葛飾北斎の冨嶽三十六景を題材にした実に和風チックなCRデジパチ。冨嶽が若干読みにくいからか、パチンコ台の機種名表記欄にしっかり「ふがく」と振り仮名があるのがお茶目だ。21世紀の幕開け機種ということもあってか新枠・エルフィンで登場。西陣のデジパチでは4年半ぶりとなる兄弟機が存在しない機種である。確変率は1/2で+1回継続タイプ（確変は10000回までだが、実質的には次回までなので「次回まで」と表記）。ステージは前機の『CR遊遊悟空』よりも性能が良くなっている。

スルー通過でアタッカー下の当×ランプが変動し、7/8で当たると電チューが0.3秒→2.3秒×2回開く。アタッカーのみ15個賞球。

大当たり図柄は一～八、春、夏、秋、冬の12種類で、いずれかの3つ揃いで大当たりだ。その際、三、七、春、夏、秋、冬であれば確変となり+1回継続となる。

予告演出は出現率が高い分、ガセも多い桜、雨、紅葉、雪の四季予告、変動開始時に扇子が登場する扇子予告、ガセが多いがリーチ発展でSPリーチ濃厚の風神、雷神の各予告、リーチ確定の扇子の舞予告がある。

リーチ演出は占有率約45％のノーマルリーチ以外に、太鼓、花火（SP発展で信頼度…約15％）、扇子の舞（桜と雪の2つのバージョンがあり、背景の色によって信頼度が異なる。信頼度…約1％～約14％）、祭（信頼度…約13％）、風神（SP発展で信頼度…約15％）、雷神（SP発展で信頼度…約20％）、全回転の各リーチがある。リーチ確率は約1/10.58だ（確変中は1/25.3）。

全回転リーチで大当たりした場合を除き、図柄揃い後に再抽選演出が発生する。

また、通常時に1/3050で出現するプレミアム演出が9つある。ノーマルリーチ中に金色の鶴が出現する金鶴予告、同じくノーマルリーチ中に金色の鯉のぼりが出現する金鯉のぼり予告、風神リーチ中に赤い風神が出現する赤風神リーチ、雷神リーチ中に金の雷神が出現する金雷神リーチ、祭リーチ時に背景に鶴と亀の絵が出現する鶴亀祭リーチ、花火リーチ時に「祝」の文字が浮き出る祝花火リーチなどだ。