小当たりRUSHの開発意義についてまとめた記事を過去にUPしていますが、この内容を保存版として記録を残すことにしましたので一度その記事をお読みいただきたいと思います。過去を振り返るともう一度読み直したいと思えるのが結構あるんでこれからも保存版に該当させることはあるかもしれません。

佐々木朗希投手が8回でマウンドを降りたことで世の中は、喧々諤々の議論が巻き起こっています。2試合連続完封、完全試合って有り得るんって感じなのですが、私は今しかできないことってある思うんです。102球という球数を考えたという言い分よりも、今しかやれないでしょ？っていうロマンを追求して欲しかったですね。もう2度と現われない記録に立ち向かっていく投手の心理とか、見てるファンの心理とか、野球関係者全員の思いとかを考えたら体の心配、肩の心配、将来の心配よりも2試合連続完全試合にチャレンジしてもらいたかったですね。よしんば9回裏のロッテの攻撃がゼロで終わったとしても、一応9回投げ切ったというのが区切りとなるはずで、2試合連続9イニングパーフェクトっていう記録は残ると思うんですよね。あと1イニング投げることがそんなに将来の不安につながるのでしょうか？マウンドにあげてヒット打たれるショックってのは勿論あると思うし、負け投手になる可能性も秘めてはいるけれどそんなもんより何よりもミスターパーフェクト。

長嶋監督だったら絶対マウンドにあげてたと思う。

大記録は狙わないと達成できません。役満は狙わないと和了できません。国士も九連宝燈も狙わないと大願成就できません。体の健康を考えるのは大事なれど、いつもいつもそればかりでは芸がなさすぎる。プロ野球の選手や監督は勝つためのプロだけど、それ以上にファンあってのプロだからロマンを追求して欲しいですよ。ってロマンのないパチンコばっかり打ってるお前が言うなって。もう少し待っとれいや。

俺にだってロマンはある。

最近はぐれ刑事純情派の数字にまつわる記事を書いているときに、時短恩恵というものを改めて計算してみようと思うことがあったので、本日はこの話題から。時短というものは玉が減ってはその授かる恩恵は少なくなってしまうので、本当に玉が増える、増えない、減る、激減りするは死活問題でありますが、ここで何度も取り上げてきたようにセーフ÷アウトが1を超えてはならないと規則に明示されていることから増えるというのは今後は有り得ないことと思います。従って減る事が前提で物事が進んでいくとは思いますが、玉増えご法度のご時世によりまして、そもそも時短を付けないという機械も増えてきたし、ユーザーからも強い支持を得るようなことも起きています。では時短はあった方が良いのでしょうか？ない方が良いのでしょうか？時短100と時短120ではどれくらい変わるのでしょうか？

上記画像データは沖縄5になってからの実践記録ですが15戦して負けたのは1/9(日)。朝イチから1500嵌ったときだけです。つまりこの機械では駄目だ駄目だといい続けてきたけれど実際には14勝1敗なので戦績は悪くはないんです。ただし玉が減りすぎるから極端に短時間稼動になっているだけ。もうちょっと長い時間やっても良いかとは思う。
 

時短回数が常に104回転であった時代を想定した内容に置き換えているのでご注意願います。数字の見方が分かり難いので補足しておきますが､初っ端に遊技した日を見てもらいたいです。去年の7/11(日)のデータに注目。ここで通常当(A)の1893というのは､742+454+697のことです｡この間に当たった2回のことをヘソ(1)としています。時短当(B)の202は30+80+92のことです。引戻(2)はその間に3回当ったということです。この日は時短中の抽選が410回で、それ以外の低確抽選が1685。合計で2095回転で初当たり5回ということになります。

7/11(日)の遊技記録
1893回転で初当たり2回
202回転で初当たり3回(時短中に当たった分)
合計2095回転で初当たり5回

これで見ると15回のサンプルでは時短中に当たった回転数の平均値は835÷15で55.67回です。この数字が時短回数の約半分であるという言い分はほぼ当たってますね。そしてこの15回の遊技では、低確率は14497回転の抽選で46回の当たりという事で大当たり確率は1/315.2となってます。ほぼ額面に近い数字ですね。14497回のうち、時短中に回せたのが4059回転なので自力では10438回転という事になります。。大当たり確率は46/14497ではなくて、46/10438ってことですね。

1/315.2ではなくて1/320と見立てましょう。そうすると
45.3/14497⇒1/320
時短を引くと45.3/10438⇒1/230です。
つまり沖縄4の大当たり確率は1/320ではなくて1/230ってことです。
※低確全体の72%が自力回転数です。

勿論ここまでの言い分は沖縄4とか大海4までのスペック。時短回数が100回しかなかった時代にはこのような考え方をしていました。ところが今の沖縄5とか大海SPには確変終了後の時短は124回あるので、上述した数字よりも時短恩恵が少し大きくなっています。今日は時間回数が104回転だった頃と、今の沖縄とでどれほど時短恩恵が変わるかってことがテーマであります。では次の画像をご覧ください。

今度は確変が終わった後の時短回数を124回転とした数字の分析です。分析するのに基づくデータはどちらも同じなのですが、先ほどの画像では無理やり確変時短を104として計算を行っていました。従って本来はこちらのデータが正しい数字ですが、先ほどよりも540回転も時短回数が多いですね。低確率総回転数に占める割合は、先ほどが4059/14497で0.280。今度は4599/14497で0.317。いずれも額面数字に近いものが出てるんですけど、これによると大当たり確率は次のようになります。

