あみん

良いとこ取りしてあの子 割とやるもんだねと
言われ続けたあの頃 パチるのが辛かった


エヴァアスの次に何をやるんやって声をよく聞くけど、そんなもん俺に聞かれても困るさ。パチの主導権俺にないし、お店の切り札ってのを予測するのは不可能だし先のことは分からんよ。今までも海だけはやりたくないって思うてパチンコをやってきたけれど、其れじゃあ無理だねってことに気付いたのが2008年とか2009年頃。気付いてても「海」だけは絶対にやらんと自己主張したのがEVA夫婦のような存在かな。随分とお会いしてないので今更なんですけど、EVA夫婦のように自分の好きな機械だけで楽しもうとした人もいれば、自分の好きな機械を求めずに「からだ」だけを求めてやってきたのが俺様のような人種だな。


この際ハッキリ言っておくけど


パチンコにゲーム性とか夢とか楽しさとか求めるのはお門違いと思う。


「からだ」だけが欲しいって考えでやってかないとこの先難しくなってくる。無論玉積みの方が良いとか、玉に触れないのは嫌だとか、ハネモノの偶然性が良いとかの考えも全て捨てた方が良い。今あなたが考えてることは全て否定し、全て捨てた方が良い。いやそうしないとこの先はない。

 

そう言われると、其れじゃあパチンコではなくてパチスロだねっていう考えもまた違う。パチンコはパチンコ。パチスロはパチスロで良いと思うし、人は向き不向きがあるからどっちかに特化した生き方で良いと思う。パチンコで勝つための脳と、パチスロで勝つ為の脳は別物。どっちかに特化しないと難しい。二刀流は大谷翔平だけの世界だし、誰も彼の真似はできない。私の頭脳はそんなに器用にできてない。

 

タイホウ熱田店時代に知り合ったエヴァ夫婦には全然会わなくなったけど、当然この夫婦みたいな人達はいつの時代にも一定数いて勝ち易さよりも自分の好きな遊技機での勝負を優先する。いやいや優先じゃなくてEVAしか打たないってことだけど、当然そうい人達はいつかは脱落する。必ずそうなるんだよ。其れが悪いと言ってる訳じゃなくて人間の脳とバクチの関係性は、そういう事に多大な影響を受けるから、勝つ脳と負ける脳はおのずと区別されるってこと。私とて元々海が大嫌いな人間だったし、2004年までは一切海は打たんを貫いていたけれど、そうもいかんと思い始めたのが新海M27と新海M56が出た時かな。新海物語は熱キャで仕事帰りにやり始めて最初はタコ勝ちしてたけど、その年のお盆休みに大数の法則に従って没。そこからしばらく海とは離れていたけど、2007年にマスクマンがハワイを右打ちしてる姿を見て考え直したっけ。イベントの時右打ちするとタコ回りしたんでしばらく1/370の世界にどっぷり浸ったけど、すぐさま1/315の初代沖縄が出る。370よりも315の方が楽なんで沖縄に乗り換えたは良いけど、これが全然当たらない。本当に315かって思いながら進めていたけど、当時は沖縄の他にEVA奇跡の価値はとか。アタックナンバーワンとか。4月には必殺仕事人Ⅲが出て、サンシャイン南先行初打ちで12万も勝ったものですからもう沖縄なんかそっちのけで


308から317のミドルに首ったけ


やっぱり海はダメねえって思ってる私に風が吹いたのは地中海が出た時だった。

 

海シリーズで初めて見るステップアップ演出。単調な海からやや複雑な海の世界へと変わると私の気持ちも一気に海に傾いていった。演出無関係とは言うものの、未だに海の海モードだけは死んでも嫌だし、地中海の新しい世界は私には心地良かった。だから私が海物語をやるきっかけになったのは地中海から。

 

