西陣追悼特集・羽根モノ編

どもども、確定申告が終わって一息&ブルーモードのシゲキです。世の中では「多くの企業が賃上げを実施」とか言っているケド、右肩下がりのパチンコ業界&出版業界に従事している自分にとっては別世界の話。原稿料が上がらないのに、物価ばかり上がって「ひぃ〜っ」って感じなのだ。

そんな中での巨星墜つ…。まあ今年に入って保通協に台を持ち込んでいないからヤバいとは思っていたケド、西陣の廃業は寂しいことこの上ナシ。かつて三共・平和と並んで3大メーカーと称されていた時代には思いもよらなかったことですね。

なんか物悲しくて電話もかけられないケド、西陣の社員の方が無事に次のステージを見つけることができたらいいなぁ…と陰ながら思う次第。ごくごく一部を除いて、みんな良い人が多かったメーカーだし(T_T)。

 

さて、というわけで本題。数多くの名機を長年にわたって輩出し、業界を支えてきた同社を振り返るべく、これから3回くらいは西陣を偲んでの追悼特集とまいりましょうか。初回は西陣といえば羽根モノ、羽根モノといえば西陣…とまで言われた羽根モノ編。秘蔵のパチンコ写真倉庫を漁って、シゲキ的名機を掲載してまいりましょう。

 

スペースジャガー13とレッドライオンの写真

『スペースジャガー』は西陣の羽根モノ1号機。そして『レッドライオン』は保通協ができた後の西陣の1号機だケド…すみません。写真があったからちょっと格好をつけて載せただけで、実は一度も打ったことないや。なんせ私が初めてパチンコを打ったのは1990年のことだし。当時を知る人いわく、どちらもヒット機種というか特に後者は15万台以上売れた特大人気機種で、クセの良い台を打てれば絶対に勝てた…とのことでした。

 

スーパーブラザース

スーパーブラザースの写真だぁ

さて、ここからは実際に打ったことのあるシゲキ的名機の本番。『スーパーブラザース』は初めて役モノに磁石を用いた革新的な台。どっかで見たことのあるようなヒーローが描かれたセルが時代を感じさせますね。回転体に描かれたマークの一部に磁石があり、玉が付けばV入賞濃厚! 多くのホールに導入された大ヒット機種でした。

 

ザ・拳法

西陣のザ・拳法の写真

ラウンド中のカンフーおじさんが楽しい機種。足で踏んづけた玉がV入賞する様は「さすが西陣!」の一言だったのだ。

 

桃太郎

西陣の桃太郎の写真 パチンコ

羽根の部分がパカッと開く桃になってるのが打ち気をソソる台。回転盤での不規則な玉の動きも羽根モノらしくてGOOD!

 

マッハシュート13

西陣のマッハシュート13の写真 パチンコ

回転盤を使用したヒット機種。三洋の『スタジアム』をリスペクトした役モノだけど、V入賞の瞬間が見た目にわかりやすいのがステキ! 恐らく今だったらV入賞や継続を狙う止め打ち攻略ができたかも…なんて思うケド、当時はそんなことを考えずにアツくなっていた覚えがあるのだ。

 

魔界組

西陣の魔界組の写真 パチンコ

キョンシー役モノが腕の間に玉を乗せて前進する様が超カワイイっ! たまにV入賞をハズしまくる役立たずのキョンシーもいたケド、それもまたご愛嬌!?

 

パチンコ大賞13

西陣のパチンコ大賞13の写真 パチンコ

これ以降は私がパチプロになってからも打っていた&稼がせて頂いた台。オヤジが頭上にかかげたドル箱内の玉を一気にぶちまける様は、まさに「パチンコ最高!」と思わずにはいられない快感が味わえたのだ。

 

おジョーズランド

西陣のおジョーズランドの写真 パチンコ

サメが玉を運ぶ様と、5つ穴の回転体が連動した様が楽しい機種。アタッカータイプの羽根や、左右非対称な役モノも当時としては異色でした。

 

スケボーキッズ13

西陣のスケボーキッズ13の写真 パチンコ

スケボー少年の自在な動きに「すげー!」と思わせられた台。確か大きく動いた時ほどV入賞率が高くて、最大で360度動いちゃうことも!

 

ドッカン島13

西陣のドッカン島13の写真 パチンコ

左右の海賊がドッカンドッカンと玉を打ち出す様が素直に楽しい機種。よくパンクするケド、飲み屋が開くまでの時間潰しとして、しばしば遊ばせてもらいました。

 

Mr.フォール13

西陣のミスターフォールの写真 Mr.フォール パチンコ

手の上に乗せた玉をバックドロップで背後にポーン♪ 投げさえすれば基本はV入賞するものの、たまに投げた玉がVをハズすことがあって、コンチクショー…と、良い意味で腹の立つ台でした。

 

もちあげ隊

西陣のもちあげ隊の写真 パチンコ

3匹のお猿さんがバケツリレーでエッサホイサと玉を持ち上げてV入賞を目指す一台。たまに…というか結構、持ち上げるのが下手クソな猿が多かった覚えがあるのだ。

 

…って、1990年までの羽根モノを載せただけで、文字量とスペースが一杯になっちゃった。91年からはラウンド継続回数が最大15回となる新要件機が登場するのだけれど、それは次回コラムでの紹介かな。

 

ではでは…と思ったケド、軽く宣伝をば。3月28日にガイドワークスから『パチンコ必勝ガイド極上PLUS vol.4』という雑誌が発売予定。西陣名機の大特集もあるとのことなので、お気が向いた方はぜひ一冊!

ではまた次回です♪

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