CY・YOUNG AWARD
MLBが17試合消化時点で記事を書いています。
今年のドジャースは例年通り好スタートを切りましたが、その要因は先発充実と後ろの安定ということだと思います。
LADの唯一の不安要素は佐々木投手のデキ。これに関しては私が指摘するまでもなく、皆様の方が不安になってると思いますが、彼を獲得したのは即戦力と見込んでではありません。安い給料と高い将来性ということで獲得したのですから、育てることを目的として3年間は猶予期間を与えるだろうとみています。其れまでにトレードはないと思ってるし、其れまでに先発の柱として育てる自信があると思ってます。それに反して当の本人は成長芳しくなく不安を露呈し続けていますが、私の目には
まあまあの成績と映ってます。
真っすぐとスプリットだけでもメジャーで通用する投手です。然しながらそれでいけたのは去年のディビジョン・シリーズだけ。9回だけを任せるなら2種類の球種だけで通用するけれど、ドジャース首脳陣は6回を投げ切るには其れだけでは不十分だから、あと1種類の球種を佐々木に求めたとみています。其れが故、スライダーとカットボールを混ぜて組み立てていますけど、今のところ其れが機能しておりません。元々ダルビッシュとか大谷のように器用ではなくて、変化球を投げるのが下手くそ。ダルビッシュからスライダーを教わったそうだけどものにはなっていません。佐々木のスライダーとカットボールには切れがなく棒ダマ。かてて加えてスライダーとカットボールを投げるようになって、真っすぐは走らず、スプリットは抜けまくり思うようなところに投げ込めない。スプリットがどうしてあんなに抜けるのかと思うけど、左打者の外角高めに大きく外れることが目立ちますね。其れが故球数は増えるし、四死球も増える。勿論遅くなった真っすぐも、落ちないスプリットも痛打される。
真っすぐとスプリットだけの投球にすれば
かなり抑えられるけど長いイニングは無理だから、結局は中継ぎになっちまう。非常に苦しい立場にあると思いますね。もしかしたらこの投手はもう無理なんじゃないだろうかって思うことがあるけれど、スライダーとカットボールのどっちかがエグイくらい曲がるようにならないと3年経過で見放されると思ってます。LADに入って3年でぽしゃるのか、成長するのかは分からないです。ご本人の努力次第ですけど、若い投手の台頭もあるが故に今のローテに組み込まれるかどうかも難しい立場にいます。
ロブレスキーの好投
スネルの復帰
佐々木がローテーションから外れる日も近い。今年に関しては佐々木朗希が先発として投げるのは難しいと思ってます。
山本
大谷
グラスナウ
シーアン
スネル
ロブレスキー
この6人で回していけば地区優勝は堅いと思うので怪我人が出ない限りは、こういう形で進めて行くと思います。スネルが復帰して全然ダメだったってことは考えにくい。もしかしたらエドウィン・ディアスが不調で離脱して、其処に佐々木が組み込まれるってことはあるかもしれないけれど、其れでは2球種だけの投手という事で今までと何も変わらない。彼が成長するにはもうひとつの球種をマスターする以外には道はないと思ってます。大谷・山本と比べて佐々木が何が劣るかといえば、やっぱり対左に対する対応力ってことだし、左打者を討ち取るための組み立てに苦労する点がある。右に対しては体の開きが遅くて我慢できるけど、左に対しては1塁方向に開くのが早いので、打者には見易いボールになってますね。
大谷投手が先発した試合を何度も繰り返して観ています。
そうすると彼は左にはシンカー回転のスプリットが有効。カウントを取るにも使えるし、決め球にもなってるから容易に左打者を抑えてる。偶に外と内に真っすぐを見せて追い込んでからは、外にスプリットか若しくは内にカーブを投げて見逃し三振を奪う。勿論スイーパーをバックドアに投げてカウントを稼ぐこともあるし、決め球としてインコースのひざ元にスライダーで空振りを取ることもできる。右投手でありながら左打者を討ち取る投球パターンが豊富にあるので見ていて楽しい。右打者にはスイーパーが柱となって機能する。真っすぐとスイーパーで外の出し入れを見せると、見逃せば真っすぐが来て三振。振ればバットが届かないから三振という事で右バッターを翻弄している。ただ注意点は右打者へのフロントドアだと思う。
