戦国乙女

先日、とある社長から急な仕事を頼まれました。「明日までに何とかならんか」。このおやじいつもの口癖です。今回はピンクと青の2色の作成依頼でした。何やろかとみると、ほう、戦国乙女のスピーカーですか。 

写真では外側の楕円が赤色ですが、実機ではここが青色です。乙女の周りも赤色になってますが、ここがピンクらしいです。

お題は
ピンク色がDIC155
青色がDIC185

DICってのは大日本印刷の色見本のことです。色ごとに番号が割振られてます。
色見本を見て、これは無理だなと思いました。ピンクも青もどちらも、鮮やかな色合いなので、工業用印刷の顔料では再現できません。鮮やか過ぎるんですね。

デザイナーの方々とか、機械開発の加飾担当者には、よく分かって欲しいのです。DICとかPANTONEのカラーガイドに載ってる全ての色が、忠実に再現できるわけではありません。工業用印刷で使われる顔料と、オフセット印刷で使われる顔料は同じじゃないんですよ。自分はまずDIC155という色を、測色機で測ることにしました。するとその値は

DIC155=L*50.25 a*62.35 b*9.47

この値で示される色管理のことを、Lスターaスターbスター表色系といいます。Lは明度、aは赤緑の色合い、bは黄青の色合い。Lは100に近づくほど明るくなります。aは+が赤、マイナスが緑。bは+が黄色、マイナスが青です。従ってお題のDIC155は若干黄色に振られたピンク色ということが分かります

この値で、Lが30まで下がれば赤色。bが30まで上がればオレンジ。bが-20まで下がれば紫っぽい色になります。

一般に顔料で再現できるa,bの値にはその上限があるのです。

黄色はb*=+80、緑はa*=-75、赤はa*=+50、青はb*=-45という位までしか出ないのです。つまり黄色や緑は再現しやすいけど赤や青は再現しにくいということです。お題のピンクはa*=62.35という時点で、どだい無理だということが分かります。ということで、戦国乙女のピンクを再現するのは理論的に不可能ということがご理解いただけるでしょうか。

ということを、デザイナーの方にはわかって欲しいのであります。このあと、私は社長に、「こんなもん、そこそこしかでえへんで。メーカーにそういっとけ」。これでお仕舞い。でも、戦国乙女のピンクと青は私が手がけた色ですから、実機出回ったら一度確認しときましょうかね。

さて、パチンコの話。昨日の台、意外にも釘締まらなかったのでもう1日打っとこか。昨日の回りは望外だと思うが、それでも据え置き。その辺が私にはよく分からんのですよねえ。釘担当者変わってから迷いっぱなし。とはいえ今日は夜所用があるので、夕方までのパチンコ。せいぜい5時か6時までだから、朝から金を使う展開だけは御免という願い通じて15回転で当たり。このあと初当たり9回まで当たりっぱなし状態。どうなっとるんや、この台は。昨日のビデオテープを見てるようで、またしても3時の時点で大当たりは37回。

またしても3時がMY

これがまたしてもMYかと思ったけど兎に角、この台3時まではよく当たる。お決まりの夕方嵌りを取ったところで止めた。それにしても締めんでもええ奴を締めて、締めなイカン奴を置いとる。浜崎なんか全然締める必要無い。そうすりゃこの2日間浜崎を打ってる。最近の台は、スペックが辛い上に消化が遅いので簡単には抜かれない。釘調整にデリケートになる必要ないんですよ。ところが桜ライトみたいな台になると簡単に抜かれるでしょ。この辺がねえ…技量に疑問を感じるわけですよ。

桜ライト     
1000円 (1) 15回転、3連   
           (2) 87回転、2連   
           (3) 105回転、10連   
           (4) 76回転、単発   
           (5) 33回転、10連   
           (6) 321回転、7連   
           (7) 26回転、4連   
           (8) 64回転、4連   
           (9) 72回転、2連   
          (10) 482回転、5連   

               10/1281   
               Bサ12874、自力1281   
               71100円プラス   

なんだか激しく当たりますね。この台2日間の合計では
低確率時…24/3417(142)→3割増し
高確率時…75/1707(22.8)→額面通り
ラウンド振り分け…4R×29、8R×37、16R×33で約8000個増し

ラウンド振り分けで8000個も余分にもらったのが大きい。

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