2009年⇒地中海
2009~2011年⇒沖2
2012年⇒大海2
2013年⇒デラックス海物語
2013~2015⇒沖3
2015年一時的大海3
2016年⇒JAPAN239と桃鉄
2017~2020⇒沖4
2018年一時的大海4
2019年一時的北斗無双
2021年⇒沖5
2022年⇒大海4SP
2023年⇒大海5
2024~2025⇒EVAアス


2024年からはついに海はダメだなってことになって、EVAアス1本に的を絞ってやるようになったけど、その背景は三洋物産の機械開発陣営の考え方と私の考えに隔たりが生まれたことに依る。つまりなんで海がすたれるようになったかを三洋がきちんと理解せず、機械開発を続けているってことが問題なのであり其れが明確に生まれたのが沖縄5だった。沖5を見た時に私は、もう三洋は無理だと思ったけどその心は今までに何度も書いてきたと思う。

海を打てば玉がダダ減り

ならば玉が減らないように打とう

店員から出入り禁止にするぞと脅かされる


この繰り返し。つまり海を打てば店員から「出入り禁止にするぞ」と威圧され脅かされ心を痛めるけれど、EVAを打てば何にも言われないから。EVAアスの場合、屋根に当てて玉を獲ると出禁案件だけど、其れさえやらなければ出入り禁止になることはないので心を安らかにして遊技することができる。海を打てば常に心を脅かされて、安心して打つことができない。心の安寧とか安心を求めてパチンコをやろうと思うと、自然と海⇒EVAに変わっていった。其れを三洋のクソガキが理解できんもんでこうなるんだわ。海には絶対に玉は増えんけど、絶対に玉は減らんという機械開発を求む。技術介入なんて要らないから。
 

 

 

そのエヴァンゲリオンだが終焉が近づいている。事実2023年辺りが回転率のピークでそこから緩やかに回転率は低下傾向にある。


2023年⇒20.13/K平均
2024年⇒19.61/K平均
2025年⇒19.36/K平均


やはり段々と回らんくなってきてますよね。無論行ってる店にも依存する話だけど、多分全国的に見て緩やかに回転率低下傾向にあるのは事実だと思う。初代北斗無双の時もそんな感じだった。全盛期は1年か2年で、その後は緩やかに回転率が下がっていったもん。2022年以降の4年間の個人成績をみると、2022年はサンプル数は少ないけれど私個人の数字では平均的な数字。時給も連チャン率もまあまあだった。其れが2023年になってドツカン状態に陥り稼ぎの方は驚きの時給566円。すんごい連チャンしなかった1年だったけど、悪かったのはこの年だけであとはバッチグー。こうして見てみると


低確率抽選が引けてる時は連チャンしないし、勝ってない。

けど

低確率抽選が引けてない時は連チャンしてると、いっぱい勝ってる


そんな傾向にある。やっぱり低確が引けてる時は高確が引けない。高確が引けてる時は低確が引けないという帳尻合わせがあるのだろうか?普段から感じてる事、パチンコの七不思議はいまだ健在也。


2023年の平均連チャン回数4.18ってのは異常だし、ならば時給566円も納得。
2024年の平均連チャン回数7.62ってのは異常だし、ならば時給5382円も納得。


4年間の平均値では
大当たり出現率は1/298.66⇒(298.66/320-1)で6.67%ツイてる。
高確抽選は1/90.2⇒(90.2/100-1)で9.8%ツイてる。
エヴァアスに関しては4年間ツキまくった状態である。平均時給3130円ってのもうなずける。


エヴァアスに限らず私のパチンコ人生では常に、低確が額面よりも7%余分に当ってきた。2006年くらいから正確に自分の遊技成績をパソコンで管理するようになったけど、其れ以降は本当に7%の上ブレ。これは「統計分析」に依るものだと思ってますね。万が一何も考えずに、ただ回る台だけを打ってきたら7%⇒プラマイ0になってた可能性もある訳。この7%という数字は計り知れないほど大きい。其れがエヴァアスの場合は低確が6.7%で高確が9.8%の上ブレ素晴らしい。其れが故に


