのかもしれん。

 

今日遊技するまでは⑧の位置にある遊技台は打ったことなかったからやってみたけれど、打ち始めてすぐに横の悪さを感じたし、今まで打ってきた遊技台の横スタとは違うなと感じた。だからこのまま打ち続けても下ムラが上ムラになるということは想像できなかったし、このままかそれ以下で終わりそうな気がしたよ。

 

 

其れともうひとつの問題。


昔親指ゲージで書いた通り。ABCDの間隔のうちどこに落ちますかという問題でグレイゾーンに落ち込めば絶対にヘソには入らない。だけどグレイゾーンに落ちた玉しかポケットには入らない。この日の遊技台、ポケットの入りはまあまあ良くて5000円で20回入ってます。この条件でBスタートを計算してみて下さい。


売上1250
ヘソ賞球264
ポケット賞球80
ヘソ入賞88

これで計算して下さい。


もう計算方法は書かないけれどBスタート5.5くらいね。Aスタート6.04でBスタート5.52


ね。ダメでしょう。


Bスタートが5.5しかないんではヤメると思うけど、いやいやいや。其れじゃあポケットの入賞率は良いんだからもっとやった方が良いんじゃないって反論分かります。でも今日の遊技台は5000円で20回ポケット入賞があるからといって必ずしもポケット入賞率が高いわけじゃない。ここまでいえばもう何を言いたいかは分かりますよね。











分かりますよね。
頭の良い読者様ならば



ポケット入賞率が高いのではなくて、ポケット入賞回数が多いだけです。


つまり死に玉が多い遊技台なんです。これがこの台のマジックです。

 

ABCの中でどこに落ちやすいかといえば圧倒的にBに落ちやすいと書いたはずです。風車よりも左側で玉の分岐が左に行くのか右に行くのかで65%くらいは右に行くと書きました。でもこの割合はABCの調整によって可変する。一般的にこの辺の分岐点に関しては風車上誘導釘若しくは風車自体の向きによって決すると解釈されてますが、実は風車周辺の影響は小さくてそれ以上に大きいのがBです。BからCまでの6本の釘を鎧というけれどその天辺に当たる釘(黒く塗りつぶした)が、くだんの遊技台では右に曲げられていました。

 

この釘が右に曲がるとだだでさえ落下しやすい間隔Bの空間がさらに広くなり、左右の分岐では右に行かずに左に落ちてしまうということになります。 こうなると風車より右65%というのは崩れ60%から65%の間まで下落するので


ポケットには入りやすくなるけど 
ヘソには入りにくくなる。


つまりポケットによく入るわと手放しでは喜べんのですわ。


いくらポケットの入賞回数が多いからといってもこの台はダメという烙印を押して今日はおしまい。

 

鎧の天辺をマイナスに振るのは常套手段だと思うけど、今日のお店はそのふり幅がヤヤ大きい。されど等価店の営業スタイルというのは大抵はこうなる。だからこそ等価で海を打つってことは普段ならやらないことなので今日は完全に失敗。この店を選んだ事が失敗。


ポケットに入ればヘソに入らない。ヘソにはいればポケットに入らない。このような表裏の関係になることはパチンコではよくある話。昔肩通過チャッカーがアウト側にあった時代にもそんな関係でした。肩を通過しやすい台はヘソにはいらない。ヘソに入る台は肩に入りにくくなる。このような表裏の関係はどっちを優先するのかを考えねばなりませんが、死に玉ルートを増やしても、ポケットの入口も同時に締めてくるので鎧の天辺を殺すやり方はマイナスでしかない。それが等価営業の汚い手口ってことですね


あまり気持ちの良い営業ではないですが


等価店を好むお客はこの辺の事にまるで気が付かないから…


BABA兄の事だよ。

コメント

  1. ゴーロ吾郎より:

    今回もタメになる記事ですね
    説明&図解があると不思議。わかった気になるモード突入ですわ( ᴖ_ᴖ )‎

    ABCの釘問題で私はずっとCの釘ばかり見ていたことに気が付きました。
    なーんかポロポロ落ちるなぁとか思いながら打っていた記憶しかない、、、。

    面倒臭がって分からないとしても見る癖をつけないとこうなってしまうんですね。演出大好きオカルトちょい好きの平打ちマンですが、楽しく打つ為には回らないと楽しくないのでちょっと今回の記事で賢くなりました。

    中ポケット編でも少し賢くなったのでそのうち釘が読めるようになるかもです。あからさまに腰を曲げて釘を凝視する人がたまに居ますが、あれだとなんかマークされそうで嫌なんですよね。
    こう、、スマートにさりげなく釘が読めるようになりたいなと思います( 'ω')

    2024年1月22日 AM 12:48
  2. ゴーニィ より:

    ゴーロ吾郎様

    今回の記事は結構重要な記事なのですが、誰もコメントしてこないので唖然としていました。このような記事に物申す人ほど

    素晴らしい。

    それができるのはやっぱりゴローさんですね。

    ABCの間隔問題は親指ゲージで指摘した通り。今までこの記事をしっかり読んでいるかどうかの試金石だったのですが、世の中の凡人はあまりそういうの指摘してこないよね。

    流石と申しておきましょう。

    2024年1月22日 PM 7:51

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