21世紀会がクラスター報道でテレビ局に要望書

全日遊連（阿部恭久理事長）は8月16日、各都府県方面遊協に「TBSテレビ及びフジテレビジョン配信記事に対する要望書の送付について」と題した文書を発出。

「TBS NEWS」、並びに「FNN プライムオンライン」が同10日に配信した記事中に、西村康稔経済再生担当相が「パチンコ店、ゲームセンターなどでもクラスターが起きていると警戒感を示した」旨の記載があったことから、パチンコ・パチスロ産業21世紀会が「パチンコ利用者の間でクラスターが発生した」ように誤解されかねないとして、同13日付で両社に対し、丁寧な編集を求める要望書を送付したことを伝えた。21世紀会が内閣官房に西村大臣の発言内容を確認したところ、バックヤードにおいて従業員間で感染が広がった事例を含めて紹介し、警鐘を鳴らしたもので、来店客の間でクラスターが発生したホールの事例は報告されていないことも確認したという。

その上で、全日遊連では、誤解を招く記事を出させないためにも、店内外におけるホール従業員の会食を慎重に判断することや家庭内感染への十分な注意を呼びかけている。

提供元:プレイグラフ