平均時給⇒3132.2円
平均連チャン回数⇒5.85回
1回転当たりの稼ぎ⇒18.05円素晴らしい。
全てにおいて素晴らしい。EVA客のMVPかと思うくらい素晴らしい。


過去20年間で個人的に10万回転以上若しくは其れに準じる稼働もたらした機械を取り上げると上記の10機種くらいがありますが、その中でもエヴァアスの成績は際立ってます。正確なデータを取り始めた最初の機械が大ヤマト2でこの機械が23万回転くらい。以降EVA、仕事人、侍、海系と色々ありますがやっぱり勝ちやすい機械というのはスペックに何らかの理由あり。まあまあ勝てたってのは沖2、仕事人、沖4、侍、エヴァアスくらいだと思うんですけどスペックが甘いなあと感じたのは仕事人、沖4、侍の3つ。

 

(1)必殺仕事人Ⅲは1/308.5で58.8%継続、T1Y1420のバランスは素晴らしい。
(2)沖縄4は1/320の55%継続だけどヘソ4個賞球ってのが素晴らしい。
(3)侍は1/330の58.8%継続だけど電4個賞球ってのが素晴らしい。


この3機種は勝ち易かったですよね。大当たり確率と継続率と出玉のバランスが全部良かったってのが基本線で沖4はヘソ4個返しで高ベースを維持できたってのが勝ち易さの要因だった。七人の侍は仕事人の大当たり確率をちょこっと悪くして出玉を1420⇒1530まで増やしたっていう機械だけど、この遊技機が本当に勝ち易かった理由は電チューの返しが4個だったってこと。確変中にジャンジャンバリバリ玉が増えるのでT1Yが1530⇒1560くらいまで見込めました。


いずれにしても(1)低確率、(2)出玉、(3)継続の3つのバランスが素晴らしくって尚且つ、沖4は高ベース。侍は高T1Yという点が評価されてこのような結果になったものと思われます。

(1)仕事人⇒8.47
(2)沖縄4⇒9.59
(3)侍⇒13.02


このようにソフト面ではなくて、ハード面に一定のアドバンテージあったればこその実績なので演出の良し悪しは全部無視して勝ち易さだけを求めていけば、パチンコで勝つことは至極簡単なことであり、これからもそのような考えで遊技すること。そして3個賞球、4個賞球である程度のベースが維持できないと勝てる遊技機にはならないと思ってた私に新しい風を吹き込んだのがエヴァアスという事になるんですけど、この機械が発売された時は個人的には嫌な感情しかありませんでした。


えっ1個賞球なの?

 

連チャン至上主義ではなくて、ベース至上主義の私にとって、この時のエヴァンゲリオン明日への咆哮は発売する前からやる気ナッッシング。パチンコは如何にして他人よりも、お金を使わずにやるかが巧拙の分かれ道と思ってる僕にとっては辛い遊技機。同時期に出た花慶は2個賞球だったから、まだそっちの方がマシ的な考えが脳を支配しておりましてなかなかエヴァアスには気持ちが向かっていかなかった。プレミアム×パチンカー初開催で初めてマリオン10番町で手を出したときに少しだけエヴァの良さも理解は示しましたが2022年はまだまだ海優先。3個賞球の2000カラット優先の脳。エヴァアスはあまり打つ気はなかったです。


ところが


2023年以降徐々に海が駄目になり、ユニコーンが駄目になり残ったのがエヴァアス。どこの店もエヴァアスだけを還元するような風潮。その年の年末にEVA16が発売されましたがシン・エヴァは市場の評価を得られずに稼働はイマイチ。結局南極エヴァはエヴァでもシン・エヴァではなくてエヴァアスじゃないとお客は獲れない。取り込めないということが鮮明化してお店はエヴァアス1本の還元体制となり今日までその流れが続いております。そうなると否が応でも、私も其れに追随するという事ですね。


