Devil Whisper

先週の土日は本当に酷い2日間でした。気分はブルーノサンマルチノ。さすがに今回ばかりは落ち込んおります。もう自殺しようかなと思うくらい滅入ったので、新しいプロジェクトを立ち上げることにしました。  

 

事件は日曜日に発生した。よせばいいのに、またぞろ中途半端に3時ごろやめるものだから…嗚呼。3時までに大当たり17回で58600円のプラスはまあまあといいたいところだが、やめる時こんなところで止めちゃあアカン野郎気分が頭の中を支配しておりました。この台は私が止めてからの3時から9時までの6時間で、何と4万個の爆裂。金に換算すると15万円也。だからイワンレンドル。3時までに17回当たりで17500個。そのあとの6時間で35回当たりって何でやねん?何でそんなバカみたいに当たるんだー?落ち込んだ精神状態でビレッジへの投稿を行ったのですが、やる気の無さがストレートに表現されています。自分がこの台を遊技していても…もういいよ、その話は。お前がいう話の聞く耳は持たん。同じ結果になることは証明できないが、同じ結果にならないことも証明はできません。そろそろ現実に目を向けた方が良いでしょう。冷静に考えて、いつもいつも3時ごろに止めていればこういうことがあってもおかしくはないですね。パチンコというものはせめて6時までは踏ん張るというのが筋というもの。その掟を破った者に対しては厳しい罰則が科せられるのです。

 


私は、2万個くらい出玉があったとき、全ツッパして飲まれても悔いはありません。一般的には、あそこで止めておけば○○という意見が多いでしょうか。でも私は例え飲まれてもその間は抽選してるんだから。全然平気なのです。パチンコビレッジの日記掲載においても、最後1000回転当たらずを後悔したことありません。ところが、私は自分が早々に止めた後の爆裂はどうしようもないくらい落ち込むんですね。持ち玉持って、残り時間たくさんあるのに何故逃げ出したかっちゅうことですよ。攻め入って撃沈はOKなれど、弱気んなって引いた時は悔いが残ります。私は日常生活では、本当に「超」がつくほどのアグレッシブ人間で、弱気とか消極的なんちゅう言葉は私の辞書にはありません。ところが金がかかった勝負になると性格が一変。パチンコをはじめた途端に超低空姿勢でガードを固めます。生来は弱腰、逃げ腰なんていうことは絶対に避けようと思ってるし、パチンコでだって自らチャンスを放棄することが一番嫌な事だと考えているのですが、どうしてこんな事が発生するのでしょうか?その後の当たり外れは兎も角として5/14(日)の遊技であそこで辞める理由はないでしょう????

 

ひとつには、玉積み環境なら持ち玉を潰すことに抵抗がありません。ドル箱の玉を上皿に移すのが大好きだからです。然しパーソナル環境で私が止めたいと思う決定的な理由は、金に目が眩むということなのです。今いくら勝ってる。ここで嵌れば勝てなくなる?お金がなくなるということに対する重圧に負けてるのですね。1万個ぐらいまではその傾向はあまり現われないのですが、2万個を越えた辺りから急に悪魔のささやきが始まります。6万円とか7万円勝ってんなと思うと俄然消極的になるのですね。いつもいつもこのパターンで失敗しています。ヘタレパチンカーという言葉を使うようになって久しいけれど、今日はそのキッカケみたいなことを書いてみたいと思います。

 

客滞率と島設備の相関関係
(1)タイホウ熱田店:沖縄2→1日平均のBサ18000個、客滞率291%
(2)パチンコ三洋:沖縄3   →1日平均のBサ19300個、客滞率320%
(3)2月、3月の店: 沖縄4→1日平均のBサ18000個、客滞率327%
(4)パーソナル島:沖縄4   →1日平均のBサ9000個、客滞率200%


因みに上記4つの換金率は
(1)66個200円
(2)75個200円
(3)55個200円
(4)55個200円

 

