涙で咲いた花

今年はパチプロということに関して書くことが多くなると思います。このサイトを立ち上げるときに、タイトル名を考えろという命題がありました。どんな連載記事でも何某かのタイトルをつけるというのは当たり前のことですし、そのネーミングに作者の思いが表現されるでしょう。迷わず土日パチンカーというタイトルを付けましたが、文字通りひねりのない無回転シュートなのねと笑ってる人は多いと思います。もっと気が利いたワードを選んでも良いんですけど、これにはストレートに解釈される言葉の意味とは裏腹に隠された意図、目的、思惑がございます。その隠された意味を考えながら読んで頂くと味わい深いものになるでしょう。うわべだけを捕えると、土日パチンカー⇒反パチプロと思われるかもしれませんし、これまでにも専業者に対して体の良いことを書いてこなかったのでそう思われても仕方ありません。     

 

(1)パチプロ稼業で結婚するのは無理だ。     
(2)税金、年金、保険も支払わずに生きるのなら国の害虫だ。     
(3)まっとうな人間ならまっとうな仕事しろよ。     
(4)だからパチプロはパチンカスだ。     

 

世の中にはパチプロという人たちに対してこういう見方をする人が多いと思います。然しながら私は全くそうは思わないですね。ヒトとして生まれたからにはどう生きようがその人の勝手ですし、人生は1回しかないのだから悔いのないように生きるのが一番です。パチンコが好きだからそれだけで生活しようと考えるのはOK牧場。他人に迷惑さえかけなければ、どんな生き方をしても文句言われる筋合いではないでしょう。パチンコであろうが、麻雀であろうが、ひとつのことにのめりこむ人生は割と素敵なものではないかと思うのです。ストイックに取り組んで他人のできないようなレベルに到達するのはなかなか恰好良いですよ。ただし問題は、さして上手くもないのに自分の力を過大評価する人が多すぎるってことですね。昔サングラスの兄ちゃんと同じ店で戦っていた頃、彼は自分のことを「パチプロ」だと言いました。ろくすっぽ釘も見えないのに、釘調整のイロハも知らぬのに自分のことをパチプロと呼ぶ彼の姿勢には呆れましたが、3か月で270万円も勝ったから天狗になっていたのかもしれません。化けの皮はすぐにはがれました。水戸黄門の島がなくなると素人さんに逆戻りです。ていうか極端な言い方をすると、この人は私がそばにいなければ勝てない人間でした。誰かを標的にして、その台を横取りすることでしか結果を出せないわけです。このようなレベルの人間をパチプロとは言わないでしょう。

 

私よりちょっとばかし年齢が上の加藤さん。この人の腕の悪さには呆れました。タイホウ熱田店は、貯玉使用無制限でしたが、2500個までは手数料なし。2500個を超えると手数料が加算されました。手数料が加算されても現金使用より5.5%お得だったので大丈夫です。その条件で私は十分勝ててたのですが、この人はそれでは勝てないから偽名使ってカードを4枚持ってたのです。毎日2500個×4枚を上限にして遊んでましたから、この人はこの店では永久に持ち玉遊技なのです。完全に犯罪行為なのですが、それでも勝てるかどうかギリギリのレベルで青息吐息状態。2500個までの手数料無料というルールはお店にとって負担が大きいので、2010年頃この店は貯玉使用は全て手数料を取るようにルール変更になりました。加藤さんはこの店で戦う意味がなくなったため即座にキャッスル熱田店にネグラを変更してしまいました。偽名使ってカードを4枚も持っていたにも拘わらず、勝てるかどうかギリギリ。元々当たりがついても早帰りはするし、嵌り台しか追いかけない独自の波打ち打法だったので腕の悪さには定評がありましたが、まさかここまで酷いとは思わなかったですね。こんな人をパチプロと呼ぶでしょうか。

 


