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『ハナビ通』解析攻略! ~ハナビvsハナビ通~

1

▼機種情報『ハナビ通』
http://www.pachinkovillage.com/slot/s.php?M=5531

数週間前に導入が開始された

ユニバの『ハナビ通』。

みなさん、打ちました?

真っ赤なフォルムは既存のハナビとの差別化でしょうかね。
リール配列と図柄は前作『ハナビ』と変わらず、筐体も同じですから見た目で違いをはっきり出したかったんでしょうね。

ちなみに、

5号機ハナビの初期パネルはこれ。

2

リール幅が広い!

 

 

3

その次に投入されたのがこの

マッドブラックver.。

リール幅が77ミリになり、キュッと引き締まっています。ちなみに、リプレイ時にメダル投入を受け付けるようになりました。

 

 

4

最後に出たのがFINAL白夜ver.。

白いカラーリングが印象的です。

ハナビは2015年2月に登場し、増台増台を重ね今はホール全体の約8割ほどに設置されています。
設置期限は来年2020年12月あたり。つまり、5号機の設置期限である2021年1月近くまで設置できるわけです。

一定の稼働をキープしているハナビを、ハナビ通がリリースされたからといって外して導入しようとするホールはないとメーカー側は読んでいたんでしょう。
実際、導入店舗を見に行くとハナビは減台されずそのままで、ハナビ通のぶんだけハナビコーナーが厚くなっていました。
当然、ハナビの近くにハナビ通が設置されているわけで、そうなった場合に新台とはっきりわかるインパクトを付けたい。
そう考え、見た目ではっきり違いがわかる赤をパネルカラーにしたんではないでしょうか。

5

さて、このハナビ通、登場前からあることで話題になっていました。
そう、設定Hの存在です。設定Cや設定J、設定Yなどメーカーによってオリジナル設定を設けることは多々ありましたが、この設定Hかなりクセが強いんです。

ちなみに、前作ハナビは設定1・2・5・6の4段階。
今作ハナビ通は設定1・2・5・6・Hの5段階です。

設定Hのスペック
設定 BB確率 RB確率 合算確率 出玉率
H 1/1260.3 1/1260.3 1/630.2 108.9〜110.9%

今作で新たに設けられた設定H。ボーナスが非常に重いのが特徴です。
しかし、これにはからくりがあり、50枚あたり回せるゲーム数(ベース)が尋常じゃないんです。
そのベースは7728.3G! サンドに1000円を投入すれば1日追加投資することなくプレイできるんです!

20Gも回せば異変に気付き、50Gも回せば確信できる設定H。
なんかもうね、朝から設定○確定札が刺さってるイベントを思い起こさせます。

ただ、ゲーム性は完全に別物になってしまいます。
通常ゲーム中はただひたすら氷とチェリーを取りこぼさないよう気をつけ、リーチ目が出たらガッツポーズ。
ボーナスのぶんだけプラスになりますから、どれだけボーナスを引けるかでその日の勝ちぶんが決まります。

こんなの都市伝説だろうと思われるかもしれませんが、実際投入したホールも結構ありました。
全台Hをやった大盤振る舞いなホールもあったらしい。
ほぼほぼ間違いなく赤になり、平均2500枚ほど持っていかれる設定Hは、ディスクアップ以上に宣伝効果があるでしょう。
スランプグラフを見れば一目瞭然ですしね。

6

ものの数分で気付ける設定Hはさておき、今回の特集ではスペックアップした設定5&6を見逃さないためのポイントについて新旧比較しながら見ていきましょう。

まずは、スペックから。

BB確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/312.1 1/312.1
2 1/303.4 1/303.4
5 1/292.6 1/287.4
6 1/277.7 1/268.6

BB確率は、設定5と6でアップしています。

RB確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/385.5 1/385.5
2 1/368.2 1/364.1
5 1/348.6 1/337.8
6 1/324.4 1/312.1

RB確率は、設定2・5・6でアップしています。

ボーナス合算確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/172.5 1/172.5
2 1/166.3 1/165.5
5 1/159.1 1/155.3
6 1/149.6 1/144.4

ボーナス合算確率は、設定2・5・6でアップとなりました。

出玉率(技術介入時)
設定 ハナビ ハナビ通
1 約100% 100.5%
2 約102% 102.7%
5 約105% 106.2%
6 約108% 110.0%

技術介入時の出玉率は、各設定ともアップ。注目したいのは設定2で、ハナビ通では102.7%になっています。
このあと紹介していきますけど、BB中の斜め風鈴で前作同様、設定の偶奇判別ができるので、偶数設定の可能性が高いと判断できた場合には安心感を持って粘れるようになりました。
6の可能性を持ちつつ、ディスクアップの設定1と同程度の出玉率ですからね。
恐らく設計者はそこを意識したのではないでしょうか。

そして、設定5と6の出玉率もアップしています。
ハナビ通は、この設定5&6を見極められるかが重要です。

次は、小役確率を見ていきましょう。
まずは通常時の小役から。

風鈴確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/15.7 1/15.8
2 1/15.3 1/15.4
5 1/15.0 1/14.9
6 1/14.7 1/14.5
H - 1/4.8