店がエヴァスしか釘を開けんようになったから
私もエヴァアスしか遊技せんようになってきた。

 

という事で2024年からはエヴァアスを柱として遊技をしているのですが、結果的にはこれが大正解。エヴァアスは空前絶後の高い時給と1回転当たりの稼ぎを生むことになり今ではエヴァアス様様の毎日。どうしてこうなったかを検証すると答えは割と簡単でエヴァアスは1個賞球機でありながら、1個×スタートというベースではなかったから。通常2個賞球機なら分間スタート×2がベース。3個賞球機なら分間スタート×3がベースでしょ。ところがエヴァアスの場合は、BYの入賞ゲージがすこぶる甘いからベースが上がっちゃうんだよね。感覚的には分間スタートが7だと、ヘソベースが7でBYベースも其れと同じくらいになるのね。すると


ヘソ入賞によるベースが7
他穴入賞によるベースが7


ってことでベースが14にもなるんですよ。これはスタートが7の2個賞球機と同じなのね。つまりエヴァアスはヘソ1個賞球機でありながらヘソ2個賞球の機械と同じくらいのベースが維持できるってこと。これは大きなアドバンテージでした。分かるよねこの理屈。もっと簡単に書くと


分間スタートが7であれば1個×7回だから通常時のベースは7
他穴入賞率が1/70であれば100÷70で1.43回入賞。1.43×5個賞球でベースは7.15
※ベースはアウト100個当たりのセーフ玉
※エヴァアスは元ゲージでは他穴入賞率1/60くらい。やや締めて1/70くらいとなる。


これが勝ち易かったひとつの理由。もうひとつは入り口


エヴァアスのST突入率は70%と謳われてるけどこれは全然間違い。正しくは63%が正解で320÷0.63は1/507が入り口の大きさ。320を0.7で割ると457だけどそんなに入り口が広い訳がない。これはちょっと考えれば誰でも分かることだけど、何も考えないか、メーカーのウソ主張を真に受けるバカだけが70%だと思い込んでいて、其れは無双の63%を信じ込んでるのと同じ理屈。だからエヴァアスは大体1/500の機械だって思っとけば良い訳で、この数字はかつての大ヤマト2と同じだよん。北斗無双のST突入率が1/570だったのを考慮するとEVAの1/507は有り難い。これが無双とEVAの違いで私自身も遊技していて無双の頃は赤い絵柄が引けなくて随分と苦労したけど、EVAになってからは再始動青⇒赤はしょっちゅうなので助かってるし、EVAの63%くらいがちょうど良いと思ってるんだ。この数字は大きすぎると突入後白けた出玉多しってことで勝ち難さを感じるだろうし、小さすぎれば牙XXみたいに1/800って引けるはずないやん門前払いになっちまう。だからその中間の1/500くらいがちょうど良いと思う。てんてんさんはいっつも


100凸は素晴らしいって


言うけどさ。100凸にすると、入った時の期待度があまりにも低すぎて駄目なことが多いんだよねえ。期待度が低いっていうよりもショボい出玉で終るSTばっかりを体験する可能性が高いってことだけど、例えば源さん318の韋駄天とか、320の夜桜旋風ね。300個とか400個の出玉を高い連チャンん率で積み上げていっても容易に万発には届かないのであってかえって5000発ハードルが高くなってて草。400個の10連チャンでも4000個だよ。やってられないよね。継続率90%でも10連チャン以下は当たり前だし、5連チャンくらいならしょっちゅうあるよ。韋駄天が出た頃異常なくらい人気が出て高稼働を示した店が結構あったけど、そんな折でも私は冷ややか目線だった。パンチが軽い台は20連チャン以上して初めてまともな出玉となるから、毎回毎回3連から10連くらいで終ってると心が持たないだろうなあってのは分かってたし、流行るのは今だけだとも思ってた。このサイトでも「かなめ」さんというお方が韋駄天の人気は凄い。韋駄天は無双の代りになるかもってコメントしてきたこともあったけど、私の心は冷ややかで内心は大笑いだった。


