日遊協、家族申告「本人同意なし」の助言機関の設立へ

日遊協（庄司孝輝会長）は5月21日、東京都中央区の本部事務局で定例理事会を開催。新型コロナウイルス感染症予防のため、初のウェブ会議方式で行われた。

理事会では、6月18日の通常総会で、全役員が任期満了となることを受け、山崎智成副会長（グローバル）、日野元太理事（トリックスターズ・アレア）、岩堀和男理事（サミー）の退任と、飯塚邦晴氏（新日邦）、大泉秀治氏（オーイズミ）、高谷厚之氏（リンクス）を新理事候補とすることを可決。

依存問題に対する予防の一環としてあらかじめ入店を制限できる自己申告・家族申告について、「本人同意なし」プログラムの追加に伴い、スタート当初は、トラブルも見込まれるため、法務や医療など、外部有識者のメンバーによる助言機関の設立を検討していることを伝えた。なお、「本人同意なし」プログラムの導入店舗は、4月末現在で14店舗となっている。また、新規正会員として、IT分野に関するコンサルティングなどを行うリンクスの加入を承認。

これにより、5月21日現在で、正会員312社となった。

提供元:プレイグラフ