風鈴確率は、設定1と6でハナビ通のほうが開きが大きくなりました。

氷A確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/52.9 1/56.5
2 1/52.9 1/55.7
5 1/48.1 1/55.0
6 1/48.1 1/55.7
H - 1/56.5

氷Aは、基本的に横ラインで揃う氷。
ハナビ通では少し確率が下がりました。

氷B確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/1638.4 1/1638.4
2 1/1638.4 1/1638.4
5 1/1489.5 1/1638.4
6 1/1489.5 1/1638.4
H - 1/1638.4

氷Bは、基本的に斜めラインで揃う氷。
ハナビ通では設定差なしになりました。

チェリーA確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/19.5 1/19.9
2 1/19.4 1/19.9
5 1/19.4 1/19.6
6 1/19.4 1/19.9
H - 1/19.9

チェリーAは通常チェリー。

チェリーB確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/243.6 1/241.8
2 1/242.7 1/241.8
5 1/240.1 1/239.2
6 1/239.2 1/239.2
H - 1/254.0

チェリーBはレアチェリー。

特殊役A確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/1560.4 1/1560.4
2 1/1524.1 1/1524.1
5 1/1489.5 1/1424.7
6 1/1394.4 1/1337.5
H - 1/32768.0

特殊役Aは、「氷・ブランク・七」の1枚役。ボーナス確定。

特殊役B確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/606.8 1/606.8
2 1/580.0 1/580.0
5 1/546.1 1/550.7
6 1/500.3 1/500.3
H - 1/910.2

特殊役Bは、「ドンちゃん・七・七」の1枚役。ボーナス確定。

特殊役C確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/1927.5 1/1927.5
2 1/1872.5 1/1872.5
5 1/1820.4 1/1771.2
6 1/1771.2 1/1680.4
H - 1/2978.9

特殊役Cは、特殊役Aと特殊役Bが同時成立の1枚役。
ボーナス確定。

リプレイ確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/7.3 1/7.3
2 1/7.3 1/7.3
5 1/7.3 1/7.3
6 1/7.3 1/7.3
H - 1/7.3

これは通常リプレイの確率。

JACリプレイ確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/1560.4 1/1560.4
2 1/1489.5 1/1456.4
5 1/1424.7 1/1424.7
6 1/1365.3 1/1310.7
H - 1/32768.0

JACリプレイが通常時に成立すればボーナス確定。

以上が、通常時の小役確率です。50枚あたりのゲーム数は、ハナビで34.9(設定1)~36.8(設定6)、ハナビ通で34.2(設定1)~35.7(設定6)となり、RB枚数が多くなったハナビ通でベースが若干下がっています。

次はBB中の小役確率について。

BB中の斜め風鈴確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/10.7 1/10.7
2 1/8.3 1/8.3
5 1/10.7 1/10.7
6 1/8.3 1/8.3
H - 1/10.7

BB中の変則押し時に出現する斜め風鈴は、ハナビ通になっても確率に変化はなし。
また、前作同様、技術介入時に左リール中段に七を停止させた場合、斜め氷が揃えば斜め風鈴となります。

BB中のハズレ確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/16384.0 1/16384.0
2 1/16384.0 1/16384.0
5 1/481.9 1/481.9
6 1/481.9 1/481.9
H - 1/481.9

設定の高低を判断する最も重要な要素がこのBB中のハズレ。
ハナビ通でもハズレが出れば設定5以上の期待度が大幅アップします。

そして、最後にRT中のハズレについて。

花火チャレンジ中のハズレ確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/7.1 1/7.1
2 1/6.6 1/6.8
5 1/6.2 1/6.5
6 1/5.8 1/6.2
H - 1/1.7

BB終了後にまず移行する1段階目のRT「花火チャレンジ」。
ここでのハズレ確率は、ハナビ通になって若干出にくくなりました。

花火ゲーム中のハズレ確率
設定 ハナビ ハナビ通
1 1/13.4 1/13.6
2 1/11.8 1/12.7
5 1/10.4 1/11.4
6 1/9.5 1/10.3
H - 1/1.8

花火チャレンジでの移行リプレイを契機に突入する2段階目のRT「花火ゲーム」。
ここでのハズレ確率もまたハナビ通で多少出にくくなりました。

6

以上、今回判明したハナビ通の数値と、ハナビの数値を比較しながら紹介してきました。

設定推測ポイントをまとめると、ハナビ通とハナビは基本的に見るべきところは同じで、

○通常時の風鈴(ハナビは氷Aも)

◎BB中のハズレ

○BB中の斜め風鈴

○RT中のハズレ

となります。

設定Hは例外として、現実的には設定5や6を狙う立ち回りとなるでしょう。
設定Hの投入履歴のあるホールだと、設定H狙いのプレイヤーが開始早々に離脱し、実は高設定が入ってましたという展開も予想されます。
設定の高低でそれほど差がないスペックゆえなかなか判断は付きにくいところではありますが、設定1でも甘い機種ですので設定5&6を捨てないよう心がけたいところです。

残り1年半のハナビライフ、満喫したいものですな。

(※ページ内の数値は独自調査値)

 

(C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT

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