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50音 (1076/2436)

センターフェース

マルホン工業

発表時期
1983年
種別 その他
玉貸機
現金機
賞球数オール13

同じ役物を使用した機種は数多くあり、地域によって機種名が異なることもあった。人気が持続した一発台で、天下入賞時のピピピピ♪という単純単調な電子音が、静かなる興奮と喜びをもたらす。

一発台らしいゲージ構成の天下の入賞口に入ると、見るからに一発台らしい入賞を防ぐための守られ方をしたゲージ構成の左肩チューリップが開放する。これにより開放したチューリップの端に当たった玉が一発台らしく仮面女性(センターにあるフェース役物。それゆえに『センターフェース』と呼ばれることもある)が描かれたチャッカーに入りやすくなる。チャッカーに入ると最下部にあるアタッカーが20秒(9カウント)開いて出玉を稼いでいく。右打ちなどは特に必要なく、左肩チューリップ(一発台仕様なら入らないような釘調整がなされる)に入らない限りパンクもないから、ハンドル固定して複数台を打つ猛者もいた。

一発台として稼働した場合はあまり意味がないけれど、左or右の肩チューリップに直接入ると左or右のチューリップが開く。また、左右落としに入った場合はアタッカーが1秒開く。

正式な機種名はなんだ?

 

1985年(昭和60年)からの保通協審査導入以前は、各都道府県によってパチンコ台などの審査が行われており、一発台に厳しい都道府県では審査が下りなかったり、同じ機種名なのにアタッカーの入賞カウント数が異なったりと、地域差があった。販売時期の差もあるし、盤面デザインの違いもあった。

 

例えばここで紹介した『センターフェース』。左右落としに入った場合はアタッカーが1秒開くと書いたけれど、0.5秒開放の地域もあった。また、『カーチェイス』や『デビル』という機種名で呼ばれる地域もあり、結局『センターフェース』、『フェース』、『カーチェイス』、『デビル』などがほぼ同じ機種として稼働していたわけだ。

ちなみに、センターフェースというのは、センター(盤面中央)にあるフェース役物という意味である。マルホン工業のパチンコ台では機種名にセンターが付くものが数多くあり、その代表格は勝手に『センターゲートイン』だと考えているが、それ以外の機種ではセンターにさほど意味はない。機種名=役物名ということも多いし。

 

ということで、1984年以前の機種に関しては、機種名や発表年などに地域差があることを考慮いただきたい。

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