日遊協人材フォーラム、採用をテーマに議論

日遊協（庄司孝輝会長）は7月19日、東京都中央区の同協会会議室で「第8回人材育成フォーラム」を開催。
同フォーラムは会員企業の人事担当者が課題を共有し、情報交換することを目的にディスカッションや講演を行うもので、19社27人が参加した。
今回のテーマは「採用」。人材育成委員会の岸野誠人担当理事は「パチンコ産業で30万人の雇用があるといわれるが、その根幹となるのが採用。業界の活性化につながるような身のある話し合いをしてほしい」とあいさつ。
続いて、採用コンサルティング企業・コヨーテの菊池龍之社長が講演。「会社説明会のエントリー数を増やそうとする努力は、もはやナンセンス。それよりも、入社までの選考段階で辞退者数を減らすことが肝要」と述べ、企業と応募者の心理的距離を近づける有効な手段として、短い間に会社に何度も足を運ばせることや、面接以外の部分で応募者とのコミュニケーションを増やすことなどを提案した。

提供元:プレイグラフ