性能<発射装置・遊技球獲得>

パチンコ遊技機に係る技術上の規格


これからしばらくは遊技機の規則について話をまとめます。パチンコ遊技機に係る技術上の規格という文書を基にして記事を書いていきます。正直中身の丸写しってこともあるでしょうし、この文書は2018年の規則改正以前のものですから、今の規則とは少し異なるのですが基本的には大きく変わっていないので、まずはこの内容を理解することから始めましょう。パチンコで勝つ為には、期待値計算ツールを使って期待値計算することが王道みたいに言われてますけど、その前に機械のことに詳しくならないと駄目なこともあるので知っておいて損はないでしょう。


詳しく調べれば誰でもわかる事。


でも詳しく調べようと思わない人が多いからまとめようと思いましたし、自分自身もまた時折り「振り返りたい」と思うことがあるのでこの際一覧にしておきたいということです。ビレッジとの縁が切れてもこういう書類をパソコンの中に整理しておけば振り返るのが簡単ですからね。って自分の為に書いてるようなものですけど、マジ規則の内容は皆が知っておいた方が良いと思いますよ。巷ではハンドル固定が駄目だとか、釘調整が駄目だとか言われてますけど本質を知らなければ駄目だと思いますからね。


イ遊技球の発射装置に関する規格は次の通りとする。
(イ)遊技球を1個ずつ発射することができるものであること。
この規定によりパチンコのハンドルでは10個まとめて発射するようなものは作れません。1発ずつ発射するということの意味はある程度射幸性能を抑えるという目的もあるのでしょう。

(ロ)1分間に100個を超える遊技球を発射できるものでないこと。
1分間とは平均された1分間ではなくて、一切延長のない1分間と解する。発射装置が、任意の連続する1分間において100個を超える遊技球を発射する性能を持つものは本規定に抵触する。発射装置が任意の連続する1分間においてまさに100個の遊技球を発する場合には本規定に抵触しない。

これはパチンコ機の絶対アウトが100であることの根拠です。

パチンコは60秒間で100個発射する性能になってるため、アウト玉の計測が遊技している時間を表しています。勿論アウト玉の計数は、1個単位の数字ではなくて10個通るごとにワンパルス信号が上がるのでアウトの数字を10倍するから誤差はありますけどね。ホールコンピュータの数字ではアウト6000となると60000個相当とみなされますが、これは60000から60009までの誤差があります。


そしてホールコンピュータでアウト玉が6000(表示は600)となるとお客様が1時間遊技したって事が分ります。勿論1時間の遊技ではなくて1時間ハンドルを握っていたということですけどね。9時から22時までパチンコホールが営業すると最大でアウト玉が78000個ってことになりますが、実際にはそんな数字が出ることはありません。保留が溜まったら手を放すし、長い演出のリーチではも手を話すし、その他休憩でも手を放すから1日の最大アウト玉数は5万個ですね。


遊技機1台平均の平日のアウトは1万個
土日平均では3万個
フル稼働4万個以上

ってとこでしょうけど今の4円パチンコではこれは実現できないでしょうね。土日でもアウト1万個いくかどうか?極稀に優良店の末尾看板機種ではアウト4万個を超える店もありますが、そんな店は稀ですね。


1分間で100個という数字は1分間で400円以上お金を使わさないということなんですけど、これはパチスロのゲーム性と比べると吸い込むお金の金額はかなり小さくなりますね。遊技機という性格上無制限にお金を吸い込むような仕様にはできぬので、お金を投資できる最大限の目安として分間400円と決められてるのです。

分間400円×60で1時間24000円。1日の最大アウトが5万個とすると


24000円×(50000÷6000)は200000円の投資ですが
エヴァアスのベースは14くらいあるので20万×0.86は172000円が1日に使える最大金額です。


(ハ)遊技球の試射試験を10時間行った場合において(イ)及び(ロ)に掲げる性能が不変であること。
遊技球を発射させる速度を遊技者の意図に依らず役物等の状態等を契機とし変動させる性能を持つ場合には、当該発射性能は本規定に抵触する。


(二)遊技球の試射試験を10時間行った場合において、その間、遊技盤上の遊技球の位置を確認し、かつ、調整できるものであること
「遊技盤上の遊技球の位置を確認することができるもの」とは遊技者が発射装置を操作することにより、任意に落下地点を変更できる事であると解する。

「遊技盤上の遊技球の位置を確認することができるもの」とは、遊技者が発射装置を操作することにより、任意に遊技球の落下地点を変更できることであると解する。この規定を読むとハンドルの固定をするかどうかを問うてはおりません。客がハンドルを強弱して狙う位置を変えられる装置であればOK。一旦狙う場所を決めたらあとは不問ですね。遊技機の規則では固定ハンドルの是非は記載してはおりません。お店はしきりに「ハンドルの固定は法令で禁止されています」とアナウンスしていますが、これは本来なら間違い。法令とは法律とか政令(施行令)、省令(施行規則)を指すものであり、そういった規則の中ではハンドル固定の是非項目はありません。一般的にパチンコの法令に関しては打ち手の行為についての是非を書いているのではなくて、専ら遊技機の仕様についての記載であります。誤解のなように願います。


ただしお店がハンドル固定しないで下さいとアナウンスしたい気持ちは分かります。せっかく購入した高価な機械をハンドルにコインか何かを無理やりねじ込まれるとハンドルが損傷する可能性高いです。それ故自身の「商品」を守るため「お客様にお願い」をしているわけです。法令云々はそういう理由でこじつけないと客が言うことを聞かんから脅しているだけですね。


