DO OR DIE








IN THE MIDDLE OF THE NIGHT.
WHEN THE ANGELS SCREAM.
真夜中天使たちが叫ぶとき
I DON’T WANT TO LIVE A LIE THAT I BELIEVE.
TIME DO OR DIE.
俺は嘘を信じて生きたくない
やるかやられるかを選ぶ時だ
I WILL NEVER FORGET THE MOMENT,THE MOMENT.
俺は永遠にあの瞬間を忘れない
AND THE STORY GOES ON ON ON….
そして物語は続いていく
THAT’S HOW THE STORY GOES.
そうやって物語は続いて行くんだ
YOU AND ILL NEVER DIE.IT’S A DARK EMBRACE.
君と俺は絶対に死なない 暗黒に包まれて
IN THE BEGINNING WAS LIFE,A DRAWING AGE.
TIME TO BO ALIVE.
1番の始まりは生命だった。生きるべき時だ。
I WILL NEVER FORGET THE MOMENT,THE MOMENT.
俺は永遠にあの瞬間を忘れない
I WILL NEVER FORGET THIS NIGHT.
WE SING.WE SING.
俺はあの夜を忘れない。俺たちは歌うんだ
THAT’S HOW THE STORY GOES.
そうやって物語は続いて行くんだ
FATE IS COMING,THAT I KNOW.
運命が近づいてくる俺は知っている
TIME IS RUNNIG,GOT TO GO.
時間がなくなっていく行かなければ
FATE IS COMING,THAT I KNOW.
運命が近づいてくる俺は知っている
LET IT GO.
さあ行こう
HERE RIGHT NOW
今この場所で
UNDER THE BANNER OF HEAVEN,WE DREAM OUT LOUD
天国の旗の下で俺たちは夢を叫ぶ
DO OR DIE, AND THE STORY GOES
ON…ON…ON…
やるかやられるか。物語は続いていく
THIS IS THE STORY
これこそが物語だ
FATE IS COMING,THAT I KNOW.
THIS IS THE STORY
運命が近づいてくる俺は知っている
これこそが物語だ
TIME IS RUNNIG,GOT TO GO.
THIS IS THE STORY
時間がなくなっていく行かなければ
これこそが物語だ
LET IT GO.
さあ行こう
HERE RIGHT NOW
今この場所で
UNDER THE BANNER OF HEAVEN,WE DREAM OUT LOUD
天国の旗の下で俺たちは夢を叫ぶ
DREAM OUT LOUD
叫ぶんだ




2025年6月16日(現地)に二刀流が戻ってきた。
この日のドジャースタジアムには、かつてエンゼルスタジアムで大谷投手が登板する時に流れていた曲が鳴り響いた。
DO OR DIE
やるかやられるか
生きるか死ぬか
のるかそるか
大谷はこの曲を自分のテーマソングとして愛した。そしてNHKのBS-1でもエンディングの音楽はこのDO OE DIEだった。私がBS-1でMLBの試合を観るようになった時は毎回この音楽が流れていたんで、てっきりこの曲はNHKが選んだんだと思ってたけど其れは違った。BS-1の主役は大谷選手なのでその曲を選曲したんだろう。今ではもうこの音楽は別のものに変わっちまったけど、ホームで大谷選手がマウンドに上がるときには毎回この曲が流れる。嬉しい限りだ。
最初の頃は1イニング限定だった。
其れが1回、2回、3回、4回、5回と段々と回数が伸びていき、球数も増えていく。
9月の後半には完全に投手として投げれるようになったということだろう。思えば今年は投手をやるようになったと同時期に打撃では不調。スイングのスピードが上がらずに苦労する姿があった。投手としても万全ではなかった。真夏のシンシナティは想像以上に暑いらしい。夏場のシンシナティとデンバーの時だけは不調だった。特に高地デンバーでマウンドに上がった時はコロラド・ロッキーズ打線に滅多打ちにあった。恐らくはメジャーで投げるようになってから初めての滅多打ちにあった。あの日のデンバーは高温多湿。36度の暑さに加えて湿度は25%くらいしかなかったからやる前から危険な状態。然も空気は薄いので打球は跳ねる。何よりも空気抵抗がないということは大谷の変化球が曲がらないということでもある。
クアーズ・フィールド
ペトコ・パーク
ドジャースタジアム
色赤いのが数値が高いこと。青いのが数値が低いことを示す。クアーズ・フィールドは奪三振以外はすべてが赤色である。超がつくほどのバッターズ・フィールド。三振は取りにくいけど、ヒット、2塁打、3塁打は本当に出易い。その下がペトコ・パーク。対照的な投手有利の球場である。ここでは三振だけが赤で其れ以外は青である。その下がドジャースタジアム。今では本塁打が出易い球場となっているけどちょっと前までは、本塁打さえ出難いピッチャーズ・フィールドだった。2010年代の後半から本塁打だけが真っ赤に染まる。
この3球場の色を見ただけでも、クアーズは危険な球場である。
変化球が曲がらないクアーズ・フィールドで投手大谷は打ち込まれた。原因は其れだけではなくて、暑さによる疲労。身体が重い、球が走らない。事実初回から大量の汗をかき彼は苦しんでいた。シンシナティの時も大量の汗。どうやらエンゼルス時代の二刀流とは違うようである。30歳を過ぎた二刀流は大変つらいのではないか?7月8月の登板では、3回あたりから顔に汗をかくシーンがよく見られた。来年以降、夏場の二刀流は考える必要があろう。
然しながら気温が下がるにつれて大谷投手は、徐々に往年の輝きを取り戻しつつある。
