性能<役物連続作動装置>

ぱちんこ遊技機に係る性能上の規格

ト役物連続作動装置の性能に関する規格は次の通りとする。
(イ)役物連続作動装置の数は1個を超えるものでないこと。

遊技機が、役物連続作動装置をプログラム上、構造上その他事由から2個以上設けていることが判明する場合には、1個を超えてはならない役物連続作動装置を複数設けていると解するため、本規定に抵触する。

これはアタッカーが連続して開き続けること。つまり特別電動役物が連続して開閉し、大当たりの作業が終わるまでその作業が継続する状態になる装置のことを指していると思われます。問題定義したいのは小当たりRUSHが発生する時。小当たりRUSHは右側にあるヘソの抽選により、小当たりが高確率で出現する状態をいう。この場合、始動口若しくは入賞ゲートを通過した球が小当たりを引き当てた時に役物がパカパカと数秒、数回開閉して玉が増えるけれど、この場合の役物及び入賞口は、特別電動役物であっても役物連続作動装置には当たらないということなのか、若しくはこの場合のパカパカ開く入賞口は電チュー扱いになるのか?


ややこしい話ですが

小当たりRUSHは右打ちして右のヘソを通過(必ず回せる通過ゲート)
特別図柄2の抽選で大当たりしたら、役物連続作動装置が働いて特別電動役物が10回くらい開閉し、役物連続作動を行う。大当りではなくて小当たり当選の場合は、特別電動役物が1回若しくは数回パカっと開いて出玉を獲得する。この場合の役物の作動は、役物連続作動には当たらない。

通常の確変機、ST機では確変中は
海ならば左肩の通過ゲートを通った玉が普通図柄の当落抽選を行っていて、高確率で当選するから、普通柄の当選で普通電動役物が開閉して出玉を獲得する。初代北斗無双のようなST機は右側の通過ゲートを通った玉が普通図柄の当落抽選を行っていて、高確率で当選するから普通電動役物が開閉して出玉を獲得する。

ST機右打ち中は、普通図柄の当落を行っていて普通電動役物が発動する。
小当たりRUSH右打ち中は、特別図柄の当落を行っていて特別電動役物が発動する。

従って小当たりRUSHが発動するのは、確変中であっても電サポ中ではない。電サポ中はセーフ÷アウトが1を超えてはならないから。
 

 

小当たりRUSHといって真っ先に思いつくのがこの機械でしょう。

伝説の1台。伝説の1日。拾い玉で一撃10万円を獲得したのは世界広しと言えども私だけ。2017年の11月11日、ホームラン桑名店でのことでした。左打ちでRUSH50%、右打ちで65%継続の確変機。従って右打ち中の小当たりRUSHは特図2の抽選と分かります。この日は恐らくは右打ち中の16R当たりは8連チャンくらい。これで12600個。残りの16000個が小当たりによる出玉の獲得です。小当たりで15個×7となってるけど打ち出し玉数を引くと1回で95個分くらいの増加。ただし小当たりRUSH中は玉が減るので95個×170当たりってことはないと思います。恐らくは190から200回くらいの小当たりです。トータル200連チャンくらいで28600個の獲得でしたけど、1/5.9で引く小当たりが200回くらい続くということは嵌りまくり。


5.9×200=1180回の抽選
1/75.3を8回引いたということは1/147.5。まあまあ嵌ってる。
65%の確率で8連くらいは割とあるから、この台の一撃性はかなり高い。

この遊技機の仕様を見ていると、真ん中のヘソは特別図柄1の抽選に係るものであり、右側の始動口は常に回せる通過ゲートですけどこれは特別図柄2の抽選に係るもの。そして右打ち中に1/75.3の16R当たりを引けば特別電動役物が開閉し、役物連続作動を16回繰り返します。同様に1/5.9の小当たりを引けば特別電動役物が1回だけ開閉します。そしてこの1/75.3とか1/5.9を引かない間はどんどん玉が減っていくということですね。

小当たりRUSHという性能は今も尚分かり難い仕組みです。


(ロ)特別電動役物以外の役物を作動させるものでないこと。

これは、役物連続作動及び役物連続作動装置は大当たりに依るものであり、其れに依って普通電動役物を制御することはできない。普通図柄の当選は普通電動役物の作動に関わる。特別図柄1と特別図柄2の当選は、役物連続作動装置の発動により、特別電動役物が作動する。これが連続して作動すると大当たり。これが1回開閉するだけの作動が小当たりRUSHに相当すると思われる。

