パチスロユーザーを取り込みたい

常々パチンコはもう終わりだからパチスロにシフトしたいと書いてきましたが、これは本心には違いないけれど本音を言えばパチンコとパチスロは両方頑張って貰いたい。パチンコがもう終わりだと考えるのは、1円パチンコを作ってしまったからという理由がひとつともう一つは爺と婆しかパチンコの島にいないということです。若い人がパチンコに夢中になれるような環境がありません。一発台系の台に期待する人もいますが、これには1回交換というルール変更が絶対条件ですね。先日マスクマン2号にお会いしたという話を書きましたが、彼の年齢は20代後半から30代前半くらい。このような若い人でも条件さえ噛み合えば、パチンコは十分魅力的な遊技機になるし面白いのですよ。パチンコの魅力を伝えるためにはやはりよく回るということと、換金率が低いということが重要な要素です。無論換金率が低いから云々ということですね。

 

今日のパチンコは当然昨日の台を追いかける一手也。毎日異なる台に手を出した方が得策とは申しておりますが、さすがに昨日のスタート率を放棄するのは如何ともし難いほどの感情が芽生えます。100人が100人、否10000人が10000人いたら全員が今日は昨日の台を再び打つでしょう。無論私もそうしようと思います。朝店に入って昨日の台を押さえると愕然としました。嗚呼、締まってる。この台にとどまらず島全体のテコ入れは回収するぞという意気込みのあらわれ。思えば思い当たる点がないわけでもありません。昨日は開けざるを得ない要素があったというか、店内に告知しておりました。最近のパチンコホールは常連さんだけに知らせるメッセージ型の告知が多いので、常駐している人でなければ開けるのか締めるのかが分かり難い。そのような理由があって昨日はアケたので今日はその反動。盆休みを舐めたらいかんぜよと言われたみたい。釘を開けなければ締めることもなかったと思うのですが、この辺の事情は流石にこの店に常駐している者でないと分からないですね。堀が埋まっていないとこのような失態を犯してしまいます。


予見できていれば今日は末尾5大海ブラックになるところでしたが、この時間からその店まで出向いていくのは気が遠くなるので止めておきました。このように堀が埋まっていないと、パチンコは話にならんということが分かるかと思います。行く店を間違えないっていうことも重要なこと。ただし内心はホットしてる気持ちもあります。昨日の台はあれから200回転当たらずで放置。そのような台を今日再び遊技すると、今日が一番酷かったなんてことも有り得ますからね。昨日嵌ったから今日はという逆バリの発想は見るも無残に打ち砕かれるということしばしば。2014年の12月20日とその翌日を思い出して頂きたい。あのときも土曜日は昨日みたいな当たりっぷりで、良く回るからということで日曜日も追いかけると地獄でした。昨日のような特賞間回転数履歴を記録した台の翌日は痛い目に遭うことが多いです。

 

ということで速攻で打たず帰り。結局この盆休みでは一度も勝つことがなかったですが、これが今の実力ということ。無念ですが必ずや近いうちに堀を埋めてやるぞと心に誓って家路につくのでした。

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上記の画像は2002年12月、パーラーニューギンでの実践記録です。2002年といえば第1回のめりこみ対策から5年も経過しており、時は既に高価、無制限時代。1000円当たりの回転数でいえば18~19というのが当たり前のご時世ですが、上記のデータはとんでもない数字を計上してります。まずは画像に掲載されているリーチ演出がどういうものかと説明すると       


足音リーチは馬の蹄音がパッカパッカして絵柄が近づいてくる様       
コマ送りリーチはハンドルがブルっと振動してコマ送りがスロー       
アニマルライオンはアニマルチャンスがライオン絵柄で止まってライオンリーチに発展       
ダチョウ、カバ、ゾウ、ライオンは動物系リーチのこと       
枠外はどんな感じだったか覚えてないですね       
予告と付いてるのはプルーン連続予告を伴ったということ       
アニマルチャンス大当たりは、アニマルチャンスが大当たりで停止する当確演出       
アニマルゾウ鉄板はゾウさんリーチの当確演出       
以上、当たり方はバラエティに富んでいるので楽しかったですね。       
       