西尾組みのお二人さんには参りました。この二人はてっきり実力者だと思っていたものですから、そういう座席を用意したのです。彼等の生活拠点を考慮すれば、絶対に来ないと思ったからこそ暴露した情報だったのですがこの二人のとった行動は予想外でした。力のあるパチプロさんなら70kmも離れた他人のシマに押し入るようなことはしませんし、今まで私が付き合ってきた腕の良い連中は誰もそんなことしませんでした。よっぽど行くところがなくなっていたのでしょう。なりふり構わず領域戦犯してくるこの二人は、プロとしての資質を疑わざるを得ないですね。自分の力で優良店を探すのがプロの仕事人でしょう。

 


イベントのときに判で押したように同じ台しか打たないのが、「顔かせや」といってきたパチプロさんだし、一週間同じ台を打ち続けたから「その台俺の台や」と言ってきたパチプロさんもプロとしての資質を疑います。連続遊技はせいぜい2日か3日ってとこですか。2日くらいならその台が回転率ベストだってことも有り得る話ですが、それが1週間続くってことはまずないと思います。1週間も連続で遊技していたら途中で釘をいじるに決まってるし、大きく触らないにしても回転率を落としてくるものです。連続遊技する過程において毎日これがベストだという選択をしていたとは思えないですね。数ある選択肢の中から選んだのではなくて、最初からその台を打つつもりで店に来てるし、実際にその台で遊技してる。その心は、毎日打ってるのに噴かないのは悔しいと思っているからではないでしょうか。当たり前ですけど、このような人間をパチプロとは言いません。昔ヒラヤマンさんという女性ライターさんが書いているブログでも同じようなことが掲載されてました。彼女はとある海物語を遊技してブンブン回りだったけどボロ負けしたので悔しいから何日もその店に通い続けたというお話でした。毎日といっても朝から晩まで遊技するのではなく、自分に許された限られた時間内で追い続けた結果、しばらく負け状態が続いていて悔しいという内容でした。そして何度も同じ店に通い続け、同じ台を遊技し続けて最後の最後で爆裂して一挙に負けを取り返した。どうだ凄いだろうみたいな記事でした。ここでご紹介した3人はほぼ同じ思考回路ですね。期待値を積み重ねれば必ず報われるという言い分は建前でその正体は、ただ単に悔しいから当たるまで追い続けたという陳腐な発想にすぎません。

 


腕が悪いパチプロを数多く見てきました。


ここまで書いてきた人たちは皆パチプロではないと思ってます。


果たしてパチンコでプロとアマの線はどこで引かれるのでしょうか?

 

 

パチプロって言われると線引きは非常に難しいです。今まで出合ったパチプロさんは何人いるでしょうか。偶然島に同居したってのは無視しますが、会話が成立した人及び定期的に行動を観察してきた人ってことになると300人くらいは見てきたでしょうか?自分が若い頃出合ったパチプロさんは今よりも更にレベルの低い人が多くて釘の急所が見えない人が殆どでした。部分的には見えてるけど、一番大事なところが分かっていないってことですね。今のパチプロさんは、環境の厳しい状況を乗り越えてきた人ばかりなのでそれはないと思うのですが、それでもプロってことになると明確に口に出せるのは3人。  

 

(1)マスクマン1号  
(2)マスクマン2号  
(3)謎のパチプロさん  

 

300人いても、私が認めたのはたった3人しかおりません。私がパチプロに求めるレベルは非常に高いので、殆どの人は自分はパチプロだと思っていても、私が見たらプロではないと言うでしょう。つまり自称パチプロって言う人は腐るほどいるけれどその中の約1%程度しか本物はいないのです。この手のお話は別の機会でじっくりと書いてみたいと思います。プロかどうかは分からないけれど、自称パチプロの中で私が応援してる人がいます。今日はその人のことをちょっと書いてみようと思います。

 

その人に出会ったのは2007年の夏でした。

 