(ハ)役物連続作動装置は、次のいずれかの場合に作動するものであること。
a条件装置が作動した場合
b aの場合において、遊技球が大入賞口以外の特定の役物に入賞し、又は特定のゲート若しくは大入賞口以外の特定の入賞口内の特定の領域を通過した時。

aは特別図柄の抽選を行った結果、低確乱数若しくは高確乱数を引き当てた時。つまり大当たりした時。
bはハネモノの大当たりではないかと思います。

遊技球が通過することで役物連続作動装置を作動させることとなる「特定の領域」が遊技の都度により変動する、又は事前に定められていない場合には、遊技機が役物の作動を任意に調整することを可能とする性能をもつものであると解し、「遊技の公正を害する調整を行うこと」を可能とする性能を持つものであると解するため、当該遊技機の当該性能は、(チ)イに抵触する。尚当該領域が複数定められていることは差し支えない。


(二)役物連続作動装置の1回の作動により特別電動役物が作動する回数の合計は16回を超えるものでないこと。

これが2017年までの規則でした。2018年ののめりこみ対策第2弾、規則改正により16⇒10に変更されました。

特別電動役物が2個設けられている場合には、2個の特別電動役物が1回の作動により作動することは差し支えない。ただし回数の合計が16回を超えないこと。(今は10回を超えないこと)

役物連続作動装置が作動していないとき、特定の領域を大入賞口内に持つ大入賞口に係る特別電動役物が作動し、大入賞口内の特定の領域を通過することで条件装置が作動し、当該装置に係る役物連続作動装置が作動する場合には、当該特別電動役物の作動は本規定の回数に含める。


(ホ)条件装置の作動に係る大入賞口内の特定の領域を通過する遊技球の数は、当該大入賞口に入賞する遊技球の数のおおむね10分の1を超えるものでないこと。

「特定の領域」とは、遊技球が通過することで条件装置を作動させることとなる領域が、遊技の都度変動してはならず、事前に定められていなければならないことであると解する。なお、当該領域が複数定められていることは差し支えない。

可動物が、大入賞口内に設けられ、既に大入賞口に入賞した遊技球の動きを当該可動物で変化させることは差し支えない。

この規則はよく分からないんですけど昔はアタッカーが開いたときに、真ん中にVゾーンがあってそこに入らないと次のラウンドに進めずパンクしてしまった。特定の領域とはアタッカー内のVゾーンなのか?若しくはハネモノに関する仕様なのかでしょう。


1回の特別電動役物が作動するとき、複数の遊技球が、大入賞口内の特定の領域を通過することは差し支えない。このとき「」10分の1を超えるものでないこととは、通過した遊技球は1個であるとした上で、特定の領域の通過玉数が正に10分の1を超えてはならないことであると解する。

特定の領域を持つ大入賞口が、役物連続作動装置未作動時におけるひとつの契機で入賞した遊技球が他の契機で入賞した遊技球の落下の方向に何らかの変化を与えることを可能とする構造又は性能を持つものである場合には、特定の領域を通過する遊技球の割合の任意の調整を可能とする構造又は性能を持つものであると解するため、当該入賞口の当該構造又は性能は本規定に抵触する。


特定の領域を持つ大入賞口が、役物連続作動装置未作動時におけるひとつの契機で大入賞口に入賞した遊技球が特定の領域を通過するか否かが決定される前に、別の遊技球の始動口への入賞により再び開放等する性能を持つものである場合には、技術上の規格に定められていない役物の作動を容易にする性能を持つものであると解するため、当該大入賞口の当該性能はチ(ト)に抵触する。


ここで書かれている内容は、やはりハネモノの内部に玉が入賞したことを指すようですが、今となってはこのような物理的な構造を思い起こす事が難しい。  
 
(へ)役物連続作動装置の1回の作動により特別電動役物が連続して作動する回数が変動するぱちんこ遊技機にあつては、次の式により得られる連続して作動する回数の期待値について、ヘ(リ)に規定する関係が成立するものであること。  
 N=シグマi=216(i×Qi)  ただしシグマi=216Qi=1  
 Nは、役物連続作動装置の1回の作動により特別電動役物が連続して作動する回数の期待値  
 Qiは、特別電動役物がi回連続して作動する確率の値  


役物連続作動装置の一回の作動により特別電動役物の連続作動回数を決定するための装置(以下、「特別電動役物連続作動回数決定装置」という。)は、役物連続動装置の一部である。  
 
特別電動役物連続作動回数決定装置が、あらかじめ定められた一の確率を設けていない又は遊技の都度に確率が変動する場合には、Nを定めていない性能を持つものであると解するため、当該装置の当該性能は、本規定に抵触する。  
 
連続作動回数が  
 ・役物連続作動装置の作動時に直ちに決定されない  
 ・当該決定が明示されない  
 ・当該明示された回数を表す情報が変動する  
 
場合には、遊技機が、役物の作動を任意に調整することを可能とする性能を持つものであると解し、「遊技の公正を害する調整を行うこと」を可能とする性能を持つものであると解するため、当該遊技機の当該性能は、チ(イ)に抵触する。このとき、遊技者の技量等により連続作動回数が変動する場合に明示される回数は、特別電動役物が継続して作動することが物理的に可能である最大の回数である。  
  