フロントドア⇒内角のボールからストライクに曲がる球
バックドア⇒外角のボールからストライクに曲がる球
バックドアとフロントドアだけには気を付けて貰いたい。特にフロントドアはインコースのストライクゾーンから真ん中に投げるとホームランボールになっちゃうので超危険球。去年のWSでゲレーロに本塁打されたのが其れ。インコースのボールからストライクに曲がれば打者は見逃すけど、其れがちょっと甘くなればホームランされるし、其れがちょっと内側にいけばデッドボールになっちまう。ここにスイーパーを投げ込むときには要注意ですね。
大谷投手は右バッターのフロントドアさえ間違えなければ、そんなにホームランは打たれないと思ってます。
今年は大谷選手の打撃成績を予想するのが非常に難しいです。其れは何故かというと投手としてどれくらい投げるのかが分からないから。去年あたりから投手をやると打撃のパフォーマンスが低下することが顕著になっており、投手として年間100イニング以上投げると打者としてはかなり苦戦するんだろうなって感じています。其れが故に
35本塁打、打率.270なのか
45本塁打、打率.280なのか
其れとも50本塁打狙うのか
全然分からないんですけど、今年に入ってこれまでのLADの試合をつぶさに観察しているとあることに気付きます。大谷選手は大谷投手として何かを狙っている。2024年は投球できなかったが故に走塁に重点を置いて50-50を達成した。去年は50イニング投げながらも自身の最多本塁打55を達成した。今年は…ってことですよね。
大谷さん、今年は何かを狙ってる。
何故そう思ったかというと、今年はまだ盗塁がゼロである。打った直後にアウトと思ったら1塁まで全力疾走しないでノロノロ運転。真面目に走塁しないのは無駄なエネルギーの消費を抑えてるから。これが何を意味するかというと
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打者としては大きな成果をあげてきた。ホームラン王2回に打点王1回。去年は146得点もマークした。その反面、投手としては今までにひとつも勲章がない。勿論投手としての活躍が認められてのMVPも獲得はしてるけど、そうじゃなくて投手だけの勲章が欲しい。そう考えてるんじゃないかって思うようになりました。其の最たる勲章がサイ・ヤング賞ですね。サイ・ヤング賞は日本人投手にとって非常に難しいハードルだと思います。一昨年はクリス・セール。去年はポール・スキーンズ。いずれも打者を圧倒して1年間投げ続けたことによる受賞でしたが、打者を1年間圧倒するってことをやった日本人はいません。2020年のダルビッシュとか去年の山本投手が其れに近づいたけど受賞には至らず。去年の山本投手は確か3位。2020年のダルビッシュが2位。2021年の大谷投手が4位だったと思います。惜しいとこまでは行くけれど果てしなく高い頂。
サイ・ヤング賞を獲れる確率ってどれくらいか分かりますか?
確率じゃないけど、ここは敢えて確率と呼ぶことにします。どれくらいか分かりますか?分かりませんか?
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ズバリ1/15なんです。
去年両リーグ併せて規定投球回数に達した投手は30人しかいないから。サイ・ヤング賞の肝は投球回数。以前は200イニングだったけど今は緩和されて年間170イニング投げれば対象にはなるでしょう。其れを実現したのがひとつのリーグでは15人しかいないので1/15なんです。意外と可能性あるでしょ?

