行政/政治 2016/03/18 11:25
維新の党の高井議員の質問に政府が答弁
安倍内閣は3月11日、維新の党の高井崇志衆議院議員が一連の釘問題に関連して同3日に提出した質問書に対する答弁書を送付。
検定機と性能が異なる遊技機を検定機と称して出荷したメーカーへの罰則や、検定を取り消すか否かの処分基準については、個別具体的な事情に即して判断すべき事柄で、「一概にお答えすることは困難」と回答。
遊技くぎを著しく射幸心をそそるおそれのない範囲で調整するために申請した変更承認は認められるのかとの質問には、「都道府県公安委員会が付した条件に適合していると認めるときは、承認をしなければならない」との見解を示した。
また、再発防止策として、遊技性能を機械的に計算し、監視する装置の取り付け義務を高井議員は提案し、政府の見解を問うているが、これについては「装置の意味するところが必ずしも明らかではない」ので、答えようがないとしている。