タイホウ熱田店をメインにしていた時代ですが、たまにキャッスル尾頭橋店にも行くようになりました。何故ここにくるようになったかというと近くに場外馬券売場があるから。レースのある週末は放っておいても客で埋まるから暴利を貪れる環境にありまして、何にもない週末は望外な釘調整をやってくれたのです。この店のメインはキセカチ、アタックNO.1、必殺仕事人Ⅲの3つでしたがキセカチの島にいつもいるお兄ちゃんが、どうやらこの辺では名うてのピン芸人だなってことは分かりました。この店に来て初めて見る顔でしたが、ここでは3人組のノリ打ち軍団やその他若い軍団が結構出入りしてまして、場外馬券売場による特需恩恵をよく分かってる人たちであふれかえっていたのです。初めて見たときの印象は今みたいなヘンチクリンな恰好ではなく、まともな姿だったので背が高くてイケメンのお兄さんという感じ。私はアタックNO.1か仕事人を打ってましたけど、彼はキセカチばっかりやってましたね。ビスティのルーニィ・チューンズという台が入った時、土曜日にかなり回ったので、私とそのお兄さんは終日稼働したのです。翌日もイケルだろうと思って店に入ると、狙いの島は悉く風車上が殺されてしまいました。これを見て帰ろうとした私の隣に彼が来て打ち始めようとしたのです。


昨日打った台を今日もという感じでしたが正直ビックリしましたね。風車上がブッチギリマイナス調整になっているのにそれを打つんかみたいな感覚。気付いていなかったので、ちょっとばかし思案しました。お節介だとは分かっているけど専業者なら絶対に気づいて貰わねばならぬ箇所ですから、私はその人に声をかけました。「ここ締まってるよ。大幅にマイナス調整」。彼は一体何もんやこのおっさんみたいな表情をしましたが、指摘された調整に気づくと「アッ」と声を上げて、本当ですね。もう打ちませんと言ってどこかに行ってしまいました。これがレイリーさんとの出会いでした。その当時はなんていう人かは知らなかったのですが、何年か後に雑誌に安田さんとの対談コラムが載ってたので、そこで初めてレイリーさんという名前と知りました。

 

あれから12年になるんですね。

 


彼は甘デジ専門で、私は320専門ですから普段は行く店が全然違うんですけどね。年に数回は毎年どっかこっかでお会いしますね。ただそれだけの仲なんですけど何となくこの人には頑張って欲しいなあという気持はあります。この人に限らず個人でやってる人なんて本当に数少ない絶滅危惧種ですから頑張ってと思うわけです。先週の金曜日の夜、初めてこの人の実践記事をとあるパチンコホールで読んだんですけど感動しました。普通のパチプロさんパチライターさんが書く記事とは一味違いますね。多分普段から小説を読み込んでるのだろうなと思わせる物書きですけど、昔の田山幸憲さんをちょっと思い出しましたね。書き始めの映像描写が良く似ておりました。お金を払ってでも田山さんの日記を読みたいと強く願って買い続けたのが25年も昔のお話。その頃にタイムスリップしたかのような錯覚を覚え、夢中になって読んでると時の経つのも忘れました。

 

私はもう6年も前からパチンコに関わる記事を掲載してるんですけど、とてもじゃないけどこんな上手い文章は書けないですね。私は私なりの表現方法で世に訴えていきたいと考えております。パチンコビレッジの仕事を引き受けたときは、ただ単に実践した記事を追っかけることに夢中で、あまり遊び心は抱かなかったように思います。初めて遊び心を入れてみようと思ったのが2014年の「告白」という記事なんですけれど、これ以降はエンターティンメントにも関心を持つようになりました。読み手に楽しんでいただくにはどうしたら良いか?などということを考えるようになりました。2015年の年末に「下町ロケット」というテレビ番組に影響を受けたときに音楽を聴きながら文章を読むのが心地よいのではないか?と閃いたのです。勿論、著作権の侵害には気を付けないといけないですから神経使います。アップロードするためにはMAX1MB以下にしないといけないので、MP3をWMAに変換して尚且つ音質を下げてファイルサイズを小さくします。ウィンドウズの相性を考えるとWMAが最適ですがこれではスマホには対応しておりません。パソコンでの視聴を第一に考えて創作しているので仕方ありません。スマホユーザーには我慢していただくしかありません。音楽ファイルはそのままは使わずに自分なりに加工してUPすることが多いです。先日の「人生いろいろ」も最後のサビの部分は1番の終りの部分に2番のサビをくっつけてつなぎました。見えないところで加工してることが多いです。