絶対流行んねえよ。

 

夜桜が100凸の代表格だけど絶対流行らんよね。少ない出玉で3連から5連、ないしは10連以下を貰っても意味ないじゃんか。いくら壁が1/320という大きさでも、何回に1回しか万発超えはないのだから壁の大きさが1/320でも1/500でも1/570でも其れほど大きく変わる訳じゃない。問題は右の出玉バランス。入り口を極端に大きくして1/320とするよりも、入り口は1/500くらいにしてSTに入った時はまあまあの出玉感を感じられるようなスペックの方が勝ち易いと思う。この辺はどれが正解かっていうバランス感覚の話になるけれど


1/507⇒EVAアスが1番で
1/570⇒無双が2番で
1/320⇒夜桜が最下位になるんじゃないの?

 

<入り口の大きさと右の出玉関係>
1/320⇒夜桜、金富士
1/496.5⇒大ヤマト2
1/507⇒エヴァアス
1/533⇒源さん韋駄天
1/570⇒北斗無双
1/600⇒初代雲とかU7
1/800⇒初代牙、サーカス、グール

 

ねっ。100凸で流行った機械って今までにないっしょ。夜桜旋風なんて300個の90%継続すぐポシャるし、金富士って継続率が75%くらい。大ヤマト2はマジ流行ったし、エヴァアスもマジ流行ったから大当たり確率のヒントはこの辺なんだろうと思う。韋駄天も一瞬だけ流行ったけどしょうもないってことがすぐに客にバレて今では誰も見向きもしない。韋駄天は決して長期間高稼働を示せるだけの能力はないってことをホールに示してくれたといえよう。無双の大流行は言うまでもないし、雲とかU7の爆発的な人気は、今でも同じ機械があれば流行ると思うので1/570から1/600くらい。この辺りが確率下限の限界値なのかなって思う。これより下になると


アレジンとおんなじだよ。


からくりサーカスと東京グール


これを1/399っていう奴はおらんよね。1/399じゃないよ1/800だよ。大当たり確率が1/800まで下がると、流石に個人では不可能なレベルまでお金とメンタル追い込まれるんで止めた方が良いと思う。1/800の遊技機を遊技できるのはグループ形成した人たちだけに限られるけど、これに関してはいくら今勝ってたとしても、いつかは大数の法則に従うことになる。だいぶ前に加藤さんっていう一時だけプロやってた人と話してる時1/800のブレはやっぱり凄いなあってことを感じました。


初代牙だから随分昔の話だけど、元々サラリーマンだった加藤さんは何を思ったのか退職しパチンコに染まる。否何かの理由で会社を辞めざるを得なかったからパチンコ生活に染まっていったんだろうけど、彼は初代ガロが出た時にガロしか打たずに1年間で700万も稼いだそうです。恐らくは名古屋栄、今池辺り。キング観光中心の稼働生活と思うけど1年間で700万も稼いだ彼はパチプロになろうと思ったそうですが、世の中はそんなに甘くはなくて翌年の1月に1ヶ月で100万も負けるという地獄を経験しました。前年と比べて回転率はそんなに変わってないってことだけど何せ当たらない。ずーっと嵌りまくって、偶に当たっても単発の方ってのが延々と続いたそうですが月に100万も負けると流石にメンタルがやられてくるし、不正も疑うようになる。前年に700も勝ってるということはただ単に大数の法則に従い始めただけのことと思いますが、やってる本人はそう簡単には割り切れない。単月で100負けた時にこれはパチプロなんてやるもんじゃないなって思い始めたらしいけど、その翌月も同じことをして


