地底超特急西へ

最近のニュースで驚いた出来事がひとつ。黒ネコヤマトがパチンコ台を運ぶことを拒絶したそうであります。恐れていたことというか、まあそうなっても仕方ないよねという話なのですが、宅急便最大手の企業がそうした対応に踏み切るということはこの後影響がでるでしょう。佐川急便や福山通運もそれに準拠していくのではないでしょうか。大体今の遊技機は筐体が大きすぎるし、重すぎるし、何よりも余計なおもちゃ満載なので運送過程で破損してしまうリスクが多分にあるでしょう。宅急便で配送するトラックのお兄さんを思い浮かべて下さい。彼等は皆一人による単独行動ですから、50kgもある遊技機の運搬なんてできるはずがありません。運送会社がこのような運搬をお断りするのは当然ですね。


どうする?パチンコメーカーさん。

いくらたくさん機械作っても運んでくれる人が誰もいないよ。


これからは、遊技機メーカーが独自の運送会社を作って運搬することになるのでしょうか。ご自分の手でクソ重たい機械の運搬に携わればちょっとは身にしみるでしょうか?この話は、元々遊技機の筐体巨大化に対してオラも負けじと競争してきた背景があるからですが、遊技機メーカーは大昔からずーっとアホなんですね。ひとつの会社がが筐体を豪華にして金かけると、他社はそれより立派なものを作ろうと意地になる。何でそんなところに意地張るのかよく分からんけど、結果的にクソ重たいし、値段の高い遊技機ばかりできてしまうのです。遊技機メーカーの見栄と意地の張り合いによってもたらされた産業廃棄物は、結局は誰も運んでくれないという結末を迎えそうであります。機械の重量化は運送だけではなく、島設備にも悪影響を与えると思います。以前にも紹介した通り、遊技機の島設備の基幹となる島柱は木材でできています。カウンターと呼ばれる板の上に遊技機を載せて、欄間の下にある板と両方釘を打ち込んで取り付けます。入替の度にこの作業を繰り返すので、釘を打ち込んだ木材は徐々に劣化していきます。老朽化した木材に、今度の仕事人を取り付けるとその重さに耐えられるのかどうか。心配になります。重量化は決して良い方向には事が運ばないでしょう。


遊技機は重さ20kg位の軽量化を目指すべきではないのですか?
軽量化を目指すと機械の値段が下がるということに繋がるのではないのですか?
是非御一考を。

地底超特急

 

東海道新幹線が開通してしばらくの後、超特急という言葉が使われるようになりました。新幹線は時速200kmですけど、これでは物足りず最高速度450kmの超特急が東京~北九州を3時間で駆け抜けるという壮大な物語の始まりです。上の画像を見て、これが何のテレビ番組なのかが分かる人は凄いですよ。ウルトラQの第10話「地底超特急西へ」でございます。このドラマは、佐原健二が演じる万城目淳が主人公で、彼はセスナ機を使って顧客から預かった荷物を目的地まで届けるのが仕事。今でいう宅急便みたいな役割なのですが、この時代にもそうした需要に対する仕事があったということ。そして彼はトラックではなくて飛行機で荷物を運搬していたということが今の時代とは異なります。然しながら何故かこの第10話だけは、客から預かった荷物を地底超特急で運ぶのでした。

 

今まで通ってたお店が使いにくくなってきましたので、色々と検討しました。愛知県の場合、名古屋市を中心にして東西南北にそれなりの主要都市があるわけですが、今週は西の方に行ってみようかなという次第です。西へ西へと車を走らせること数10km。このとき私は、地底超特急西へというタイトルを思い浮かべたのでした。人様から教えてもらった店ですが、沖縄の島だけやけに甘い店がありましたね。基本的に今のパチンコホールは北斗だけ甘い店と沖縄だけ甘い店というのに分かれます。んでもって北斗を優遇する店は、今は北斗7ではなくて北斗無双を開けますね。北斗7は放っておいても客がつくので利益優先。北斗の稼動を維持する為には意図的に北斗無双を開けるはずです。当たりまえっちゃ当たり前の理屈なのですが、押さえておいて欲しい道理のひとつです。私は北斗に興味がないので、沖縄優遇のお店が標的になりますね。4、5、6月と通ってたお店も沖縄優遇の店。そして今日お邪魔する店も沖縄優遇ということです。

 