(1)~(3)までが玉積みの島設備で(4)だけがパーソナルシステムによる島設備です。結果はご覧の通り、玉積みではBサ18000個で客滞率320%程度を記録しています。これくらいの数字なら、ヘタレパチンカーという言葉は不要。先週のような出来事には殆ど遭遇しないものと思われます。パチンコ三洋の時は、換金率が低いので当然客滞率はあがるでしょう。玉を流した時の価値が低いので粘ろうとする心理が働きます。然し(3)と(4)では同じ換金率ですが、Bサと客滞率には大きな差がついています。


私、常々自分のことをパチンコ老人化現象と嘆いてますけど、この数字を見る限りそうでもないですね。玉積みの環境で遊技した時はBサも客滞率も殆ど差がありません。(1)~(3)までの数字は殆ど一緒ですよ。つまり今も昔も自分のパチンコ技量は殆ど変わっていないのですね。ただし、パーソナルという環境で遊技するとパチンコ技量が極端に低下してしまうのです。

 

タイホウ中川中野橋東店

2010年の年末、水戸黄門でサングラスの兄ちゃんに茶々を入れられて以降。タイホウ熱田店で遊技を続けることに疑問を感じるようになりました。この頃目に見えて熱田店の集客力が落ちてきたからです。そこで私は熱田の近隣にオープンした中野橋に目をつけます。タイホウ熱田店は比較的街中にあり、周辺には色んな店舗がひしめいており営業努力しなくてもある程度の来客がある立地条件でした。これに対して中野橋は、工場地帯の一角にあるので、相当営業努力しない限り客が来ないという立地条件でした。この店は良心営業するに違いない。読みは当たりました。3.0円の熱田よりも。3.3円の中野橋の方が高い割数で営業してくれました。中野橋は4円と1円が同じ程度の設置台数で、全台パーソナルシステム。低貸し営業と人件費削減を最初から睨んだ店作りです。

 

悲劇はここから始まります。まず最初に中野橋で遊技したのはアグネスのミドル。それなりに勝ってたのですがおかしなことに、今まで止めなかったタイミングでリタイアすることが目に付くようになりました。この頃は自分でも何で止めるのか分からなかったのですが、アグネスを遊技しているとき、3回ほど自分が止めた後爆裂体験をしました。それまでは、朝一遊技から始まって、負けフラグが立ったと判断したとき以外は、9時9時パチンコなので、自分が止めた後爆裂ってことは殆どなかったのですがこの店に来てからおかしな体験をするようになりました。その年の6月5日です  


  LOVE嬢127番台
 (1) 30回転、単発
 (2) 59回転、12連
 (3) 89回転、12連
  55回転、当たらず
  3/233、確変22、単発3
  貯玉使用1036(875×1.184の手数料込)
  貯玉28095
  90200円プラス(60個200円)

 


このときのLOVE嬢ってのは、かなりのインチキスペックだったんですけど、仕様を知らずに手を出してしまいました。自分が遊技している台はバカみたいに当たりましたが、周りの台を見ていると、この台に手を出したのは間違いだなということに気付きました。午前中で電光石火の如くカードを抜いて遊技を終了すると9万円も勝ってしまいました。これが後々の禍根に繋がります。換金率が3.3円になると、午前中だけでもバカみたいに勝てるよね。無理して粘らなくていいんじゃねえ???換金率が高ければ一撃での差玉でも十分な利益が見込めると思い始めたのが事の始まりです。  

 

パチンコは本来は、苦労して苦労してようやく待ちに待った差玉を手にして勝って帰るということが大切なことなのに、LOVE嬢で楽して儲かった為に、苦労して手に入れるというメカニズムが破壊されてしまいました。これ以降順調に当たりを重ねているにも拘らず、3時~5時くらいの間で身を引いてしまうことが目立つようになりました。下に掲載する内容が、早上がりで失敗だったと思った事例です。

<何で止める?と思った6例>
(1)ピンクレディ…手玉が少なくて時短50というのが打ち手にとって厳し。止めた後即10連
(2)浜崎あゆみ…新台なのに午前中で爆裂したあと戦闘放棄。本来なら15万コース
(3)春夏秋冬…朝一嵌りのあと電光石火で15回当たり。嬉々として止めるとここから30回当たり
(4)銀河鉄道…1/358で時短50は厳しすぎた。深追いできずその後爆裂
(5)佐武と壱捕物控…朝1回転目に当り15連荘したのに1500個投資で止め。この後も右肩上り
(6)柳生一族…お金使ってようやく連荘しチョイ勝ちになったところでやめると、すぐ22連荘
(1)から(5)までは結構勝ってた時期に止めてます。