50万負けたそうであります。


ここで加藤さんは「もうパチプロは無理!」って結論を出して就職活動。職に就いて今の生活に至るのですが、問題はやっぱり1/800という確率のバラツキ論。年間700も勝つこともあれば、単月で100万、50万と負けることもある。最初の12ヶ月で700稼いで、その後の2ヶ月で150溶かしたから


14ヶ月で550万浮いた訳ですね。


毎月39万円のペースで勝てるんなら良いけど、大きく勝てる時期もあればそうでない時期もあるとパチプロ生活も苦しい。「アレッ、これはちょっと違うぞ」って思い始めた加藤さんは2か月目に50万凹んだ時点でパチプロ生活を断念し、就職活動に戻りました。これが1/800の確率のバラツキですね。初代ガロは勝ち易いと絶賛していたプロも多かったですけど、実際には加藤さんが経験したような上下のブレをみせるのが本当の正体で突き詰めていくと大変な遊技台と思わざるを得ません。これもかつてのアレジンやダイナマイトと同じでしょう。だから私は今のスマパチ。からくりサーカスや東京グール、炎々全てダメだと思うてます。特にからくりとグールは大当たり確率が1/800なので初代ガロと全くおんなじ。ガロを徹底的に放棄した自分としては、サーカス、グールも同じように徹底的に放棄するでしょうね。入り口の大きさが1/800だとやれないなあと思ってます。因みにガロは発売直後、仕事の帰りにちょこっと打って17連チャンしましたが其れっきり。その後は1度も打つことがありませんでした。ベロで玉増やしなんて言うとる場合じゃないっすよ。その前に1/800のバラツキに揺さぶられて没。


<入り口の大きさと右の出玉関係>
1/320⇒夜桜、金富士⇒右×
1/496.5⇒大ヤマト2⇒戦える
1/507⇒エヴァアス⇒戦える
1/533⇒源さん韋駄天⇒右×
1/570⇒北斗無双⇒止めた方が良い
1/600⇒初代雲とかU7⇒無理
1/800⇒初代牙、サーカス、グール⇒無理


やっぱりこれみてると入り口は1/500前後でなければ無理だなあって思うのですが、この辺は遊技機メーカーさんが色々と考えるでしょうからこの先の好転を待つしかありませんが、現状LTとかLT3.0とか言ってる間は無理っぽい。まあスマパチが本当に覇権を獲るためには今のサーカスとかグールでは駄目ですね。時期が来るのを待ちましょう。その内どっかの機械開発員が気付くでしょ。
 

 

 

今度は無双のデータ。私はエヴァアスを打つ時にどんな付き合いが良いのかを見定めたくて。実を言うと爆裂機をやる為の布石として手始めに初代の北斗無双を手掛けていました。無双は3個賞球とはいうものの、ゲージ最悪でお店も回る調整にすることはあまりなくイベント日でも精々6~6.3程度が関の山でした。上記データでは1度だけ7.53ってのがありますが、基本6前後が多いですよね。其れを知ってたから無双を沖4と同じ扱いにするわけがなく、無双は短時間遊技でどうなるかの検証をやっていました。この機械を初めて遊技したのがAパン弘法通。アピタ知立の近く、KEIZ知立の近くの店。特定日だから釘は開けてたんでしょうけどスタートは6.2で初当たり3回取れたけど3回とも右で当たらず撃沈。こんなもんかと思いながらその日は早めに止めたけど、その次に遊技した時に無双の良さをちょっとだけ理解することができました。472嵌りからの11連チャンで45000円勝ち。これに味をしめてしばらくは無双もやってましたけど、この頃から無双は朝イチ2倍嵌りまでを強く意識。同年の12/1はマルハン中川で貯再無制限だから27200円のマイナスってことになってるけどこの日は7500発負け。朝イチ3万円使って550から570で帰るっていうのはこの頃根付いた習性なのですが


概ね3万の負けで帰るってのは今とおんなじです。

 