突っ込んで言えば、北斗か沖縄を打たない限り今のパチンコでは勝てないということです。更に突っ込んで言えば、パチンコ台というものは確率の一番低い奴。一番金かかりそうな奴だけが回るということです。回る台の順列は、4パチの320>ライトミドル>甘デジ>1円パチンコと相場が決まっています。勝とうと思えば回る台目指していかねばならんけど、回る台というものは大当たり確率が低い世界にしか存在しないという仕組みをご理解願います。4パチのミドルではお金かかりすぎるから、4パチの甘デジや1円パチンコを目指そうとする発想は、自分ではリスク回避してるつもりでも、実はパチンコホールが用意したどす黒いワナに引っかかっているだけです。ある程度のリスクに立ち向かっていかない限り、この世の楽園は満喫できません。とは言うものの釘調整がなくなれば、こんな話には意味がありませんけどね。

 

ということで今日私は、三重県に来ております。

 

三重県のパチンコ事情には明るくないのですが、色々店回りをすると、とんでもないくらいの悲惨な光景が目に飛び込んできます。基本、三重は甘くないといっておきましょう。それでもこの店はかなり「まし」な部類に入るのでしょうか?沖縄だけ開けておりますし、この島の稼動は今まで行ってた店のそれよりも遥かに高いです。回ってないのに客がついてるのかそうでないのかの判断をやらねばなりません。そのため今日は、今週の早い段階からここに来ることを決めておりました。大層な並びの後、中に入ると沖縄の島はレレッ?昨日と全くおんなじですやん。微塵にも動かなかった釘を見てちょっとガックシ。それでも甘いことに変わりはないので狙い定めた台に陣取ると、若いお兄ちゃんが隣に座りに来た。あっ、そうなのね。昨日の夜しきりにその台にかじりついてた兄ちゃん。昨日は最後まで追っかけて2591回転当たらず。多分この人は大嵌りを見てから居座ったとみえる。いくらなんでも昨日の2591回転ゼロは酷いやろという事らしいけど、多分この人は今日ここに来ると思ってたよ。そして多分撃沈すると思うけどな。


どうでもいいけど、その台は今日も朝から1028回転当たらず。1000回転を超えたところでこの人は止めて帰ってしまった。宵越しで10倍嵌りくらいの出来事は日常茶飯事とは言わないけれど、案外あるのよねん。

 

さてこっちの台はというと、朝一15回転で4×5のノーマルリーチがウラサメでポチっとな。これが確変セグで3連チャン。その後162回転でレッツマンボウから魚群でカメのリーチ。絶対に当たって欲しいところだが、通り過ぎて万事休すかと思いきやカメが戻ってきてくれてバシンと2連チャン。お次は285回転目にガオガオチャンスから珍しくST4まで発展して1×9。泡しか出なかったけれどどこまでもズルズル行って突確変。かと思いきや沖海ボーナスで嬉しい16Rの方。これが7連チャンして一気に出玉は13000個辺りまで到達。どうやら今日はセーフティリードか?沖縄の当りっぷりはとどまることをしらんのう。これで勝ったと油断したらここから捕まって全然当たらなくなった。

 

一旦当たらなくなると今度は、どこまでいっても当たりに絡む演出が出ない。まるで静かな時を延々と過ごす事3時間くらい経っただろうか。よそ見してたら誰かが、ケラケラッと笑いやがるので、誰や!馬鹿にしとんのかって画面を見れば、正体はクジラッキーでした。8絵柄の後に続いて突確変。これが2連チャンしてやれやれだと思ったけど、こっから挽回しそうな感じはしなかった。この後199回転で突確変を引いてから2連チャン。そして318回転当たらずとなったところで御用となった。ちょっと今日は疲れたな。今まで沖縄では当たり過ぎの感があったけど、陰りが見え始めた。

 

沖縄        
(1) 15回転、3連       
(2) 162回転、2連       
(3) 285回転、7連       
(4) 1136回転、2連       
(5) 199回転、2連       
 318回転、当たらず       
 5/2115、確変11、単発5       
        
 売上250       
 貯玉5460       
 18800円相当プラス       
 スタートは6.8       

 

今日は三重県まで来たけれどその甲斐があった。この店は何だか面白い。途中でお客様全員にお菓子が入った大きな袋を配りだしたので、何事かと思って見てた。人と人の触れ合いを感じる光景。店全体がお祭り気分で店員さんとお客さんがニコニコしてる姿がとっても良かった。この店の看板商品はどう見てもハナハナだと思うけど、自分もこういうものに手をださなきゃ如何のかなあと考えさせられた1日。名古屋にはこんな店ないなあ。沖縄では当たらなかったけれど実に楽しいひととき。また来ると思う。

 

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