サンセイR&D『CRまじかる☆タルるートくん』プレス発表会開催

サンセイR&Dは8日、ラ・ベル オーラム(東京都台東区)にて、新機種『CRまじかる☆タルるートくん』のプレス発表会を行なった。

最初に、山下耕司氏(商品企画グループ・グループリーダー)が開発コンセプトについて説明した。「本機の開発にあたり、『巨匠・江川達也氏とのコラボレーション』『ファンが新しいゲーム性を体感できるFFS(フリーファインドシステム)』『液晶演出などで行なうホール支援・マイホールエントリーシステム』の3点にチャレンジしました」と、原作の世界観を楽しめるだけでなく、ホール導入後の営業支援もできることをアピールした。

FFSとは、プレイヤーがジョグシャトルをパソコンのマウスのように操作し、背景やキャラクターに合わせてボタンを押すことで予告が発生するという参加型の演出。また、プレイヤーが参加するかしないかをキャッチし、そのプレイヤーに合わせて演出を変えるAI機能を搭載している。

また、マイホールエントリーシステムは、待機画面や確変中など、液晶上に導入ホール名を表示させる機能。機械には約1万3000店舗のホール名が登録されており、ホールコードを入力して簡単に出力することができる。

続いて、久野裕喜男氏(商品企画グループ・第一企画チーム)が機種説明を行なった。「選択したセリフにより結末が異なる『恋愛シミュレーションリーチ』など、コンテンツに頼らない機械作りで、原作を知らないファンも楽しめます」と、力強く語った。

最後に、遠藤晃氏(取締役営業本部長)が壇上に。「今後も、インタラクティブ性を持った機械を作っていきたい」と締めくくった。

納品開始は2月3日を予定している。