アルゼ決算　ハナビシリーズで販売台数大幅増に

アルゼは26日、平成20年3月期の決算を発表。連結の売上高は721億3300万円(前年同期比102.7%増)、営業利益は150億3500万円、経常利益は222億5800万円に。また、持分法適用会社であるウィン・リゾーツ社の増資によるみなし売却益の発生や、持分法投資損失の減少などにより、当期純利益は375億3800万円(前年同期比309.4%増)と急増した。

パチンコ・パチスロ事業では、約16万6000台を販売・約2万7000台のソフト交換サービスを行ない、売上高が660億0300万円(前年同期比114.2%)、営業利益が246億7500万円(前年同期比335.1%増)となった。『青ドン』が9万台、『赤ドン』が6万台と大ヒットしたことが販売台数増加に大きく貢献した。

次期の見通しでは、パチンコ・パチスロ事業では通期で25万台の市場導入を目標としている。平成21年3月期の連結業績については、売上高を750億円(前期比4.0%増)、営業利益を200億円(同33.0%増)、経常利益を259億円(同16.4%増)と予想した。