『CR牙狼金色になれXXE』パチンコAWARD2014 MIP受賞記念インタビュー

---

■パチンコビレッジ：
MIPを受賞された感想をお聞かせください。

▼サンセイアールアンドディ開発担当（以下、開発担当）：
MIPの「I」である「最も印象に残った機種（impressive）」という評価は大変嬉しいです。
開発コンセプトでもある「ホールの中での圧倒的存在感を示す」ということが出来たからだと思っております。

---

■パチンコビレッジ：
『CR牙狼 金色になれ』は過去に類をみない巨大なギミック等が搭載されています。開発するにあたって、「一番注意された点」はどこでしょうか？

▼開発担当：
遊技するお客様の安全性、そしてホール様に設置できるのか、という2点に注意しました。
枠上に飛び出す「PFOG（パーフェクトフェイスオブガロ）」や「牙狼剣」の操作でユーザー様が怪我をしないよう、繰り返し検証を行ないました。
そしてホール環境については、全国の弊社営業スタッフで調査を行ない、なるべく多くのホールで設置出来る規格にしました。

---

■パチンコビレッジ：
パチンコビレッジ：では、その役物について質問させてください。まず、本機の最大の特徴といえば「PFOG（パーフェクトフェイスオブガロ）」です。この誕生の経緯をお聞かせいただけますか。

▼開発担当：
島の外から見て、「『牙狼』の島だ！」と分かるように、そして大当りしているのが一目見て分かるということを考慮し、これまでのパチンコの規格外の枠を作ろうと考えていました。
実は初期段階の枠には「牙狼」がいる（配置されている）という構想でした。
より驚きとインパクトを与えたいと思い、見えない所から出現させようとなったわけです。
また、雨宮監督にも納得してもらうような造形を仕上げるのに時間を費やしました。

---

■パチンコビレッジ：
そうですか～、企画当初は「出現はしなかった」のですね。次に「牙狼剣役物」について聞かせてください。ハンドルを持つ手と同じ「筐体の右側」に付けられた理由はありますか？

▼開発担当：
最初は左に付けたいと思い、試行錯誤しました。 結果、左側でなく右側にしたのはホール様の環境を考慮したことが一番の理由です。

■パチンコビレッジ：
といいますと？

▼開発担当：
サンドの部分や台枠のガラス扉の開閉を考慮すると、左側に付けるには越えないといけないハードルが高いと判断しました。 それなら右側に配置し、ハンドルから手を放しても「牙狼剣」を操作したくなるポイントで操作するように工夫しました。

---

■パチンコビレッジ：
次に、スペック面についてお聞かせください。企画段階で他のスペック（MAXタイプのV-ST以外）を検討されたりはしましたか？

▼開発担当：
はい、色々と検討しました。
市場の状況、『牙狼』に対する期待などを考慮しての今スペックです。
最高のスペックで市場に提供できたと思っています。
また、今作からの演出として保留大当り濃厚となる「スーパー牙狼ボーナス」や役物を使用した「初代チャンス」により、ユーザー様に“新たな大当たり”を体感してもらえるように工夫しました。

---

■パチンコビレッジ：
演出面では、主人公が「鋼牙」から「流牙」に変わりましたが、キャラクターを一新することに抵抗はありませんでしたか？

▼開発担当：
抵抗はありませんでした。
「闇を照らす者」の世界観をいかにパチンコに落とし込み、TVの「牙狼ファン」にも、パチンコファンにも満足いただけるような機械に仕上げることを考えました。
ただ、パチンコの『牙狼ファン』にとっては、「鋼牙」という存在がとても大きいと感じていましたので、「鋼牙」「カオル」を激アツのキャラクターとして使用し、前作『牙狼FINAL』までのファンにも訴求するような作りをしました。
あくまでも今作の主人公である「流牙」を主体とした演出の中に、アツいポイントとして「鋼牙」が出てくることで“混在”ではなく“共存”させることが出来たと考えています。

---

■パチンコビレッジ：
最後に、ファンの皆様へ一言お願い致します。

▼開発担当：
ファンの皆様が『牙狼』を応援してくれる限り、それに応える作りの『牙狼』を作っていきます！ パチンコファンの皆様とともに成長させていきたいコンテンツですので温かく見守って頂ければと思います。 また、サンセイアールアンドディは『牙狼』だけではありません。 今年も楽しみなコンテンツを準備していますので、ぜひぜひそちらにもご期待ください!!　スイッチオン！

---

■パチンコビレッジ：
ありがとうございます。今後も私たちパチンコファンを驚かせてくれる機種の登場を期待しています！