規定投球回数を投げれるのは15人だとしても、其のうちサイ・ヤング賞獲れるほど打者を圧倒的できるのは上記の8人に絞られたと思います。其の中でも1番手はこの前好投したノーラン・マクリーン投手。WBCアメリカ代表。イタリア戦では早々にKOされましたが若さと潜在能力は高い評価。155km/hの真っすぐとスイーパーとシンカーがえげつない。左打者のインコースに食い込んでくるスイーパーを外からも曲げてくるのでバックドアとしても機能する。勿論シンカーも投げるので、打者としては右に曲がるのか左に曲がるのかさっぱり分らんからお手上げ。現時点で23.2イニング放ってて10安打しか打たれていないのは完璧すぎる。其れ以外にも去年ブレイクしたミルウォーキーのミジオロウスキーは165km/hの真っすぐとスライダーが驚異的。スキーンズ、セール、アルカンタラは既にサイ・ヤング賞経験者。
マクリーンとミジオロウスキー
山本⇒2025年の3位
大谷⇒2022年の4位
スキーンズ⇒2025年の受賞者
サンチェス⇒2025年の2位
セール⇒2024年の受賞者
アルカンタラ⇒2022年の受賞者
シンシナティのグリーンとロドロも候補だったけど怪我で離脱出遅れたので今年は無理っぽい。其れ以外の8人のレースと見ましたがたかが1/8というなかれ。スキーンズの能力は突出しているし、マクリーンとミジオロウスキーの成長は無視できない。特にマクリーンのスイーパーとシンカーは曲がり方がえげつない。これでは打てない。だから大谷・山本の日本人がサイ・ヤング賞を獲得するのは至難の業とみています。サイ・ヤング賞は1年間打者を圧倒し続けないとダメなんで、去年山本投手が審判の判定に苦しんでストライクとって貰えずに四球連発で塁が埋まってからのグランドスラム2発のようなことがあると其れだけで獲得は困難になります。例え1回でも大量点を奪われるというだけでサイ・ヤング賞を逃がしてしまう。なかなか難しい賞です。1イニングでの乱調といえば、大谷投手はこれまでに3回ほど大量失点を奪われたことがあるんですけど、其れがいつか分かりますか?
2021年の6月30日。ヤンキースタジアムで初回に2/3で7自責点
2022年の7月22日。ツルーイスト・パークで7回に一挙6自責点
2025年の8月20日。クワーズ・フィールドで一挙5自責点
こういうことがあると、其れだけでサイ・ヤング賞の獲得が難しくなります。大谷投手はこれまでの6年間で3回ほどやらかしているので其れがあるともう無理ですね。四球を連発して後続の投手が打ち込まれると大量の自責点が付いてしまうし、打ち込まれて連打されてもダメ。去年のクワーズ・フィールドで滅多打ちにあったことは記憶に新しい。そういう事が1回あるだけでサイ・ヤング賞は獲れないんで、この賞を獲得することは容易ではないです。例え1/8に絞られたとはいえ、大谷投手以外の7人が2026シーズンを怪我無く快調にイニングをこなしたら彼にとっては分が悪い戦いになるでしょう。何故ならば他の7人は打席に立たぬから。
打者としての超一流をやりながら
投手としても170イニング打者を圧倒し続け、1回も大量失点を奪われる事なく
1年間を通すために、大谷さんは無駄なエネルギーを消耗しないように努めているように思えます。其れが故に盗塁はしないで、1塁までの走塁も全力疾走しない。そういう事がこれまでの17試合で見て取れるのですが、皆様方はBS-1を観ながら感じているでしょうか?野球とはそういうことまで観ないと面白くありません。其れが野球です。
サイ・ヤング賞とは具体的にいうと
投球回数170イニング以上-(A)
被本塁打は15本以下-(B)
奪三振は170以上-(C)
防御率は2.30以下-(D)
与四球は50以下-(E)
A,B,C,D,E全てが揃わないと獲得は難しいでしょうね。其れを実現できるのは誰か?今のところ本命はスキーンズなんだけど、彼は開幕戦で1イニング持たずに自責点5を叩いたからね。そういうのがあると挽回が難しいから、現時点ではマクリーンとかミジオロウスキーの方が怖い存在だと思ってる。トミージョン明けてようやく本来の調子を取り戻したアルカンタラも今年は調子よさげだし、サンチェス、セールは相変わらず打者にとっては脅威でしかない。
今年の終わりにこの8人以外が受賞するようだとビックリだけど、僕はこの内の誰かが獲るものだと思ってる。