 


ここから先は推測でしかありませんが、彼は苦労人だと思うんですよね。

 

そんな彼に今日は私が厳選した曲をプレゼントします。聞いてください。涙で咲いた花。

涙で咲いた花

 

必勝ガイドにはもう10年以上は付き合ってると思うんですけど、先に芽が出たのはトラマツくんの方。自分が紹介した後輩が世の中の脚光を浴びて自分は脚光を浴びない。彼の存在はどちらかといえば月見草だったので内心は悔しかったのではないでしょうか。ここまでくるのに長かったと思いますが、下積みが長かった分これからは大きく飛躍してもらいたいですね。思えば12年前、プレイランドキャッスル尾頭橋店であいまみえた二人が、二人ともパチンコに関する媒体で記事を投稿するなんてことは夢みたいではありませんか。良いではないですか。紙の媒体とネットの媒体の違いこそあれ、衰退したパチンコ業界にひと花咲かせたる人生の機微を共に語れる立場にあるのです。紙とネットの大きな違いは、実践内容をリアルタイムでUP出来るか否かですね。ネットの良いところは、実践したその日のうちに内容を報告できること。今思ってる感情がストレートに表現されるので、ガチで戦ってる姿が読み手に伝わります。紙による媒体では、データの入稿から印刷、書店への配布などの物理的時間経過によりまして、リアルタイムで実践報告するのは不可能です。一方紙の良さもあるはずです。田山さんのパチプロ日記を読みたいがために、毎月390円払っていた自分がおりました。今の若い人たちに対しても同じような魅力を伝えることも可能でしょう。メジャーな雑誌ならではの責任感と達成感を味わえるのが紙による媒体の魅力ではないでしょうか。お金払ってでもレイリーさんの記事を読みたいということになればライター冥利に尽きるはず。是非とも頑張って頂きたいものです。まあ900円という値段は高すぎるので、私なら購入しませんけどね。DVDという付録など付けないで昔みたいに390円で販売して頂きたいです。パチンコの良さを広めたいのであれば、DVDを使った魅せ方に凝るのではなくて、安価な値段で多くの方に楽しんでいただくことのほうが重要なのではないでしょうか。

 

残念ながら私は彼のように上手い文章は書けないですが、私は自分独自のやり方で楽しんでもらえる記事の投稿に創意と工夫を凝らします。映画館でもテレビでも何でも良いんですけど、視聴するものってのは大抵は目と耳の両方で楽しめるでしょ。インターネットによる情報公開の良いところはそれが簡単に実現できるってことなんです。遊技機に発生したプレミアム演出画像を添付するってのが一般的な楽しませ方かもしれませんが、それだと目と目で楽しむことに変りはないわけです。目と耳の両方で楽しんでもらおうと思うとそれだけでは駄目なんですよ。だから僕は言葉に音楽を載せてみた。常に新しいことが出来ないかと模索中なので、脱マンネリと脱ワンパターンを心がけています。まあ所詮同じ人間が創作してるのでワンパターンになるのは避けられないんでしょうけどね。昔ユーミンがヒット曲を連発したときも「どれ聴いても同じやな」みたいな感覚になりましたがそれとおんなじ。パチンコ必勝ガイドは田山さんの功績もあってパチンコする人なら知らない人がいないほど知名度が高い。書店、コンビニで誰の目にも留まるという利点もあってパチンコビジレッジとは比べ物にならないほど知名度は高いです。貴殿には貴殿のやり方で、多くの人を楽しませてもらいたいですね。     

 

2007年から数えると苦節12年。     
涙で咲いた花を大事に育ててください。   
  

 

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