ニュース

日電協と回胴遊商がBT機普及に向けた勉強会を開催
7月3日、日電協と回胴遊商は東天紅 上野本店にて「BT機勉強会」を開催した。
これはBT機の更なる普及を目的とした勉強会で、100名以上の回胴遊商の組合員が出席した。

冒頭の挨拶で日電協の小林友也理事長は、BT機の市場設置比率を10%にすることを目指す「BT10」は単なる販売目標ではなく、業界全体を変革するための取り組みであると強調。メーカーや販売会社、ホールが一体となって市場の活性化に取り組む必要性を訴えた。
また、遊技人口が40年以上にわたり減少している背景について、社会環境の変化に加え、射幸性の高い遊技機への偏重も一因との認識を示した。その上で、AT機だけでなく、ノーマルタイプやBT機など多様な遊技性を持つ機種をバランスよく設置することが、既存ファンの離脱防止や新規ユーザーの獲得につながると説明。
遊技性の向上や認知拡大を進めるとともに、メーカー、販売会社、ホールが情報共有し、現場の意見を反映しながら取り組んでいくことが必要であると締めくくった。

日電協・大泉秀治副理事長はBT機の市場での位置付けや開発方針について説明。BT機をノーマルタイプとAT機の中間に位置する新たなカテゴリーと位置付け、「遊びやすさ」と「適度な出玉性能」を兼ね備えた機種として市場のバランスを支える存在との考えを示した。射幸性の高いAT機から離脱するユーザーの受け皿となるほか、新規ユーザーがAT機へ移行するまでのステップとしても期待を寄せた。
また、「BT10」の実現に向けた具体策として7~9月はBT機専用の型式申請日を設け、各メーカーがBT機開発に注力する取り組みを実施。2027年2月は、BT機を含む低中射幸遊技機の「導入強化月間」とする計画も紹介した。
さらに、BT機はAT機ほど初動の稼働は高くないものの、長期間にわたって安定した稼働を維持する傾向があり、機械代の回収や入替コストの抑制につながると説明した。

「BT機販売拡大に向けて」と題して特別講演を行なったダイコク電機 服部祐治 上席講師は、パチスロ市場の現状分析とBT機導入の必要性について説明。
20円パチスロ市場でAT機の増加に伴いコイン単価が上昇し、稼働低下のリスクが高まっていると分析。その対策として、コイン単価の低いBT機の導入拡大を提案。中古価格が比較的安価で導入しやすく、少台数・複数機種での設置や長期運用が稼働維持とホール経営の安定化につながるとの見解を示した。



勉強会後に行なわれた記者会見には日電協の小林理事長、大泉副理事長、回胴遊商の大饗理事長らが出席。
現状のBT機について、初期のBT機は高稼働期間の後にノーマルタイプと同様の推移をたどる傾向が見られたが、今年以降に発売されたBT機は、稼働が一定水準で下げ止まるなど、従来より安定した実績を示しているとし、技術力の向上により、BT機の完成度は着実に高まっているとした。

また、BT機専用の型式申請日について、現状の保通協では1日5枠に対して100型式近くが試験予約の抽選を受けていると説明。BT機専用日を設けることで抽選倍率が大幅に下がることが想定され、その結果、BT機の適合率向上が期待される。