大願成就

強い横綱というと私は、大鵬、輪島、北の湖、千代の富士、大乃国、貴乃花、朝青龍、白鵬の8人を思い浮かべますが、この8人はいくつかの型に分類されます。憎たらしいほど強かった?のは北の湖ですが、彼は基本は相手十分の取り口。地力に物をいわせて勝つという戦い方です。相手十分の形で戦うことが多いので体の大きい力士にしかできない芸当。北の湖と大乃国がこれに当てはまります。        
        
        
大鵬も似ておりますが、北の湖と違うところは、理詰めで相撲を取るというところ。大鵬、貴乃花、白鵬の3人は理詰めで、相手を追い込んでいく相撲巧者です。練習の賜物か天物か分かりませんが、相手が逃げられないような物理的な条件を導き出すことができる力士です。相撲で最も勝率が高いのがこのタイプ。        
        
        

体の小さい力士は、勝負が早くなります。千代の富士と朝青龍は、電光石火の如く、速攻で相手が力を出す前に決着をつけるやり方でのし上がりました。彼らは、立会いの一瞬に勝負賭けてますから、横綱相撲タイプよりも力入ります。制限時間が一杯になったときの、朝青龍のルーティーンにはしびれました。この姿はかっこよかったですね。        
        
        
上背はありましたが、軽量の輪島は、彼らとは全く異なる戦い方で一気に頂点まで駆け上がりました。輪島の最大の武器は遅攻です。彼は自分が得意な形、確実に勝てる形になるまで攻めませんでした。時間がたてばたつほど、輪島は腰が降りてくる。頭をつけて食い下がる。徐々に徐々に自分の形に持っていくのです。相手が疲れきった頃、黄金の左が炸裂。        
        
        
体型に応じてそれぞれタイプが異なるのです。        
        
大鵬、白鵬、貴乃花→速攻守運の4つが大きく尖った最強力士。        
体の大きい北の湖と大乃国は横綱相撲→これは白虎であります。        
千代の富士と朝青龍は電光石火の速攻→典型的な朱雀であります。        
自分が勝てる形になるまで攻めなかった輪島→玄武相撲の代表格。        

        
        
この8人が最盛期に同時に土俵にいたなら誰が一番強いでしょうか。という仮説を立ててみても意味がないかもしれませんが、私は輪島最強説を支持しましょう。ギャンブル、勝負事における真の強者は、ディフェンスの強さでございます。        
        
   THE千秋楽     
        
今場所、ついに稀勢の里が優勝。先場所が12勝3敗(準優勝)で、今場所が14勝1敗で優勝ですから2場所連続優勝若しくは優勝に準じる成績ということで、場所後に推挙されると思います。でも、正直甘いですけどね。先場所は準優勝とはいうものの星2つ差。今場所は横綱の日馬富士と鶴竜、大関の豪栄道が休場。負ける可能性のある3人が不在場所での優勝なので、本来なら見送り。ですが、この人を上に挙げたいと思ってる角界関係者が沢山いるんですよ。日本人にとって悲願の和製横綱の誕生。        


外国人力士から、日本人だから昇進に甘かった。ということだけは、言われないように頑張って欲しいものでございます。稀勢の里はかなり以前から実力と成績は安定し、綱を張る資格はありましたが、如何せんハートが弱いので、ここ一番で勝てず。この人が横綱になることはないのかなと思ってたのですが、頑張れば努力が報われることもあるのですね。支度部屋で涙を流す稀勢の里が印象的だった。


泣くな稀勢の里。これからだぞ。

 

ということで今日はパチンコどころではない。夕方には家に帰って、楽日決戦をこの目で確かめたいから。ワンセグでも確認はできるけどそれでは意味がないのだ。私は自宅のテレビで間近で見たい。3時半頃にはあがるつもりで出かけたが、今日は昨日の帰り際に気になった桃鉄。見たところ、去年の9月に遊技した時と同じくらいに仕上がっている。ヘソの見かけは12.50。昨日のキャプテンより甘い。とはいうものの、キングでやってた時はそれ以上に大きかったので、あの店が如何に太っ腹だったかが分かる。

 

打ち始め21回転でエビのノーマルリーチがポチョンと止まって大当たり。初っ端からこんなことはかなり珍しい。ちょっとだけ嫌な感じがした。海系の台が右肩上がりに推移するときは、魚群が当たりの柱となるので、朝一からヘンチクリンな当たり方はあんまりない。何だかなあと思っていたが、ST6回転では当たらず、時短の最後49回転で当たった奴が3連荘。都合1600個余りの出玉を手にした。すぐに躓いて買い足し2000円で、直撃音が鳴り響いて3連荘。今度は16Rが1回あった。時短抜けて41回転目にまた16R、1回込みの3連荘で4500発辺りまでいっただろうか。本日のこの台は、ここからが一向に増えやしない。午前中の当たり回数は16回で平均値程度。ここから4.5倍嵌りを引いて万事休す。

 

どうもアカンよねえ。本日のこの台は当たりが鈍い。1/120程度で推移している。ST中の当たりも、最初1回転目の当たりが連発したと思ったら、後半はST中に当たりさえ引けなくなってきた。ST中に1回転目の当たりも当然発生するけれど、それが頻発するとあまり気分はよろしくない。どうせなら5回転目や6回転目のギリギリのところで当たって欲しい。2回転連続で1/10を引き続けるのはどうかと思う。ヤマトなら連荘入って即死。それが連発したら滅入るだろ?めぐり合わせなので致し方ないけれど、今日はその辺のめぐり合わせが悪いのだ。       


12時までに16回当たり。12時から3時までには15回当たり。このままのペースで1日を終えそうだな。残り僅かな持ち玉は全ツッパするのが筋なれど、白鵬VS稀勢の里を見なきゃいかんから手仕舞い。横スタがグンバツだが乗り上げ玉がやけに少ないし、上に乗っかった玉もヘソに決まらず。入賞の殆どが横スタということは昨日とおんなじ。でも昨日よりスタートが噴いてるのは、桃鉄の逆ハ形が素晴らしいから。家に帰ってスタートを集計したら去年の9月22日とほぼ同じだった。あのときのスタートは7.38で今日は7.36。だからいったでしょ。ほぼ見立て通りだって。       

 

桃鉄       
(1) 21回転、単発      
(2) 43回転、3連      
(3) 224回転、3連      
(4) 85回転、3連      
(5) 165回転、単発      
(6) 53回転、3連      
(7) 54回転、単発      
(8) 144回転、単発      
(9) 90回転、3連      
(10) 154回転、2連      
(11) 38回転、単発      
(12) 457回転、3連      
(13) 87回転、単発      
(14) 28回転、2連      
(15) 53回転、2連      
(16) 100回転、単発      
 25回転、当たらず      
       
 4R29,16R2      
 低確16/1821(1/114)
 高確15/134(1/8.9)

 売上750
 景品2771
 4480円プラス

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