       
       
非常に面白い遊技台でしたね。前に自分の好きなデジパチランキング上位には、アメリカンドリーム、華観月、アタックナンバー1という3機種を挙げましたけど冷静に振り返れば本当にこれがベスト3だったかなあなんて考える時がある。演出面だけで言えば、大ヤマト2か牙王がベスト2だったと思えるし、勝ち易さまで含めた理由ではアメリカンドリームや七人の侍、必殺仕事人Ⅲがランキングに入ってくる。従って牙王という台は自分にとっては大変なお気に入り機種なので思い入れは相当ありますね。       
       

良く回った理由は以下の通りです。       
(1)パーラーニューギンがとても親切なお店だった。        
(2)牙王はニューギンの自社商品だったから手厚く保護されていた。        
(3)換金率が40個100円だった。        

 

このような理由が考えられますが、それにしても素晴らしい回りっぷりです。実をいうと私が最後に経験した40回転/千円超えの台が上記の遊技記録。今のパチスロユーザーは30/Kなんて経験したことないでしょうけど、30回転クラスでは大したことはありません。パチンコが本当に面白いと感じるのは40回転を超えてからでしょう。そのためにはまずは遊技機のヘソ賞球を5個まで引き上げて欲しいですね。        
        
        
ヘソの賞球が5個でスタートが8        
1000円当たりの回転数は250÷(12.5-5)=33.3/K        
ベースは8×5=40となります。        
        
ヘソの賞球が5個でスタートが9        
1000円当たりの回転数は250÷(11.11-5)=40.9/K        
ベースは9×5=45となります。        


遊技規則では、通常時のベースは40を確保することとあるので、賞球の5個は妥当性があるように思われます。これでスタートが8あればベースは40となりますが、パチスロユーザーを取り込むためには更にスタート9.0を目指して欲しいです。何故この時代に40/Kも回ったかというと島は20台島だったのですが、そのうちの1台だけが、親指ゲージで説明した間隔ABCが激甘調整。特に間隔Cについては風車上の並び釘は全部が右下に向けられているし、風車は思いっきり左に向いてたのでこぼれようがないほどの良調整でした。これに気づいた人は何人かおりまして、週末ごとにその台の取り合いになるのですが、その台は約1カ月間は回りっ放し。私自身も5回くらいはその台で遊技してますけど、40を超えたのは上記2日間だけなのでそのデータを載せたという次第。それ以外では35~37くらいでした。この頃のパーラーニューギンは超が付くほどの優良店だったというのがご理解いただけるかと思います。平日でさえもアウト45000個くらいの数字をたたき出していたし、土日になると5万個近いアウト玉が出てたので、名古屋市内ではNO.1と言えるほどのパチンコホールだったんですね。        

 

間隔ABCをふさいでしまうと、とんでもないスタートになるってことは親指ゲージのところで説明したかと思います。それを地で行ってた店が現実にはあったし、これは今でもやろうと思えばできるってお話です。パチスロユーザーでもこのような遊技経験があればパチンコは面白いと思うし、パチンコにのめりこむはず。のめりこむって表現はよろしくないのですが興味を持っていただかねばパチンコをやろうとする若い人は絶対に育たない。宝さがしをする喜びを経験してもらいたいですね。

 


パチンコは自分で回せないからつまらないのではなくて、自分で回せないから回る台を発見する喜びがある。元より釘調整を認めて頂かねばならぬこと前提ですが、この世界に戻ることは物理的にも全然可能な事だと思いますよ。パチスロユーザーが気付いていないパチンコの魅力ってものも伝えていきたいですね。

 


最近ではパチスロをやる人に私の記事を読んでもらいたいと思うようになりました。

 

 

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