ポスト・シーズンに入ってからは長いイニングを投げられている。強敵フィリーズとの対戦では、2回に3失点があったけどそれ以外は無双状態。6イニングを投げて3安打しか打たれず勝ち投手になった。この試合の出力は今まででも最高の部類。球威、制球と変化球の切れはかつての投球内容とほぼ変わらない。エンゼルス時代の姿が戻ってきたのだ。
100マイルの速球と横にも縦にも曲がる変化球の切れ
全てにおいてレベルの高い投球ができるのが彼の持ち味。コーナーの四隅をつくコントロールは山本。スプリットの落下幅は佐々木に分があるが、大谷には其れ以外に縦と横両方で大きく曲がる変化球があるのが特徴。
真っすぐ
シンカー
横スライダー
縦スライダー
カットボール
スプリット
カーブ
7色の変化球を自由に操る。其れが最大限に生きたのが、リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ第4戦。ブリュワーズに3連勝して王手を賭けた試合で彼の持ち味はいかんなく発揮された。この試合は開始早々ブライス・チュラングに四球を出してどうなるかと思ったが、チョリオとイエリッチは真っすぐ。コントレラスには横に大きく曲がるスライダーで空振りの三振。三者連続三振を奪って上々の立ち上がりだった。その裏僕はパチ屋のテレビで大谷の打席を観る事になった。相手は左のキンタナ。
スライダーが外に外れて1-3。5球目内に真っすぐが来たがファール。次の6球目、スライダーがインコースから真ん中に寄ってきたところを捉えるとあっという間にライトスタンドに飛び込んだ。130m級の特大の一発だった。このあとの後続もつないでこの回3点を奪い試合の主導権を握る。2点目と3点目も有難かったけれど、何といっても大谷のホームランで打線が活気づいた。
2回表、3回表、4回表も無難に抑えてその裏
相手はチャド・パトリック。メジャー1年目の投手だけど、カブスとの対戦では好投している。2死ランナーなしで大谷。この打席では真ん中からインコースに食い込んでくるカットボールを捉えると右中間の観客席を飛び越して、屋根に当たって外に出た。場外ホームランだった。142.9m特大の一発で4-0とリードした。まだまだ予断は許さないが、このまま5回6回とゼロを重ねるとこの試合は多分勝つだろう。5回も6回も三者凡退に抑えて迎えた7回。
このシリーズ不調のイエリッチに2-2からのスプリットが落ち過ぎてボール。次に投げた外の真っすぐが抜けてボールになってフォアボール。勿体無い四球だと思う。もっと簡単に討ち取れたのではないかと見ていて思ったが、徐々に外角に投げる真っすぐが抜けてボールになりつつあると感じた。次の打者はコントレラス。この試合では2打席とも横のスライダーで空振りの三振を奪っている。この打席でも2-0から外のスライダーを投げたが2球とも良いところに投げたのに、見逃された。流石に3打席目ともなると相手も承知ってことか。2-3となって投げたスライダーがインコースから真ん中に入ってしまってセンターの前に運ばれた。これが100球目。ロバーツ監督はここで交代の判断となった。
あとを引き継いだベシアが討ち取って無得点。これでほぼ勝利が約束された。
7回の表に、四球とヒットでノーアウト12塁とされたのが痛かったけれど、結局この日は6回と0/3を投げて無失点。先発投手としてはほぼ完璧な内容でマウンドを降りる。
6イニングを100球
被安打2、奪三振10
自責点0
クオリティスタートを完成させてその裏の打席。マーフィー監督は4点差がありながらも、守護神のタイラー・メギルをマウンドに送る。100マイルの真っすぐとナックルカーブを外に集める。2-1と追い込まれた後の4球目。インコースの真っすぐを捉えると打球はセンターの左に一直線。この日3本目のホームランとなった。
打者としては3打数連続本塁打
かつて3打席連続本塁打でワールド・シリーズのMVPとなったレジー・ジャクソンも真っ青。大谷選手は3本のホームランの上に、投手として6回をゼロ封している。素晴らしい。これ以上のパフォーマンスがあるだろうか?※レベルは違うけど堀内恒夫はデビュー2年目にノーヒットノーランをやった。その試合で彼は3打席連続ホームランを打った。まあ後楽園球場だけどね。
この日、大谷翔平は神になった。
DO OR DIE.
大谷選手が好きなこの曲には、彼の投手としても思いが込められている。相手打者との勝負は常にやるかやられるかだ。自分の投球が良ければ相手をヤレルし、自分の投球に落ち度があればヤラレル。やはり彼は打者としてのパフォーマンスよりも、投手の方が似合っている。世界最高のピッチャーだ。正直言ってこのパフォーマンスがいつまで続くのかは分からない。今年だって夏場の投球には不安を露呈した。シンシナティの酷暑。砂漠デンバーの酷暑と低湿度。厳しい気象条件の元では球威が走らないし体力がもたない。いつかは限界を感じる時が来るだろう。だけど大谷が投げるという限りは応援しようじゃないか。
投球は常にやるかやられるかだ。
この日の第一打席をパチ屋のテレビで観ていて感動した。時にパチンコも当たらない日が続くと止めたくなる。期待値があっても行くのが面倒だなって思いながらのパチンコだった。
パチンコは常にやるかやられるかだ。
この日のパチンコは朝イチの当たりが20連チャンした。大谷さんの6回無失点とホームラン3連発を観て俺もやる気になったかな。当たりとハズレに悩みながらこうして1年間が過ぎていく。だけど歩みを止めてしまえば後退はあっても進歩はない。常にやるかやられるかだと思うけどパチンコの挑戦はいつまでも続く。生きてる限りは永遠だ。
DOBERMAN INFINITY <DO OR DIE>
/postcontent-editor/uploads/22/files/SOUND/%E2%98%86Shohei%20Ohtani%E2%98%86%20Do%20Or%20Die.mp3