ロ遊技球の獲得に係る遊技機の性能に関する規格
(イ)1個の遊技球が入賞口に入賞した場合に、15個を超える数の遊技球を獲得できるものでないこと。

ひとつの入賞口への入賞により獲得できる遊技球の数は常に同じでなくてはならない。アタッカーは15個、ヘソは1個、電チューは2個、BYは5個とかあらかじめ決められた賞球が払い出される機械でないとダメってことです。

MAXが15と決まっている為

2018年の10ラウンド規制はこたえました。払出が10カウント×10ラウンド×15個で1500個。打ち出した玉を差し引くと1400個以上の出玉は獲れないのです。

(ロ)入賞口への遊技球の入賞によらずに遊技球を獲得できるものでないこと。
何らかの入賞口への入賞以外では出玉の獲得は無理。従ってMAX10×10×15です。


(ハ)遊技球の試射試験を1時間行った場合において、獲得できる遊技球の総数が発射させた遊技球の3倍をこえるものでないこと。
俗にいう1時間試射試験。今はこの規定は変わってると思いますが2017年まではこの通りでした。従って1時間では

アウト玉が6000個
出玉MAXはアウトの3倍⇒18000個
ということは差し引き12000個が最大限獲得できる差玉数でした。
現行スマパチでは1時間に12000個以上の差玉。簡単に獲れちゃいますよね。


(二)遊技球の試射試験を10時間行った場合において、獲得した遊技球の総数が発射させた遊技球の総数の1/2を超え、かつ2倍に満たないものであること。

いわゆる最大負けと最大勝ちの規定ですね。

アウト60000個打てば24万円の投資。このうち半分は出玉として還ってこないと規則違反となり、保通協の試験には合格しません。其れが故保通協の適合試験では、ポケットの入賞口を大幅に開けて高いベースが出るように仕組んでいました。アウト60000個打って2倍以上出るとダメなので出玉は12万個まで。ということは勝ちの最大値は6万個×4で24万円まで。


負けの最大限は12万円まで
勝ちの最大限は24万円まで

1時間⇒6000個。10時間⇒6万個

(ホ)遊技球の試射試験を10時間行った場合において、獲得する遊技球の数の内役物の作動によるものの割合が7割を超えるものでないこと。役物が連続して作動する場合における当該役物の作動に依るものの割合にあっては6割を超えるものでないこと。

ベース規定です。

役物の作動は電動チューリップとアタッカーの合計
役物が連続して作動するものはアタッカー

電チュー賞球とアタッカー賞球の獲得出玉は7割まで。其れ以外の出玉で3割を担います。通常時のヘソとポケットの賞球が獲得出玉全体の3割以上を占めないと本規定に抵触します。

アタッカー賞球の獲得出玉は全体の6割以下ってことです。通常時のヘソとポケットの賞球と電サポ中の獲得出玉が全体の4割以上を占めないと本規定に抵触します。


現状のヘソ1個賞球機では通常時のベースが獲得出玉全体の3割を超えてるとは思えないので、今のパチンコ業界の現状は憂えるものがあります。「法令でハンドルの固定は禁止されています」と嘘を付いて客に無理強いをするくせに、お店はこのベース規定を無視して営業をしています。こんなことが許されて?

ヘソの賞球が1個でポケット入らないと
自力回転数2000個ならヘソ賞球2000個でBサ25000個くらい。で損益分岐ラインなら出玉の合計も25000個。ということは2000÷27000だから全体の7.4しか取れてません。3割なんてとてもじゃないけど届かない。逆にいうと25000÷27000では92.6%がアタッカー賞球に依る獲得出玉。

全体の92.6%が大当たりに依る出玉にしてるくせに
この数字が70%以下にしないと本規定に抵触します。

パチンコホールがとんでもない営業をしてるってことがよく分かりますね。

時に規則だから守れというし、
時に規則なんか無視して自分勝手な営業をする。
これに騙されてるのが客ってことですね。


次回は性能(非電動役物)についてです

コメント

  1. 大谷すき。より:

    いや最後の法令目ん玉飛び出たんですけど笑。
    は?あたりとかラッシュの出玉は全体の出玉の7割以下にしなくてはならない?
    現行機絶対海しか守られてないですよ。
    海ですらギリギリなんじゃないかな。
    LT3.0なんてヘソとポケット10%以下でしょ絶対。
    全部法令違反じゃん。潰せ潰せそんなもん。海と甘デジしか残らんでええわ。
    この法律守ってないから業界壊れてんじゃん。しっかり守れよ。
    なんかこれ以外にもコメントしたいことあったのに最後のインパクト強すぎて全部吹っ飛びましたわ。
    (ホ)以外は割と守られてるのに(ホ)守られてなさすぎでしょ笑

    2025年12月24日 PM 12:48
  2. ゴーニィ より:

    沖縄6のベース
    スタート6.5×賞球3で19.5
    エヴァアスのベース
    スタート7でBYベース7で14

    精々こんなもの。これでもボダ超え台の話。
    ボダ割れならもっと悪い。とんでもない営業。

    法律も法令も全部無視。


    現行ベース30確保できてる台なんかゼロ。

    これが現実。客には止め打ちすな、オーバー入賞すな。固定ハンドルすなって文句ばかり言うくせに、自分たちは完全に法令・規則無視。舐めとんのかお前ら。もっと規則を勉強せい。

    客に都合悪いことは全部言ってくるくせに、
    自分に都合悪いことは全部無視。死ねよボケ。

    パチンコなんか悲惨だよ。

    2025年12月24日 PM 8:11

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