大谷さんが獲れる可能性0ではないですけど、投球イニングをこなすのが大変ですね。其れと2023年以降投球フォームを変えたことで悪くなったことがひとつあるんですけど、其れは投げる時の角度。元々オーバースローだったけど、怪我して以降はハイアングルからロウアングルに変えたので真っすぐの制球がし難くなってます。真上から投げると縦回転なので投げたいところに球は行きます。山本さんがそうであるように真上からピュッと投げれば高低は兎も角コースは投げたいところに行くと思うんです。これはゴルフに例えると、ピッチングウェッジで打つと真っすぐ飛んでいくけどドライバーでは右に左に曲がるのと同じ。ピッチングウェッジは短いから本当にゼロ角度で回すだけだから真っすぐに狙ったところに飛んでいくわけ。ところがドライバーだとクラブが長すぎて縦回転できなくて、斜めに回転させることになるでしょ。そうするとスライス回転したり、フック回転したりということで真っすぐ飛ばすことは容易ではない。
大谷さんも右手の角度が下がって投げるので、右バッターの外角低めに大きく外れることが目立ちます。エンゼルス時代にはあまりなかった現象ですが、この辺が少し懸念点。山本投手は本当に真っすぐ投げ下ろすので制球が良いんですけど、大谷投手とか佐々木投手は球は速いけどなかなか制球は難しい。斜めから投げて真っすぐの制球をどうするかがこれからの課題だと思うけど、2026シーズンはまだ始まったばかり。サイ・ヤング賞を日本人投手が争うってのは、なかなかないことなんで今年はちょっとばかり夢を観たいと思ってるこの頃。果たして山本・大谷両投手に可能性はあるのか?
規定投球回数にさえ届けば、両投手共にサイ・ヤング賞の可能性があると思ってます。
規定投球回数に届くという事は、打者として休養。登板する時にはDHに入らない。打者としてのスタッツを失ってもいいからサイ・ヤング賞を狙っていくのか?打者としても高い数字を維持しながらもサイ・ヤング賞を獲ってしまうほどの才能があるのか?去年の登板では初回から大量の汗をかきながら投げていたので毎試合が不安だった。そんな投手が今年もやっちまうのか?興味は尽きない。
2024年にLADに来た時も投手をやらないからキャンプの段階から「走塁」に力を入れてたのは彼自身の考えに依るもの。常にそういうことを頭で考えながらシーズンを進めて行くので、非常に野球IQの高い人だなあと感じています。そのIQが今年は「投手」に向けられてるように感じられるシーズンです。10月にはどうなってるのか?楽しみで仕方ありません。
大谷選手 サイ・ヤング賞を狙ってる。




コメント
サイ・ヤング賞狙ってることは僕もなんとなく見て取れます。
盗塁がないこともそうですがDHを休んだ。これなんか意図ありそう。直近まで防御率0だったし今は自責点1のみ。
投球回は170でいいんですね。200だと思ってました。まあ200は6人ローテじゃ無理に近いですが。170であれば6人ローテでフル出場すれば6回とちょっとを毎回投げられればいい。
登板日は休んでもいいんじゃないんですかね。ラッシングとかいう頼もしいやつもいますし。
ていうか最近勝負されなさすぎて歩かされるばっかだし。
ていうかさすが師匠。ストレートのとことか分析力すごい。そこまでは見れませんでした。
連続出塁記録の84とサイ・ヤング賞。
狙ってるとは思いますがとりあえず怪我だけはせんで欲しいですね。もう僕はそれだけです。
佐々木に関してもどうなんですかね。
3年間のうちに仕上がってまたドジャースと特大契約取れたらいいですが、果てしない道。少なくとも先発としてメジャーの上澄みにいなければなりません。ディアスみたいな最強クローザーは今でもなれる。ってことですね。
応援したいですね。
ストレートのとことか
ってのは腕が下がって右打者の外角低めに大きく外れるってところ?
まあ翔平さんが投げた試合は毎度2,3回観直してるからね。
ゴルフやったことがある人なら絶対に分かるはず。
ドライバーは1番、2番ブラッシー、3番スプーン、4番バフィー、5番クリーク
ドライバーがゴルフのクラブで1番長いから。ピッチングは1番短い。昔ゴルフのクラブを全種類持ってたけどピッチングウェッジだけは真っすぐ曲がらなかったからね。
今年大谷投手が170イニング投げれば
山本由伸よりもサイヤング賞を獲得できる可能性が高いと思います。其れほどまでに大谷さんが投げる7色の変化球は打者を圧倒できます。