2018年から2021年までの出来事。全部で17回。この時の北斗無双で得た経験が今に生きています。


<初代北斗無双>
9勝8敗⇒245000円勝ち
平均客滞率124%
平均スタートは6.11
時給4274円
1回転当たりの稼ぎ25.2円

 

無双をやり始めた時には、ST1回獲るまでが目標で、そこで連チャンしある程度の勝ちを確保できたら即止め。最初のSTがショボ連だった時は、次のSTを獲るまでか投資が7500個のどちらか早い方でヤメ。一応2回目のSTを目指して遊技は継続したけど概ね3万円の負けねって思った時点で退店でした。勿論1回も当たらない時もヤメですが、無双の時は667、883、747までは打ったことがあるけれど、概ね570~600でヤメだなってことは強く意識していました。


57.5時間÷17日間で1日平均3.3時間の遊技は今に通じるものがある。この頃から1日3時間程度のパチンコで十分だなって思いながらやってましたけど、都合17日間のパチンコを振り返ると、無双はまあまあ勝ってます。サンプルが少ないとは言うものの、時給4274円、1回転当たりの稼ぎ25.2円は望外の極み。普段は3時間パチンコにしてるからデカイ勝ちはないけれど、朝イチ少額投資で10連以上した時だけ、しつこく食い下がり。2019年のお盆みたいに、展開に恵まれそうになった時だけ3時間⇒6時間⇒9時間と引っ張って19万勝ち素晴らしい。展開が良い時だけ残業することで勝ちを大きく膨らませ、其れが結果的には高時給につながるという事で、まっこと良いとこだけを切り取った自分勝手なパチンコを完成させることができました。朝イチ短時間遊技の1番の強みは自分に都合の良い時だけ残業し勝ちを大きく膨らませること。同じ短時間でも閉店前の短時間とはそこが違います。勿論、朝イチ出玉を飲ませるか膨らませるかの巧拙は個人差があり、運にも左右されるので危険をはらんでおりますが其れは割り切るしかありあせん。悔しいと思う奴は短時間遊技には振れません。

 

2018年以降


無双を17回やったところで、爆裂機はこのやり方で勝っていけるんだなってことを実感し其れをエヴァアスに継承したという事です。北斗で時給4200円を叩く過程で、この手の台は長い時間やる必要はないし、朝イチの3時間勝負でも其れなりに勝っていけるんだという結論に至ります。結局無双の平均スタート回数は6.112ですがこの時はBY入賞をゼロとみなした数字です(数えていません)。

<北斗無双>
BYを0と置くと
分間スタート6.112はスタート率100/6.112⇒16.36
16.36-3⇒13.36
250÷13.36⇒18.71/K
3個賞球機ですからベースは
6.112×3⇒18.34


エヴァアスのBY入賞率が1/70と仮定すると、19.67/K環境では
<エヴァアス>
BY入賞回数をb、スタート率をaと置くと
(2500+196.7+5b)/b=70
bは41.5
(2500+196.7+5b)/196.7=a
196.7a=2904.2
a=14.76
アウト玉が2904.2個で賞球が404.2だから
ベースは13.92
※ベースって意味が分かりますか?404.2を2904.2で割ると13.92%玉が還ってくるって意味ですよ。

 

私個人の遊技実績では千円当たりの平均回転数は19.67/Kでしたが、BY入賞率を仮に1/70とすると
スタート率は14.76で
ベースは13.92
千円スタートは19.67/Kでした。

 

無双と比べると確かにベースは18.34⇒13.92ですから低いですが、千円当たりの回転数は18.71⇒19.67と増えてますので十分戦えるのではないかと思うのです。これを見ただけでエヴァアスが無双の代りになるというのは分かるので、EVAに無双と同じ戦い方を適用し取り組んできた訳ですが、この考え方はベリーグーでした。