 

兎に角この2011年というのは、私にとって厳しい1年でした。この年の3月に東日本大震災が発生し、パチンコを取り巻く環境に逆風が吹き荒れて割数が下がります。然もまともなスペックのマシンが姿を消して、ヘソの出玉を絞ったり、時短回数を減らす機械ばかりが横行し、打ち手が長時間遊技するには不向きな機械が中心となりました。変則スペックが私の前に立ちはだかります。それで早あがり止む無しという素地が出来上がったという事も一つの要因なんですけど、本質的にはそういう事ではなくて、玉積みからパーソナルへの移行というのが一番大きな理由だったと思います。そしてパーソナル環境での早上がり、早止めで苦しむ中で、何とかしてこの問題を解決しなければならないと思ってたのですが、結局この年の10月、11月は熱田に戻りプラチナで大勝利を収め、翌年の6月にはまた熱田に戻り、大海での大勝利ということで、困ったときにはやっぱり「玉積み島」での稼働を頼りにしていたのです。そして時は進んで2012年の8月。長年私のパチンコ人生を支えてくれたタイホウ熱田店。3.6円となり全面パーソナル化。これをもって熱田劇場は幕を閉じることになったのです。

 

 

タイホウ熱田店を失い放浪の旅。この年の10月、私にとって運命的な出会いが訪れます。おそ松君の1/299をやりたいなあと思って検索したところ、ヒットしたのがパチンコ三洋です。初めて訪問した時は、「ここは老人病院か?」「ジジイとババアしかおらんがや!」と思ったのでとても遊技できる環境じゃないなと感じたのですが、ただひとつ良いところは玉積みという環境でした。結局私は、中野橋で直面したパーソナルにおける早上がりの問題を解決する前にこの店を放棄したのです。苦手のパーソナルから玉積み環境に戻すことで、この居場所にオアシスを求めたのでした。翌年の年頭からネグラをシフトして遊技することになるのですが、ここでの2年間は苦手のパーソナルを克服するという問題を先送りしたのですね。だからこの期間はパチンコ三洋には行かない方が良かったのかもしれませんね。

 

2013年からパチンコビレッジの日記サイトで、もう4年間もパチンコの実践報告をしております。読者様からみれば、意外に思われるかもしれませんが、実はこの間パーソナル環境で、まともに稼動できたのはたった1回しかないんですよ。それがいつなのかお分かりになるでしょうか?普段から私は、玉積みなのかパーソナルなのかが分かるように書いていますので、ピタリと当てる方もいるかもしれませんね。もし知ってたよとおっしゃるなら貴方の洞察力は天下一品です。


去年の出来事です。
桃鉄を打った店は全て玉積みです。




去年の6月4日。パーラーニューギンで野生の王国を打った時です。この機械は地道にやるタイプだし、その日はスタートが7.3だったので12時間稼動に結びつきました。然しそれ以外の日は本当にグッダグダのところで止めていますね。記事を読むときはそういうことに目をつけると案外面白いかもしれません。何でこんなところで止めるのか。若しくは何でそんなところまで引っ張るのか。私自身の深層心理が隠されており、その謎解きを楽しんでください。※6/4の記事では設備環境が分かりませんが、その前に投稿した5/22の記事でこの店がパーソナルだということが分かります。


兎も角パーソナルシステムに自分の大脳が対応できていないし、これを解決することが急務。何故私は玉が積んであると長時間遊技できるのか?何故私は物理的な玉がないと短時間遊技で終わってしまうのか? そこには2万発を超えてからの悪魔のささやきに負けているという現実があります。ではこれに打ち勝つにはどうすれば良いのでしょうか?今年の残り半年間は、玉積み遊技とパーソナル遊技における稼働時間の相関関係について、論文を書いてみたいと思います。   

必殺技  
デビルアローは超音波   
デビルイヤーは地獄耳   
デビルウィングは空を飛び   
デビルビームは熱光線   
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デビルウィスパーは悪魔のささやき
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