役物連続作動装置の作動の継続又は終了を特別電動役物の一回の作動により開放等する大入賞口内に入賞した遊技球が通過する領域で決定するために、当該通過域を設けるための性能が構造上設けられることは、差し支えない。ただし、当該通過領域が、  
 
 ・遊技の状態によって変動する  
 ・無効又は有効となる  
 ・当該構造が可動する場合、役物連続作動装置の作動中において、常時一定の動作を継続しない  
 ・誰かが調整できる  
 
場合には、遊技機が役物の作動を任意に調整することを可能とする性能を持つものであると解し、「遊技の公正を害する調整を行うこと」を可能とする性能を持つものであると解するため、当該遊技機の当該性能は、チ(イ)に抵触する。また、この場合のNは、特別電動役物が継続して作動することが物理的に可能である最大の回数である。  

遊技機が、特定の領域を複数設け、当該領域ごとの特別電動役物の連続作動回数を決定する構造を持つことは、差し支えない。また、この場合のNは、特別電動役物が継続して作動することが物理的に可能である最大の回数である。  

(へ)に書かれている内容を理解するのは非常に難しい。恐らくはハネモノの開放と特賞に関する規定と思われる。  
 
 
(ト)作動確率の値が複数定められているぱちんこ遊技機にあつては、その個数は2を超えるものでないこと。この場合において、次の式により得られる作動確率の期待値について、ヘ(リ)に規定する関係が成立するものであること。  
 M=(P+1)÷((P÷MH)+(1÷ML))  
 Mは、作動確率の期待値  
 MHは、作動確率の値のうち高いもの  
 MLは、作動確率の値のうち低いもの  
 Pは、作動確率の値が高い場合における役物連続作動装置の作動の開始が連続して生じる回数の期待値  

役物連続作動装置の作動の終了時ごとに作動確率Mの値を低い値から高い値へ変動させ、又は高い値のまま変動させない抽せん(高確率変動抽せん)を行う場合は、その当せん確率は、あらかじめ定められた一の値(以下、この項でα(0<α≦1)とする。)である。  
 
作動確率Mの値が高い値のとき、一回の条件装置の作動に係る抽せんごとに作動確率Mの値を高い値から低い値へ変動させる抽せん(転落抽せん)を行う場合は、その当せん確率は、あらかじめ定められた一の値(以下、この項でβ(0≦β<1)とする。)である。  
 
このとき、Pは<計算式略>  
遊技機が、α、β及びγを二以上持つ場合には、二を超える作動確率Mを持つものであると解するため、当該遊技機のα、β及びγを二以上持つ性能は、本規定に抵触する。  
 
高確率変動抽せんを構造物により行う場合のαは、物理的に可能である最大値である1である。  
転落抽せんを構造物により行う場合のβは、物理的に可能である最小値である0である。  
 
高確率時の条件装置の作動回数に制限を設けている場合のPは、当該制限値と上記の計算値の小さい方である。  


(チ)(ト)に規定するぱちんこ遊技機にあっては、作動確率の値のうち高いものが低いものの10倍を超えるものでないこと。  

この規定により、確変中の大たり確率は、通常時より10倍以上にはできないのです。  

海系の台が通常1/320⇒確変中は1/32くらいになるのはそういうこと。またこの規定があるために、保留玉連チャン機は再びつくることができないのです。大当たり確率1/240の保留玉連チャン機能を付けようとしても、ST4回転中の大当たり確率は1/24まで。まあ1/24の4回抽選でも15%くらいの期待があるので其れなりに魅力はあるでしょうが、1993年当時の連チャン性能に比べたらやっぱり見劣りしますよね。ST機もおんなじ。ロングSTが流行るのはできるだけ演出を客に見せたいからですが、物理的にあまり短い回転数に  はなりません。  

低確1/320⇒高確率1/32まで  
1/32で期待度80%なら50回転STくらいになるから、50回転以下だと継続率はかなり低くなります。1/32で30回転STなら誰も打たんで  しょう。だからロングSTを作るのです。


(リ)作動確率の低いものから高いものへの変動は、役物連続作動装置の作動が終了したときのみ生じるものであること。

これにより確率変動は大当たりした時だけ許される。然しながら低確から高確への移行は大当たりを契機とするけど、その逆はそうではありません。STが回数限定なのはその為。高確率状態が終わるのは、大当たりしなくても構わないとなっています。


今回はかなり難しい内容でした。(へ)と(チ)については今回理解できない内容が沢山ありました。また勉強してきます。この2つの内容が理解できるようになったら補足として記事を書きたいところです。これからは規則を解説していくと書いたくせに、私とて理解できぬことがありました。申し訳ございません。

次回は性能(その他)です。

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