45.3/14497⇒1/320
時短を引くと45.3/9898⇒1/218です。
つまり沖縄5の大当たり確率は1/320ではなくて1/218ってことです。
※低確全体の68.3%が自力回転数です。

僅か15回の短時間遊技による実践結果なんですけど、こと時短の回数に関してはかなり額面通りの数字に近づいております。時短が常に104回転の時には理論上0.278⇒0.280という事でニアイコール。時短が常に124回転の時は理論上0.322ですが、実際には確変終了後だけが124回転なのでこの数字は0.310程度になるはずでこれもニアイコールです。どちらもニアイコールになっていることに気付いたから本日はこのデータを用いて説明してるわけです。貰える時短回数が理論値と実際の経験値とで近似値だったから、その分を差し引いた大当たり確率の比較というお話をしています。

そうでなければ初当たりの回数は46のままで説明を推し進めるべきです。

初当たり回数と低確率回数の比較でぴったし1/320になるように数字を揃えて、時短恩恵を説明したいと思いました。

時短回数の104はとてつもなく大きい恩恵です。大当たり確率分母が100少なくなるほどの効果があります。1/320と1/220ではまるで意味が違ってくるでしょう。巷では漆黒の衝撃ライトミドルとかサイボーグ009ライトミドル。はぐれ刑事純情派ライトミドルとか申しておりますが、このようなお話はとんでもない虚構ですね。本当にライトミドルというべきは、

今の1/200機ではなくて

沖縄5とか大海SPですね。

今まで計算するのが面倒だったから、時短が常に104の時と、今回のように確変時短が124になったときとの比較をしませんでしたが、今回比較してみるとかなりの違いがあることが分かりました。確率分母が10も違ってくるとなると捨てておけません。ただしこれは玉減りがなかったらというお話。沖縄のように玉減りが酷い遊技機の場合は、恩恵も少なくなるので有難い、有難いとは言えませんが遊技機本来の性能を損なわず遊技できる環境があるのならばこの恩恵はかなり有難いです。

沖縄4とか大海4の時代は1/320⇒1/230だった。
沖縄5とか大海SPでは1/320⇒1/220になる。

ところが同じ沖縄でも今度出る夜桜旋風とか桜バージョン320では、このような恩恵は受けられず大当たり確率は1/320のまんまです。これが海の320ST機は打ってはならないという理由です。海でも打っても良い台もあれば、打ってはならない台もある。時短が104とか124あれば大当たり確率分母を100～110も減らしてくれるのに対して、海のST機は時短がなければ大当たり確率分母の低減はありません。

同じような理屈で
(1)大工の源さん320
(2)機動戦士ガンダムユニコーン
(3)ガロ
(4)ルパン三世
(1)から(4)もまた大当たり確率は1/320のまんまです。

(1)エヴァンゲリオン
(2)北斗無双
(3)真・花の慶次3
この3つは一応時短つきますが、海よりは時短恩恵が少ないです。初当たりでRUSHを引いちゃえば時短はないからです。

現行の沖縄5と大海SPは
(1)当たり確率分母を110減らすほどの時短恩恵。
(2)特別図柄1当たりで1350個の出玉がある。
(3)ヘソ3個賞球で高いベースが期待できる。

ヘソキングと呼んでますけれど、本当にこの機械の恩恵は計り知れないほど大きいです。何故世の中のマジョリティが、このような3つの恩恵を無視するのかは分からないけれど、大当たり確率が1/320ってたってジャンル分けをすると3つくらいに分かれるし、それぞれの大当たり確率を自分で計算しておかないと大変損をすることになりますね。ミドルと言えるのがどの機械かは分かりませんが、少なくとも私の考えでは現行の沖縄5とか大海SPはミドルとは思っていないです。ライトミドルです。大当たり確率が1/220～1/230は昔の保留玉連チャン機とほぼ同じくらいの数字なので、やっぱり勝ち易い遊技機ってのはこの辺の数字になるんだろうなと思ってる。

(1)時短なし320
(2)1/2RUSH突入で時短付き320
(3)海系320

(1)は明らかに1/320。(3)は1/220～1/230。では今度は(2)の大当たり確率も一度は真面目に考えてみようかと思います。このジャンルは突入が50%、55%、59%と色々あるだけにそれぞれ大当たり確率は変わりますけど、概ね1/270～1/280くらいになるのではないかと予想しています。この数字が1/250を下回ればかなりギャンブル性の強い遊技機になってしまうので、現行の慶次とかエヴァでもかなりキツイ遊技機となります。皆様も一度本当の大当たり確率というか、時短を差し引いた実質的な大当たり確率はご自分の手で計算された方がよろしいかと思いますよ。現実問題として、沖縄5と大海SPは1/220のライトミドル。これに対して1/200とうたいつつもウソばっかしの、サイボーグ009と漆黒の衝撃2とはぐれ刑事純情派なんてクソの塊。1/200ではなくて実質1/500以下の大バクチ台。じゃあ何で漆黒2はやったのかというと、C時短の仕組みが複雑で一度その正体を自分の目で確かめたかったから。仕組みが分かればもういいよであれから1度も触っていないし打つ人間はバカだと思ってる。1/200のシンフォギアとかAKBフェスティバルとか1/230の乃木坂も打ってはならぬ遊技台。こちらは1/200の1/2RUSH突入だから実質大当り確率は1/400

(1)沖縄5と大海SP⇒1/220
(2)シンフォギアとAKBフェス⇒1/400
(3)009と漆黒2とはぐれ⇒1/500～1/600

自分の頭で考える。

まずはそこから。