無双は僅か17回だけの遊技サンプルで
時給4274円
低確1回転当たりの稼ぎ25.2円だけど


エヴァアスは200回以上の遊技サンプルで
時給3132円
低確1回転当たりの稼ぎ18.05円


これはもうEVAの勝ちと言って良いでしょう。

 

過去20年間で10万回転か其れ以上稼働してきた機種10機種の中で、エヴァアスの稼ぎは極めて突出しています。割と勝ち易かったのはスペックが甘かった、仕事人Ⅲ、沖縄4、七人の侍なのですが

(1)仕事人⇒8.47
(2)沖縄4⇒9.59
(3)侍⇒13.02




(4)エヴァアス⇒18.05


1回転当たりの稼ぎが過去の名作と比較しても極めて高い数字を指し示しています。勿論、過去の名作は毎日10時間遊技だったけれどエヴァアスは平均3時間くらいなので長時間遊技と短時間遊技との「差」はあるでしょう。だけど日毎長い時間やるのが短い時間に変わったとはいえ、積み重ねた時間の合計は同じくらいなのだから言い訳無用。やっぱり仕事人よりも、沖縄4よりも、七人の侍よりもエヴァアスの方が圧倒的に勝ち易かったというのは感じています。従って過去最高の「稼ぎ」を生み出したのがエヴァンゲリオン明日への咆哮であり、過去最高の名機にもなりつつある。2017年まで海一辺倒だったボクが海との決別を考え始めるようになったのが2018年頃。そこでその年の7月に初めて手を出したのが北斗無双で以降徐々にやっていって2018~2021年までに都合17回遊技した結果、短時間遊技でもなんとかなると感じ其れをEVAに適用した訳。従っていきなりEVAで今のようなやり方を求めたのではなくて無双で新しい打ち方を試験的に実施して「このやり方なら勝てる」って思ったからこそ今があるんですけど、その打ち方はこの4年間で徐々に固まっていきほぼ完成したと思ってます。去年は私が遊技する午前中の3時間と、その台における終日結果を1年間追い続けその結果を比較したところ、12時間遊技した結果よりも、私の個人成績の方が数十万円稼ぎが上回りました。午前中の2時間、3時間のパチンコが12時間パチンコに打ち勝ったという事はひとつの可能性を示しています。期待値を追うだけがパチンコではないと。従来当たり前だとされていた勝ち方では6万、7万、8万負けが頻発する。だけどボクは負けの最大値は29000円で勝ちの最大値は無限大。EVAに関して言えば、このやり方がベストだと思う。

 

無双とEVAを単純比較すると


やっぱり無双の入り口は1/570だったけど、EVAの入り口は1/507ってのがアドバンテージある。入り口の大きさがエヴァアスはちょうど良かったと思ってるし、其れが勝ち易さの源になっています。だから今後どれをメインに据えていくかと言われても、エヴァアスの入り口1/507を参考にすると言わざるを得ない。入り口がエヴァアスに近い大きさで、右の出玉は3Rとか4RではなくてALL10Rのようなタイプ。そういう機械が出てくれば、多分私の稼ぎ頭として大事にしていくと思う。


こればっかりは私には自由がない。


遊技機を開発している人たちが、其れに気付いてくれるのを待つことになると思う。


スマパチで入り口が1/500で右の出玉が1400ALL


今後の遊技機開発は、其れが答えだと思うけどな。


可愛い顔してあの子割とやるもんだねと…

私待つわ いつまでも待つわ
たとえ貴方が 振り向いてくれなくても
待つわ いつまでも待つわ
機械開発者がこれに気付くまで

コメント

  1. 村上亀吉より:

    ゴーニィ様
    連投ご苦労様です

    渾身の保存版級の記事でした
    私は1個賞球の表面上しか見てませんでした

    業界の行く末がどうなるのか、私なぞには想像もつきませんが、どうぞお身体お大事にお過ごしください

    2025年9月10日 PM 11:17

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